昨日の早朝サイクリングから昼間寝て
その日は夜勤・・・。
今朝帰宅後、1時間半ほど仮眠を取って
お昼に向かったのは・・・
お馴染みの
Y's Roadさん。w

今日はロードバイク購入の本命候補の1つである
「
KUOTA」のメーカー試乗会です☆
これが楽しみで眠気も吹っ飛ぶ勢いでやってきました(笑)

同時にカーボンホイールメーカー「
ZIPP」の
試乗会(自分のロードバイクに装着して試せる)も併催。
まぁ、私の目的は車体の方なので・・・。

まず乗ったのはミドルレンジのエアロレーシングバイク「
KOUGAR(クーガー)」。

サドルは「Prologo」製がアッセンブル。

フロントフォークにキャリパーブレーキが隠れる仕様で・・・

リアブレーキもBB下というエアロ追求の配置。

○で示したインナーケーブル穴にシフトケーブルが入ってないのは・・・

「
SLAM」製、無線式電動シフター「
eTap」が装備されている為。
今回の試乗会、このe-Tapの体験も兼ねて試乗車に装着されています。
○印のシフトスイッチをタップ(ストローク感はマウスのクリックと似てる?)すると・・・

無線でペアリングされたリアディレーラーやフロントディレーラーが
「
ウィン、ジャコッ!」とモーター駆動してシフトチェンジしてくれます。
同じ電動コンポだとシマノDi2が有線式の電動シフターでありますが、
片方のブレーキレバーにスイッチが2つ(シフト上下それぞれ)ずつ、
両方で4つ(前後ディレーラー用)あるのですが、eTapの方は1つずつの
計2つのスイッチで操作するシンプルなものに。
操作自体も右レバーのスイッチでリアディレーラーの重い方(小さいギア側)、
左レバーのスイッチで軽い方(大きいギア側)にシフトします。
大小ギアの付いてる側と同じ方のボタンなのは直感的に操作出来、
フロントディレーラーのシフトは左右スイッチ同時押しでシフトするので
非常に分かり易かったです。
(フロントはギア2枚が前提で同時押しする度に上下入れ替わるという事)
この感覚・・・クルマで言うとストロークの短いパドルシフト車に
乗ってるという表現が何かシックリくる感じに思えました。
いや~、ホント楽チンです♪
・・・とまぁ、前置き長くなりましたが、個人的に違いが一番体感出来る
いつものロードコースに突撃!

いつもの休憩ポイント・・・ここで折り返します。

ミドルレンジとはいえ、やっぱりレーシングモデルと言うだけあってか
走ったコースが工事区間があったり多少アスファルトが荒くなっていると
硬めのカーボンフレームが反発している感のある「ビンビンビン・・・」という
微振動がずっと収まらない印象で短時間でも疲れる感じが。。
逆に前方のロードバイクとかをパスするのに瞬間的に力入れて
漕いでいった時の加速の軽さは良い感じ。
でも振動が・・・疲れるなあ、コレ。

エアロフレームはカッコ良いんですけどね。
私のロードに乗りたい目的(適度な速さでロングライド)からは
ちょっと外れてしまうかなぁ。。(^^;

特設ブースに戻ると試乗希望者も続々と乗ってました。
なかなか盛況みたいですね!
中には遠く都心の方からわざわざ足を運んで乗りに来たという
クオータ好きな女子の方も・・・乗ってからすぐ買いそうな勢いでした。(^^)

続いて借りたのは・・・

ミドルレンジのエンデュランスモデル「
KRYON(クレヨン)」。
これはクオータで人気だった「KHARMA EVO(カルマ・エボ)」の後継モデルで
レースからロングライドまでこなす用途を選ばないタイプ。
ちょっと個人的に注目していたモデルでもあります。
(カルマの名称の方がカッコ良かったと思いますがw)

