
ブースト計って名前の通りターボのブースト圧が
どれくらい掛かっているのか見る為に付けてる
人が大半で、〇〇kPa掛かってるから速いとか
これ以上掛かったらタービン壊れちゃうとかを
判断する目安にしていると思いますが、
0(ゼロ)以下の負圧の領域って確認してますか?
私の場合はエンジン本体の健康状態を確認する目安にしたり、
プラグ交換のタイミングを確認したり、吸気系パーツや
点火系パーツを交換した際の変化で数値的な違いを
見たりするものとして使っています。
例えば
先日のプラグ交換。
交換後に負圧の数値がマイナス方向へ強くなる事で
調子が良くなったとか運転した時の感覚だけでなく
目に見える数字の変化も見る事で交換して良かったな〜
とか思ったりしています。
※タイトル写真は交換直後のアイドリング状態で撮影。
ウチのアバルトに付けてるブースト計の場合、
負圧の目安として昔調べたこんな数値を基準に
エンジンコンディションを見極める目安にしてます。
■アイドリング(エアコンOFF)状態での数値目安
・-0.6kPa前後 ⇒ 正常(マイナス方向に低いほど良いとされる)
・-0.45kPa前後 ⇒ 点火時期遅延やピストンリングからの圧縮漏れ
・-0.4kPa以下(-0.27~-0.4kPa) ⇒ バルブタイミングの遅れ
・-0.13kPa前後もしくは0 ⇒ インマニの漏れ
・-0.13kPa前後で不安定に動く ⇒ プラグのギャップ不良
・-0.33~-0.75kPaあたりで不安定に動く ⇒ インテークバルブガイドのヘタリ
・アクセルオンで回転数が上がると激しく振れる ⇒ バルブスプリングのヘタリ
・常に高い数値と低い数値の間でブレている ⇒ ヘッドガスケット漏れ
などなど・・・。
まぁ、各車の圧力取り出し位置やメーター付属の
センサーなんかでも数値が変わるので他の方の車体が
上記の数値に必ず当てはまるかどうかは分かりませんが。(^^;
特に目安後半の数値や症状は過去1基目のエンジンブロー前に
感覚的に何か変だ?と思うと同時にメーターにも
現れていた記憶が・・・その後すぐ壊れましたが。
ブースト計って正圧に目が行きがちですが、
せっかく表示される負圧も見てコンディション
把握なんかもしてみるのも良いかと思います♪(^^)
Posted at 2025/07/16 20:26:51 | |
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