前ブログで気分も落ち着いたと
色々書きましたが・・・
そんな中でもシーズンインの
ジムカーナに行ってまして、
9月はラパンで嫁さんとWエントリー、
そして
10月は・・・

この2日前に納車されたばかりの『
ABARTH595 Competizione』で参加。
中古車なので慣らし不要で走りに行けるので間に合ったならと即参加しました。
結局、志半ばで500を失った事と、その魂が宿る膨大な財産(パーツ)も残ってた事もあり・・・
現状復帰し易いアバルトを「
おかわり」しました。
行動は500の廃車が確定した時点で魂を引き継ぐべく車体探しを開始。
Stileにも条件(年式新しめのシリーズ4後期である事)を提示して探して貰いつつ、
最終的には私が見付けて気になっていた物件で決定。
色は500の時のライトグレーからの選択も考えましたが印象が強過ぎたので
気分一新というのもあり、落ち着いた
ガンメタとしました。

ガンメタ物件探すとグレード別設定色の関係で595コンペ一択となり、
純正装備として
ギャレットタービンと
ステンレス製レコードモンツァマフラーが
もれなく付いてきました。
これはアイドリング音が独特で一度所有してみたかった組み合わせ。
すぐ吸排気系も移植する事を考えると不要な装備ではありましたが、
短期間でも楽しめれば良いです♪
という事で前アバルトから10年以上新しい車体にスイッチです。
結果、我が家初の
令和年式の車がまさかアバルトになるとは
想像もしてませんでしたが。(^^;
しかもどこを取ってもイジったり戻した形跡が全く無い完全フルノーマルな車体。

走行距離もココからスタート。
販売店が前オーナーに新車販売した個体で乗り換えにあたり下取りしたという整備記録もしっかりした車。
純正ホイールに履くタイヤも山たっぷりで製造年からしても新車装着のパイロットスポーツ3のまま。
タイヤ交換もせず手放したのは明確でスポーツ走行した跡もありませんでした。
今後を考えると2度と味わえないフルノーマル状態で走ってみるのも
良い経験になるかな?と思い、敢えてこのままでの参加としました。

今回のお題(コース)はこの2種類の好きな方を。
いつもならサイドターンの練習となるBコース一択ですが、
今回フルノーマルでLSDも入ってない車なので私はAコースを選択。

完熟歩行(歩いてコース下見する)の後は旗の説明などのドライバーズミーティング。
それを終えるとゼッケングループ毎の走行となります。

他の参加者(車)たち。
今回の身内グループは・・・

職場後輩達グループからはこの4台。
その中で黄色595コンペは「
すむうす」さん。
今後はアバルトは
同じシリーズ4なのでフロントエアロの現物を見て
参考にさせてもらいました。
自分も同じ車になれば興味が出てきますよね?(笑)
それとお友達のジムカーナグループ。

まずは「
McQueen」さんの
FIAT500 1.2POP。

このジムカーナ直前にインテリアを中心に
大幅モディファイを。

私のアバルト500から16年間倉庫に寝かせていた新品同様の
純正レザーシートを譲る話をしたら「是非!」という事となり移植。
ついでに使い古しですがリアシートも移植し総レザー化。

それに合わせて「
ついでに持ってけ!」とドアパネルもブラックに
赤レザーひじ掛け付きのものを移植。

更についでにと純正戻ししていた車体から使える物を次々と移植。
アバルト純正ステアリング、ステアリングコラムカバー、メーターベゼル、
レザーメーターフード、ウインカー&ワイパーレバーとコックピット周りを
全てアバルト仕様のブラック化。
元がベージュで同じ2009年式な事から酷く汚れが目立っていた内装から
一気にスポーティかつリフレッシュされました♪
これらサプライズに本人、舞い上がるほど喜んでました。
私の不幸から始まった移植ドミノでしたが、これだけ喜んでもらえれば
アバルト500も本望だったかなと。。

そして今回、片減りが激しかったタイヤを4輪リフレッシュ。
今までのシバタイヤの定番R23から新型R31にスイッチ。
シートのホールドアップと回し易い小径ステアリング、
そしてタイヤグリップアップで走りもかなり良くなったはず。
とても楽しそうに走ってました。
良かったですね~♪

