
金曜日までの雨が夜中に止んだ事もあり、
昨日、土曜日の朝はサイクリングへ。
水が捌けたか路面状況が心配でしたが
久々にゆるやか自転車部(仮)のメンバーが
揃うので決行となりました!
そして、このTOP画像のロゴは!?
クルマ好きなら分かりますよね?(笑)

いつもの場所に3人で集合。

今回の主役は西ひさん。
仕事の合間に事務所でコツコツ組み立ててきたロードバイクを初投入!
イタリアのDE ROSA(デローザ)好きで中古フレームを入手しては
こだわりのコンポやホイール等のパーツを組み込み、デローザだけでも
かれこれ5~6台ほど組んでます。
今回作ってきたのはカーボン製ハイエンドフレームとなる『
SK Pininfarina』。
その名前の通り、フェラーリを代表とする自動車デザインで名の知れたカロッツエリアである
ピニンファリーナでデザインされた美しいフレームに同ラボの風洞実験室で
空力性能も磨かれたというエアロロードバイクの代表格。
このフレーム、新品で買えば60~70万もする高級品です。

そして今回のトピックは西ひさんにとっては初となるディスクブレーキを
搭載したロードバイクであるという事。
ディスクというと油圧ブレーキなのですが、今回の車体は
西ひさんのこだわりで整備性の良いワイヤーを使った機械式。
紐(ワイヤー)式なので油圧並みによく効くと評判のEQUAL(エカル)という
ブランドのキャリパーを使っています。
ちなみに装着されてるシマノDURA-ACEローターは私が差し上げたもの。

リアカセット(ギヤセット)は最小から3枚と最大から3枚をシマノ105用ステンレス、
中間の5枚をDURA-ACE用のチタンをミックスさせた11速。

それらブレーキと変速を操作するレバーはカンパニョーロの
トップグレードとなるSuperRecordを組み合わせてます。
カーボン製のレバーは非常に軽く、表面も美しい☆
他の部分については移動しながら紹介していきましょう。

バラゴンさんを先頭に出発です!

2番手は西ひさんで私は撮影するので3番手で。

最初の休憩ポイント。
今回はタイトルにも書きましたが三者三様でパーツ構成の
仕様がほとんど被らない無い組み合わせなので紹介しておきましょう。
ここではタイヤの仕様から。

バラゴンさんの(米)
TREK Emondaは世界のロード用タイヤの
ベンチマーク(基準)と言われるコンチネンタルの
GP(GrandPrix)5000の
クリンチャー(チューブ入り)タイプを使用。

西ひさんの(伊)
DE ROSA SK Pininfarinaが使うのは同じくコンチネンタルの
GP5000 TL(Tube Less)。
こちらも西ひさんにとって
初のチューブレスタイヤ。
私が使っていたものをまだまだ使えるので今回の車体で
チューブレス試してみる?と提供したものです。

私の(伊)
KUOTA KRYON DISCが使うのはこれまたコンチネンタル(笑)で
GP5000S TR(Tubeless Ready)。
GP5000系の最新モデルでチューブレスタイヤとしては
ホイールに組み込み易いしなやかさとサイドウォールを強化し耐パンク性向上、
コンパウンドによる転がり抵抗低減と軽量化を図ったもの。
と、同じメーカーの同じシリーズを履いていながら、
全員が種類の違うタイヤを使ってるのが面白いので、
ここに記しておきました(笑)

そんなチューブレスデビューを果たした西ひさん。
乗ってみた感想はいかがでしたか?(^^)

次の休憩ポイントにて。
ここでも三者三様のブレーキについて触れておきましょう。

バラゴンさんのEmondaは
リムブレーキ仕様。
シマノの3rdグレードとなるR7000系105キャリパーに
カーボンホイール用のリムシューを使ってます。

西ひさんのSK Pininfarinaは冒頭紹介した
機械式ディスクブレーキ仕様。
エカルの機械式ディスクはレバーを握った分だけ締め付ける様に
リニアに効く特性や効き具合を調整する機構の付いたもの。
キャリパーの軽量さもそこそこ軽量化された油圧式並みで
メンテナンスもし易いもの。
私も試しにブレーキ掛けさせて貰いましたがフィーリングは
油圧式よりもガツンと来なくてイイかも?と思いました♪
ローターはシマノR9100系DURA-ACEのもので放熱性に優れてます。

私のKRYON DISCは
油圧式ディスクブレーキ仕様。
シマノのトップモデルDURA-ACEの最新キャリパーR9270。
フロント用は初期ロットの製造不良により新品交換してますが、
以降は不具合なく使えてます。
以前はブレーキパッドにメタルパッドを使って制動力を稼いでましたが、
今回シマノのロード用初となるワンピース(モノブロック)キャリパーとなり
本体側の制動力が上がった為、標準品のレジンパッドでも十分な効きと
レジンならではのコントロール性の良さを実感。
これならメタルパッドは要らないかも??
と、ここでも3人がリム式・機械式ディスク・油圧式ディスクと
全員が種類の違うブレーキを使ってるのが面白い。
これも記しておきましょう(笑)

狭山湖での3台を記念撮影。

この日の富士山は山頂以外が雲に隠れてました。。

雲行きは・・・これから晴れてくるって感じ。

最後の休憩ポイント。

今回のお供ドリンクはコレ。

バラゴンさんから赤城ヒルクライム大会のお土産話を聞く西ひさん。

さぁ、もうひとっ走りしてきましょう!

多摩湖での3台を記念撮影。
ここでも気付いた三者三様のクランクについて触れておきます。

バラゴンさんはシマノの3rdグレードの
R7000系105のクランク。
ブレーキやギアコンポは素性の良いシマノの3rdグレード以上を
使っておけば間違いないという定説を守り、少ない費用で
軽量化など効果が見込める部分となるリアギヤは2ndグレード、
チェーンはトップグレードを使うなどしてカスタムしています。

西ひさんはシマノのトップグレードとなる
R9100系DURA-ACEのクランク。
今回のフレームを考えるとそれに見合うモノとなれば・・・納得です!(笑)
シマノ最高峰は素材による軽さや部品としての精度は間違いない。
文句なしのチョイスですね♪

私のはシマノの2ndグレードとなる
R8000系ULTEGRAのクランク。
他の2人の中間グレードになりますが、2人はワイヤーによる機械式変速に対し
私のは唯一の電動変速(Di2)を使っています。
と、ここでも3人が同じシマノ製ながらグレード違いを使っていて
機械式・電動式もあったり誰1人として被らないのが面白い。
車体(フレーム)自体のメーカーも違いますしね(笑)
そういうとこがお互い見て話して楽しいのかもしれませんね~♪

今回は今までで一番長いんじゃないか?というくらい、
自転車トークに盛り上がったサイクリングでした。
(サイクリングで3人揃ったのも久しぶりでしたしね)
路面も走れば走るほどドライになってきて良かったですし。
西ひさんは組み上がった車体を地元で試す機会も無く
調整工具満載でぶっつけでの試走でしたが、
お話が主体ののんびりペースだったので
良いとこ悪いとこが安全な速度で確認出来て良かったかと☆
お2人さん、お疲れ様でした!
また走りに行きましょう(^^)