
日曜日のロックハート城から帰る頃、ご一緒したメンバーの
地元にある三菱ディーラーでエボXのTC-SSTの試乗車が
あるという情報を聞いたので、帰りにお店に寄って試乗して
きました。^^
乗ったのは5MTに続き、またもホワイトパールのエボX。
中を見ると、紛れも無くシフトレバーがSST。
非常に興味があったので思いも掛けず乗れる
という展開になって正直ちょっと嬉しかったです♪
行ったメンバーの中でトップバッターで乗させて頂きました。
まずはNORMALモードでDレンジでのおまかせ走行から。
感想ですが「これ・・・本当にクラッチ付きなの!?」
というくらいスムーズにシフトチェンジがされていきます。
燃費と静粛性重視からか40km強程度の速度でも積極的に
D6・・・つまり6速までどんどんシフトアップしていきます。
ハイギヤに上げるタイミングが早過ぎないかと思いますが、
それでいて全く実用トルクを外してる訳ではなく、
もたつくようなストレスは感じられません。
信号赤の交差点が迫り、減速~停止もスムーズ。
エンジンブレーキも使ってはいるようですが、ギクシャク感も
無く適度にシフトダウンさせていく印象でした。
次にSPORTモードでのDレンジおまかせ走行。
発進した時からやる気を起こさせるようなエンジンの
うなり声が室内に響き渡り、明らかに回転を引っ張って
シフトしていく様子が分かります。但し相変わらずシフトの
滑らかさは変わらず変速ショックはほとんど感じられません。
そして減速~停止へ・・・ここからがTC-SSTならではの面白さ♪
アクセルを抜き、ブレーキで減速させていくとパンッパンと
自動的にシフトダウンしていくのですが、それに合わせて
エンジン音がウォン、ウォンと鳴り、タコメーターの針が
シフトダウンのタイミングで500~1000回転くらいビンビンと
跳ね上がる様子が伺えます。(ちゃんとアクセル煽って回転合わせてるんですね…
これぞMTの動き!って感じです)
これがかなりのレスポンスで動くので何だか楽しくなってしまいます。
(これは我々素人がMT車に乗っていてもとてもマネ出来る速さではないです)
それと同時に強力なエンジンブレーキが・・・さすがSPORTモードと
いったところでしょうか?面白いですね~!^^
試乗では残念ながらサーキット向けというS-SPORTモードは
使いませんでした・・・というか、忘れてました。
これでも十分スポーツな印象だったのとコースが短いので
そこまで時間も無く・・・。^^;
次にレバーをDから+・-側に倒し、マニュアルモードへ。
ステアリングの裏側コラムから生えてるパドルを使って
自分の意思でシフトアップ&ダウンをしてみる。
レイアウト的には以前乗ったアウトランダーや
ギャランフォルティスと同じなのですが、トルコンATの
これらとは明らかに違うレスポンスでAT独特のタイムラグは
皆無に近いくらいの速さでシフトチェンジしていきます。
つまりホントに思ったところでシフトアップ&ダウンが
可能になったという事・・・いやはや素晴らしい!
こりゃとてもイージーで速く走れますよ!
ある意味恐ろしい車ですね。^^;
それからココのディーラー担当の人のお話ですと、
10月くらいに実施されたディーラー関係者のみで行った
SSTの試乗会でも乗ったそうなのですが、明らかに当時の
フィーリングにあったシフトアップ&ダウン時の
ギクシャク感がこの市販車では解消されていたとの事。
つまり噂にあったSSTの不具合を発売延期して修正していた
のが分かりますね。
時間掛かった分、ユーザーには嬉しいお知らせだと思います。
他に仲間3人が次々に試乗したのですが、1人を除く
残りの人の感想は「・・・。」と無反応。
「何で?」と聞いてみる。すると・・・。
「確かに凄いのでしょうけどコレ、ゲームですよ。」
「あまりに簡単過ぎてエボを運転してるって実感が沸かない。」
という答えが。(笑)
やっぱり同じエボ乗りでも人それぞれですよね~。
私は素直にこの技術の高さには惚れ込みました。
ならば個人的に言わせて貰いましょう!
「TC-SST待ちの方、ハッキリ言って期待を裏切らないと思います!」
それと・・・
「SST納車待ちの人・・・羨ましいですね♪」
とも加えておきましょう!^^
但し、上のような感想を持つ方もいらっしゃるので
納車されて「自分にとってはつまらなかった」と
なる場合もあると思いますので悪しからず。^^;
Posted at 2007/12/25 01:06:16 | |
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