ハンドル&ステムはDedaのがアッセンブル。

これにもeTapが実装されていたのですが、○印の部分がバッテリー。
コンパクトで外して持ってみましたが超軽量!
それぞれ同じモノが付いているので、シフト頻度の高いリアの
バッテリーが万が一切れた場合でも前後入れ替えて付ければ
リアだけを使って帰るといった使い方も出来てとても便利そう♪
個人的に注目した部分でした。

さぁ、試乗へ。
乗り出してすぐ感じたのは最初のクーガーよりも遥かに
路面追従性が高く乗り心地が良く快適な点。

そして写真撮影していた間に数分先行していたロードバイク達にも
グイグイ追いつく軽快な加速性能。

いや~、これはちょっと感動しちゃったなぁ!
これ、用途違うけど同じコンポでクーガーより定価で6万くらい安い。
イイですね~、コレ♪(^^)

戻った際、メーカースタッフに教えて貰ったのですが、
シートポストと一緒にフレームに差し込む○印のパーツ。
(隠れているが本来は下にちょっと長いモノ)
コイツを赤から・・・

ミドリの方に換えて差し込むと・・・
乗り味が更にマイルドに。
要はシートポストの振動吸収パーツなのですが、
素材の配合が違うモノに換えるだけで手軽に変わる優れモノ。
これはイイ!
短距離・長距離で使い分けるのもアリですね。
いくらで違う色のが買えるのか聞いたら車体買うとこの
2種類が付属してくるのだとか。
これはイイ事を聞いてしまいました♪

そして最近のカーボンフレームモデルは艶消しにする傾向の中、
敢えてグロスカーボン仕様で光の当て方で柄が美しく見えるので
車体を「眺めて」楽しむ上でもイイですね~☆
そんな購入意欲が一気に爆発しそうなKRYONでした。
そして番外編。
ビアンキ試乗会の時もありましたが、そのメーカーの
ハイエンドモデルも体感しておくのも一興。
他のお客さんもほとんどいなかったので、ちょっと話したら
「すぐ準備しますから乗ってみてください!」と言われ、
乗ってみる事に・・・

クオータのフラッグシップモデル「
KHAN(カーン)」。
何だか速そうなオーラが伝わってきます。。

結局この3台目の試乗もeTap仕様。
乗ったのは全て電動シフターでした。
その分、車体の違いを体感するのに集中出来て良かったですが・・。

どうせ乗るならとホイール試乗の方で人気の高かった
カーボンホイールも装着してもらいました。
初めてカーボンホイールってヤツで乗ってみましたが、
ブレーキング時に「ヒューーーーーーン!」という、
ジェット機が離陸していく様な音が毎回してくるのと、
漕ぐのを止めて流してる時にリアホイール側から聞こえる
「ジャーーー!」音がとても耳に残る感じ。
この「ジャー」は、高級なハブになると中にマグネットクラッチが
内蔵されていて、そいつが作用している時にそんな音が出るのだとか。
要は漕ぐ力がリアギアを通じでホイールに伝わる伝達速度が
この機構が入っていると劇的に速くなってタイムラグが減るというもの。
素人レベルではこんな説明しかできませんが、要はこの音する
ロードバイクを見掛けたら「高級ホイール履いてるんだな~」
と判別する目安になるらしい。(笑)
まぁ、今回のハイエンド試乗は音で「ヤバイヤツだ!」と
認識させられるものでした。
もちろん、とても軽くて速かったですよ~♪w
でも前回・今回の試乗で自分の欲しい性格のモデルが
よく分かった気がします。
やっぱり現物を見て乗れるっていうのはホント参考になります。
次にそんな機会があるとすれば来月幕張メッセで開催される
「
サイクルモード2018」ですかね~。
なんてメーカースタッフさんと話題にしてたら、

「ウチも各車Newカラーとか新作も展示するのでいかがですか?」と
こんなチケットまで頂いてしましました♪

まだまだロードバイク探しの旅は続きそうです・・・。