
昨日は在宅ワークで1日自宅で仕事を。
そんな中、ネット通販で注文していた
補修用電子部品が届いたので休憩時間に
家電の修理をしてみました。

今回の患者はこちら。
独身時代に2K37インチTV&ラックシアターと一緒に購入した
パナソニック製のブルーレイレコーダー。
結婚後の住居でも自分の部屋用TVとしてセットで持ち込みましたが
録画はリビングの4K75インチSONY製TVに直接繋いだHDDや
自宅ネット接続されたNASユニットのHDDに完全移行してしまい、
更にはネットで見逃し配信やYoutubeなんかも全てリビングで
観れてしまう事から完全に自分部屋のオブジェになっていました。

で、たまたまこのレコーダーに目をやった際、いつもは時計表示のはずが
何かチカチカ変な英字メッセージが出てるので、よく見てみると・・・
電源入れてた時の最初のメッセージの『PLEASE』が繰り返し表示されていて
電源ボタンや本体操作ボタン、ディスクトレイの開閉ボタンやリモコンを
押しても何も反応しない。。
どうやら通電はしているものの、オープニング以降完全起動に至らず
繰り返し起動を試みているみたいな動きをしている様です。
ここ10年くらい通電しながら出番無く放置していたので
何が録画されているかも分からないくらいだったので
寿命なら処分しても良かったのですが・・・通電してるなら
PCと同じ様に電源周りかな~?ならば直せなくもないかと
暇つぶし的にやってみるかとなったのでした。

本体背面ラベルを見る・・・2008年製。
つまりアバルトを買う1年前に購入した様です。
そりゃ家電としてはかなり古いですな~。(^^;

で、早速トップパネルをご開帳。

中のHDDはPC用SATA接続の3.5インチ7200回転仕様。
250GBなんて当時はそこそこの容量だったのだろうけど、
今時は既に廃盤の容量なんじゃないかな??
こちらも2008年製でした。

で、HDDを外した下にある基板を色々眺めてみる。
あ〜、コレだなと思えるパンパンなアルミ電解コンデンサが。
電源周りのコンデンサは長年通電していて劣化してくると
この様に頭が膨張してきて酷い場合は割れて液漏れします。
こうなると蓄電能力が無くなってしまいシステム起動が
出来なくなってしまうのです。
PCのマザーボードを何度も修理した時の経験から
今回の症状も電解コンデンサかな?と疑ったのでした。

そうと分かれば後は修理するだけ。
購入した新しいコンデンサと道具を用意。

このヤニ入りハンダなんかケースが黄ばんでいますが
無理もない・・・30年モノだったりします。
ラジコンや家電やPC、車の配線修理で活躍してますが、
1回で量使わないからなかなか減らなくて。。(笑)

基板外して裏返し、膨らんだコンデンサをハンダ溶かして外し、
新しいコンデンサをハンダ付けしていきます。

取り付け終わった新しいコンデンサ。
形状は違いますが、電圧と容量は同じで問題なし。

そして基板を組み直してHDDを戻し、
トップパネル取り付け前に通電して動作チェック。
メッセージも進んで起動してくれました♪
ディスクトレイもちゃんと動いてくれて問題なし。
という事で見事、復活となりました。
それでも出番は少ないのですが・・・
直せたという事で満足度の高い延命作業でした☆
Posted at 2025/07/30 00:14:46 | |
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