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[2012年9月26日07時20分 読売新聞]

さいたま市は24日の市議会保健福祉委員会で、車の保有が認められていない
生活保護受給144世帯で、153台が保有されていたことを明らかにした。
市の処分指導にもかかわらず、4年以上も高級外車を保有していた例もあった。

市保護課によると、厚生労働省通知などで、障害がある場合
などを除き、生活保護世帯の車の保有は制限されている。

市内では２０１１年度末時点で、障害者の通院などに31台の保有が認められていたが、
153台は認められておらず、うち10台は就労収入で購入するなど、生活保護費の受給
開始後に保有していた。
市は売却や廃車などの処分指導を継続しているが、69台は1年以上も保有されたままだった。
悪質な場合は保護の廃止処分なども検討するという。

ただ、大半は実質的に使用されず、資産価値も低下しているとみられ
同課は「処分費用に困っている事例もある」とみている。
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[[NHK9月26日 12時53分]
生活保護を受けている人の数は、ことし6月の時点で全国で211万5000人
余りに上り、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省によりますと、ことし6月に生活保護を受けた人は、全国で211万5477人でした。
これは、これまでで最も多かった前の月より4661人増えて過去最多を更新しました。
生活保護の受給世帯も、4688世帯増えて154万2784世帯となり、これまでで最も多くなりました。
世帯の内訳では、「高齢者世帯」が最も多く、およそ67万世帯で全体の44％を占めているほか
働くことのできる世代を含む「その他の世帯」がおよそ28万世帯と、この2年でおよそ6万世帯
増え18％を占めました。

厚生労働省は「増加の幅は小さくなってきているが、依然として雇用情勢が
厳しいことなどから増加に歯止めがかかっていない」と分析しています。
生活保護の給付総額は、今年度は3兆7000億円を超える見通しで
この5年間でおよそ１兆円増えています。
厚生労働省は、不正受給の防止策や生活保護に頼らずに済むための自立支援策など
について、28日から本格的に議論を始めるとともに、生活保護費の支給水準の見直しも
進めることにしています。
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>生活保護の給付総額は、今年度は3兆7000億円を超える見通しで
>この5年間でおよそ１兆円増えています。


2、3年後には給付総額が防衛予算を上回りそうなので、『支給水準の見直し』よりも
『生活保護費不正受給者狩りと締め上げ』が先ですな。