
田舎から送ってきたメロンをこれでもかというくらい喰らいまくってます。
24式です。
このクソ暑い中、先々週の土曜日に休日出張こなしたんで、代休の権利発生したんすよ。
カレンダー見ると10日から3連休ぢゃないですか!
これはヤルしかない!
つーわけで、9日金曜日に代休休暇をぶっこんで4連休を召喚、とにかく貧乏旅でロングドライブを画策します。
なんせ目的がずーっと運転することなんで気楽です(笑)。
でも、目的がないと張り合いがないので、かねがね逝ってみたいと思っていた、北投石で有名な秋田の玉川温泉へ逝くことにしますた!
木曜の仕事が終わり、自宅に帰ったらシャワーだけ浴びてサクッと出発。
晩御飯は途中の吉野家で牛丼かっこんで景気づけ!(笑)
基本下道の貧乏旅行が旨なのですが、翌日中に玉川温泉を満喫したいので、途中まで上使って時短を試みます。
日付が変わる頃、たどり着いたのは東北道安達太良SA。
ここで車中泊のリベンジを(^_^;)。
かなり眩しく騒々しい環境ながら、前回の反省から今回は比較的安眠できました。
ポイントは、
・ちゃんとした厚地の寝袋を持参し、それを敷いたこと。
・アルミのロールマットを巻いたまま頭部の隙間に置いて、床面の高さを確保したこと。
・前回と違って寒くなかったこと(^_^;)
・暑さ対策に、
こんなUSB FANを調達し、涼を確保したこと。
こいつと大容量モバイルバッテリーを組み合わせ、基部のクリップで助手席のアシストグリップに固定、顔に風が当たるように調節して一晩回しっぱなしにしましたが、思いの外快適でした。
エアコンつけっぱなしとか、現実には出来ないのでこういう工夫が必要なんです(^_^;)。
翌朝6時前、アラームに起こされて移動開始です。
玉川温泉の日帰りは午後3時半で受付終了なのであまり時間はないのですが、貧乏旅がモットーなので米沢北インターで高速降りて、あとはひたすら下道を黙々と進みます。
途中、横手を通過する頃お昼となったので、横手といえば、
B1GPなどでおなじみの、横手やきそば!
食い道楽本店でいただきました。
甘めのスープ多めの柔らかめの麺に、お約束の目玉焼きがトッピングされています。
富士宮のとは対極のような一品ですが、これはこれで大変美味しいので横手に逝ったらおすすめです(^^)。
お腹が満ちて更に進むことしばし、目的地も近づく中通りかかったのは超有名観光地、
田沢湖!(写真は田沢湖駅前(^_^;))
天気も良いし、はじめて来た訳ぢゃないけど観光したい!
駄菓子菓子、時間がないのであえなくスルーします(笑)。
そしてとうとうたどり着いたのが、
玉川温泉の大浴場です。
ここいらも周辺に見どころがいっぱいあるのですが、門限が迫っているので入浴を優先します(^_^;)。
こちらの自慢は日本一の高酸性(ph1.2!)かつ湧出量を誇る源泉で、当然かけ流しでいただけるわけです。
中はかなり広くて、強烈な源泉100%の浴槽や、少しマイルドな50%の浴槽など、いろいろなお風呂を楽しめます。
100%の湯は、強すぎて短時間しか入れないとか聞いていたのですが、案外そうでもなくて肌の弱いところが長時間入っているとピリピリする程度でしたねぇ。
何事も経験しないとわからんもんです(笑)。
他にも、蒸気湯(スチームサウナ)なんかもあるのですが、24式が今回初めて経験したのが、「箱蒸し」と呼ばれるもので、木製の箱の中に収まって首だけ外に出し、箱内を温泉蒸気で蒸す形となります。
これが、めっぽう気持ちが( ・∀・)イイ!!
