
この日もアバルトをプチ弄り・・・。

今回のパーツはコレ。
パーツ調べて見つけた時、「まだあったんだ。懐かしい~!」
というのが率直な感想。
国産ターボ車に乗って多少イジった事ある人なら
知る人ぞ知る交換パーツです。

私の装着している
HKS製SSQV(スーパーシーケンシャルブローオフバルブ)。
プル式バルブによるリリーフ(圧逃げ)防止とアクセルオフ時に高圧低圧全領域で
シーケンシャルに作動し開放する事で確実にタービン保護をするモノ。
現時点、アバルトの車種別専用品は存在しないので汎用本体を買って
自分で配管作って装着しているのですが・・・

コレはそのSSQVのオプションパーツで大気解放の出口に付いてるフィンを
交換する事で音を変えるものなんです。
このSSQVは他社のバルブと比べてかなり甲高い独特の音でして、
一般的なブローオフの「ブシュー!」音と比べると
「キシュン!」と短くキレの良い音ですが、好みが分かれます。
なので、後から空気の出口にあるフィンを違う形状に交換する事で
音色を変えられますよというのがHKSの遊びゴコロ。
ちなみに標準フィンの音はこんな感じ。
↑この動画の45秒~48秒あたりと55秒あたりで鳴ってる音。
↑こちらの動画だとスタート4秒で僅かに、18秒~23秒あたりで3連発鳴ってます。
こういう甲高い音なのでちょっと好みではない。。(^^;

交換方法はSSQV本体の外装にあるネジを外して・・・

外装裏からフィンを抜いて入れ替えるだけ。

左のベンツマークみたいのが元の標準フィンで、
右の二重丸の紫メッキのがOPのスペシャルフィン。
この形状の違いで排出される空気の通り方が変わる為、
音も変わるという理屈でして、交換後は若干低周波な
他社の「ブシュー!」音の感じに近付きます。
純正フィンに黒いビニテを巻いてるのはフィンの太さを変える事でも
音が変えられるので細工していました。
が、使ってるうちにビニテが剥がれて飛びそうだったので
スペシャルフィンに移行してみたという経緯です。
20年前くらいの昔もこのフィンに変えたりビニテチューンを
して遊んでたので・・・だから懐かしいと思った訳です。
まさか20年も前のスペシャルフィンが未だに売ってるとは。。
(パッケージまで全く変わってなかったのもビックリ!)
SSQVは現在第4世代なのですが、フィンの形状や構造は
全く変わってなかったという事で、バルブ自体も外装デザイン以外は
きっと変わっていないんだと思います。
細かい部品は材料の強度とか上げたりしてるのでしょうけど。
あとHKSはパクリ商品も多いのでニセモノ対策もしてますね〜。

パパッとフィンを交換し本体作業は終わり。
外はホント暑いので、SSQV本体外してきてからの作業は
撮影含めてエアコン効いた室内でやりました。
ホント、最近は暑いですよね~!

それから本体をエンジンルームに戻して作業完了。
って、ボンネット開けてもフィンが見えな~い!

フィンを無理矢理見ようとするとヘッドライトとメンバーの
隙間からしか確認出来ませんね~。
まぁ、音を変えたいだけだったので別に良いのですが。。(^^;)
早速、横に昔のクルマ弄りしてた頃からの友人乗せて試走。
友人も「昔のランエボの頃はあまり音変わらなかったけど、
アバルトだと結構変わったね~。」と違いが分かった様子。
私自身も昔は大して変わった感が無く、気休め的に買ったのですが、
今回のは違いがハッキリ分かりました。
車種によって掛かるブースト圧とかの関係で違いが分かるのと
分からないのがあるのかな~?
※変更後の音はそのうち動画に収めてみます♪

そんなプチ弄りなお話でした。(^^)
Posted at 2022/07/05 00:21:50 | |
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FIAT500 | 日記