
いやぁ、リアルタイムですごい雨です!24式です。
高速の深夜割を狙って3時起きし、さて最初の目的地に向かおうかとカーナビアプリで検索してみたら、最寄りのICから東九州道には直結していないことが判明(笑)。
今から慌ててもタイムリミットには間に合わないことがわかったのでまったり準備して出発します。
ICのある都城あたりまでナビのわけのわからん下道案内で移動し、タイトル画の朝食をすき家 10号都城都北店でいただきます。
早起きして疲れたので、途中川南PAでちょっくら休憩。
そして最初に訪れたのが、
鶴御崎です。
九州最東端、ではなく、例によって戦跡巡り目的です(笑)。
天気は幸いなことに回復したので助かりました。
まずは鶴御崎灯台から。
眺めがよいと聞いていたので足を延ばした忘却岬。
草木が茂ってなんも見えんわ(^^;)
旧海軍望楼です。
灯台と一体化してます。というか、こいつを土台にして後から灯台と関連設備が作られた感じ?
昨日の荒天が信じられないような良い天気、最高の眺め!
さて、ここから半島部を少し西に戻って本日一番気になっていたところ、丹賀砲台園地へ向かいます。
ここは旧海軍の巨大な砲施設跡で、見晴らしの良い丘陵をくりぬいて巡洋戦艦の砲を砲塔ごと据え付けた場所です。
砲塔があった場所には、ふもとの入り口から写真にある170段ほどの階段を上っていくのですが、その脇にはケーブルカーみたいな斜坑リフトがあります。
が!たまたまこの日、朝からトラブルでこいつが使えませんと!(爆)
このものすごい急な階段を、半べそかきながら頑張って登ります。ちなみに見えているところは全体の半分くらいで、その先はさらに急になっているため見えないという(´;ω;`)ウッ…
この図の⑨が長ーい斜坑(階段)で、その先の平面図です。
こちらの軍艦の主砲塔をまんま持ってきて陸上砲台としたわけです。ロマンよね。
こんなまっすぐな通路もあります。
全体的にですが、こちらの戦跡は非常に保存状態がよく貴重なものです。
こちらが砲塔を据え付けた場所。
ここにあった砲塔は戦後に撤去されたわけではなく、設置後試射を行った際に砲口内で暴発を起こして失われました。その時の被害が壁面にそのまま残されています。
地上部分は現在はこのようにドームでおおわれています。
外から見るとこんな感じ。
砲台跡から眺めた下界。
ここから敵軍を見下ろし砲撃するはずだったんですねぇ。
上の見学を終えて、また階段を下りてきました。斜坑リフトには伊吹の名前が。
砲台跡の入り口。
その脇には慰霊碑。
暴発事故で十数名の関係者が亡くなっています。
置かれている30cm砲弾は本物だとか。
更にその脇には、二式大艇のものと思しきプロペラが展示されています。
更にその脇には地下弾薬庫の入り口が。
中はこんな小ぎれいになってました。イベントとかできそうですね。
さて、一通り見たので次の目的地へ向かいます。
なんせ田舎道で曲がるところを間違えそうになり、最寄りの空き地に侵入したらそこに、
なつっこい猫ファミリー(?)が居りました♡
多分こちらの黒白ちゃんがお母さんでしょう。
なんか柄が似てないけど(^^;)
猫に後ろ髪をひかれつつ、さらに西へと進んで向かったのが、佐伯市にある濃霞山公園。
このあたり一帯に旧佐伯海軍航空隊が置かれていたため、戦跡が点在しております。
旧佐伯海軍防備隊火薬庫です。
正面の白い〇は、その施設の重要度を示すものらしい。
脇にはレトロな車両が。あんまり詳しくないので詳細不明ですが。
空母海鷹の揚錨機で使われたらしいエンジン。電動ではなく内燃機関動力なんですね。
こちらも見学。この日結局晴天になってくそ暑かったから、冷房の利いた展示見学はものすごく救われる(笑)。
そして、航空関係の戦跡といえばやはり掩体壕です。
こちらは大きな工場の敷地内にあるのですが、守衛さんにお願いすると見学できます。
ただし、写真を撮る向きとか、企業秘にかかわるようなところには注文が付きます。
掩体壕のほかに、指揮所跡があるのですが、平日は工場稼働のため見学できず。
守衛のおっちゃんに敷地外からも少し見えるよって教えてもらいました。
では、お昼も喰わずに最後の目的地に向かいましょう。
別府の先にある、回天大神基地跡です。
まずは回天神社にある回天の小さい模型。
酸素圧縮ポンプ室跡。
魚雷調整プール。ここで回天の水漏れ検査などを行ったとか。
その脇に置かれた回天実寸模型。
回天格納壕入り口。
覗き込むと鰻の寝床。ここにずらっと回天を並べて格納していたと思われ。
と、これにて本日の戦跡巡りは終了です。
明日は横浜に弾丸移動なので、早くチェックインして早くお休みしなくては!
てなわけで、宿を予約してた別府へ戻ります。
ここでようやっと遅いお昼、つーか早い晩飯にありつきます。
想夫恋 別府春木店で、焼そば大盛り目玉焼きトッピング。
大分といえば日田焼きそば、そしてメジャーな日田焼きそばといえば想夫恋!
神奈川にも想夫恋はあって行ったことはありますが、いつか本場で食べたかった(^^;)。
見ての通り、大盛り頼んだらガチ大盛でした(笑)。
そしてチェックインしたのが、別府鉄輪温泉 源泉の湯宿 ホテル鉄輪です。
部屋から見下ろすとこんな感じ。
鉄輪温泉エリアのど真ん中ですねぇ。
お部屋はこんな感じ。
お食事もいただいたら普通に温泉旅館です(^^;)。
でも、この一等地にこのしつらえでも素泊まりすると安いビジホ並みの価格なんです。
源泉100%掛け流し天然温泉ということで、あまり癖のないお湯でしたがしっかり堪能できました。
というわけで、基本今回の遠征記はこれで終わりなんですが、一応明日の『家に帰るまでが遠征』に続きますので、蛇足ですけどよろしかったらもう少しだけお付き合いください(^^;)。