東北の温泉では他にもあるようなので、見つけたらお試し下さい。おすすめです(^^)。
温泉を堪能したあとは、ゆっくりと周辺を探索です。
すぐとなりには、玉川温泉自然研究路っつーのがあって、地獄谷のような景観を楽しむことが出来ます。
まず目に入るのが、
いわゆる湯畑ですね。
きれいな硫黄の黄色です。
もちろん周囲はそれなりの硫黄臭です。
そして源泉。
蒸気で何も見えませんが、風向きが変わると、
エメラルドグリーンの強酸性温水がドバドバ湧き出しているのが見えました(^^)。
更に進むと、
地熱と蒸気を楽しむ岩盤浴、いわゆるオンドル小屋です。
この辺、火山性ガスの雰囲気がもうもうなんですが、大丈夫なんでしょうか(^_^;)。
こちらに足を運んだ目的の一つが、かの有名な北投石なわけですが、
ぶっちゃけどれが北投石でどれがただの石っころなのか、さっぱりわかりません!(^_^;)
写真の手前に見えているのは、自作の線量計なんですが、北投石は放射能を持つということなので周囲を測ってみると、
・横浜の自宅:0.02uSv程度
・研究路入口付近:0.15uSv程度
・北投石案内板そばの、ある場所:1uSv以上!
というわけで、何がしかのアレなものが放射されているのは間違いないようです!(^_^;)
※自作線量計は校正されておりません。値はあくまで参考値です。
とまぁ、そんな感じで玉川温泉を満喫したのでサクッと帰路につきます(^_^;)。
とはいえもう時間も遅いので、雫石の安宿にチェックインでございます。
レムナント鶯宿です。
素泊まりですが、バカみたいに広いお部屋で、部屋にバスなしですが大浴場は源泉かけ流しの温泉と謳っています。
内装や規模に対して運用があまりにもアレなので、ある種のいわくつきな物件なのかもしれません(^_^;)。
んで翌土曜日。この先も最後まで下道移動になります。
この日は自宅に向かいつつ、津波被害のひどかった地域に初めて足を踏み入れる方針。
盛岡を通過して、まず大船渡に向かいます。
お昼時になったので、
貝だしラーメン 黒船SECONDで、貝だしつけ麺をいただきました。
麺は、貝だしのスープに浸かっています。
それほど貝の主張は強くないのですが、他であまり見ない美味しいつけ麺でございました。
食後はとにかく横浜目指して主に海沿いをひたすら移動するのですが、かなり時間が立っているにも関わらず、津波被害からの再建はまだまだ進んでいないのがはっきりと見て取れます。
現地に行かないとわからないですが、311はまだ全く終わっていないことを実感します。
そして、刻々と時間は過ぎ、このまま夜通し進もうか少し迷ったのですが、須賀川にある超絶秘湯に入りたいので、この日は門限に間に合わないので無理せず相馬で安宿に宿泊することにしました。
翌朝、無料朝食をガッツリ頂いたら、まずはこの旅最後の目的地へ向かいます、
新菊島温泉です。
どうですこの、なんとも言えない雰囲気!
野趣溢れる環境!教官がこちらを見守っています!(笑)
裏手にはほぼメンテされていない、プールのようなエリアがあったり(^_^;)。
こちらも規模的にはかつてそれなりな人気温泉だったと思わせる遺構が随所にあるのですが、現状は廃墟と言われると信じてしまいそうです。
やはり何某かの曰くある物件(ry
お風呂は別棟で、これが入り口。
なんで天狗様・・・。
扉を入ってすぐがこの脱衣所で、その先はもう浴槽です。
全体にボロくて古めかしいのですが、お湯は絶品です!
入湯料300円で、このヌルヌル!!源泉は大量にドバドバ!!(多分かけ流し)
調べてみてもよくわからないのですが、実感としてこの泉質はかなりユニークです。
衛生的に多少アレでも秘湯を求める向きには、強くおすすめする次第であります。
※ちなみにこちら、以前は混浴だったようです。
んで、あとはひたすら下道をひた走り、大きな問題もなく無事帰宅と相成りました。
この旅で、わずかに残っていたフロントタイヤの残量もすりつぶし、本日の交換に至ります(笑)。
いや、楽しかったです。
ん?今月はもう1回4連休が取れそうだなぁ。
まいったなぁ、どうしよう(^_^;)。