そんなMcQueenさんの様子を見たくて参加したという
「
クラシックプー」さんの旧チンク・
FIAT500R。
走りの方も楽しめたようで♪

「
魂@」さんの
124スパイダーは先日クラッチ周辺を
リフレッシュして9月の時より思い切り走れる状態となり参加。
タイムも納得の結果だった様で良かったですね!
それもあってか?思い切り行き過ぎてこんな場面も。
こんな状況になっても安全なのがジムカーナ。
こういうところで走らせて車の限界を知る事が出来るのも
楽しみ方の1つだと思います☆

「
スレンダー軍曹」さんは奥さまと
595pistaでダブルエントリーで
2人で楽しまれていました。
嫁ラパンはライバル、進化したMcQueenさんとのタイム争いを
楽しみにしてましたが・・・

午前の数本を走ったところで空気圧調整の際、左フロントホイールに
グリスの様なものがベッタリついてると私に相談。
確認するとドラシャブーツ(アウター側)が切れてしまっていて、
ハンドルを思い切り切るとパックリブーツが開いてしまい
グリスをどんどん飛ばしてしまう状態に。
という事で残念ですが早々に走るのを止めました。
で、私のフルノーマル595コンペ。
「
見せてもらおうか、新しいアバルトの性能とやらを」と出走。

脚(純正KONI FSD)がグニャグニャでロールしまくって走り難い。。
旋回後の加速もギャレットタービンは低回転からの立ち上がりがモッサリで、
ギアも純正&ノーマルECUではこんなもんか。と実感。
デフ(LSD)も入ってないからTTC(旋回時にイン側ブレーキをちょい掛けする機能)を
ONにして走ったけど、何の足しにもなってない感じでした。
今までの500と同じ走り方をするとホント、タービンが回り始めると次のターン、
こんな感じを繰り返すのでトータルタイムは激遅でした。
車体が変わり、ボディカラーも地味となったので走る様子を見た嫁さんや仲間達から
私のアバルトではない・・・他の人が走ってる様にしか見えないと。(苦笑)
そりゃそうだ。乗ってる私自身が人の車かレンタカーに
乗ってる感覚だったくらいですからね~。。(^^;;;

あと、昔Dラーで試乗した時にも思ってましたがコンペ純正サベルトセミバケシートの
生地の張りが突っ張ってるのか?座面が硬く、形状の割にホールドが悪い!
腿のサポートも低くてジムカーナの横Gで左膝がシフト下の内装に常にぶつけるので
とにかく踏ん張れなく膝が打ち身になるほど痛かったです。
予想はしていたけど、色々な要素でこれほど遅いとは・・・
良い勉強となりました。(^^;;

そして今回ラパンが早々に離脱した事から主催者さんの計らいで
ラパンが走れなかった本数を私の595の本数に足してくれて
午後の走行だけで15本走れる権利が。
そうなると、どのグループの走行順でも常に順番待ちに並ぶ状況で
お腹いっぱいに走る事が出来ましたが順番待ちが孤独でヒマ。(笑)
それを見越してか?新しい車に興味あってか職場後輩が自身の順番以外は
横に乗ってくれて話し相手になって付き合ってくれました。
それもあって最終的に午後、他の人が4本のところ15本を完走。
途中、小雨も降ってきてセミウェット路面では純正PS3のグリップの無さも露呈。
結構滑りながら走らせるマシンコントロールの練習も。
写真には収めていませんでしたが、純正タイヤ前輪は結構ブロック飛びしてしまいました。
タイヤの特性的なものか?経年劣化かは分かりませんがこの程度で飛ぶとは。。
そんな感じでたっぷりフルノーマルを堪能する事が出来ました。

以上、今回のNewマシンお披露目を兼ねた筑波ジムカーナでした。
参加された皆さん、お疲れ様でした☆
次は年内最終となります。
もうノーマルでは走りません。
確実にモディファイした状態で参加します。(笑)