エースマンとツーリング

納車後半年間は無料で充電のできる
MINIチャージングカードが使えるので、
納車してから毎月どこかへ1泊のツーリングを
していましたが、職場で退職者が出たせいで
来月は連休もなく、通常10日ある休日も
休日出勤などの影響もあり8日だけ。

夜勤明けで出発して1泊する方法も考えられるけど
翌日からの激務を考えると足も重くなります。
なので、今回が納車後毎月ツーリングもラストかな。
ま、じゃらんのポイントがどのタイミングで届いて
どれくらい使えるか？にもよるんですけどね。

では、納車後の今年に入ってからの毎月ツーリングを振り返ってみましょう。

【1月】　名古屋・三重
心躍る初ツーリングだというのにメインシステムの異常で不安がつきまとい、
充電や電力消費のペースもわからず道中手当たり次第充電しながら進む
という初々しい初ツーリング。

【2月】　鳴門・高松
気を取り直して快晴の今まで楽しみきれてなかった鳴門を堪能して
高松ではお気に入りの焙煎所を巡る2泊3日のツーリング。
初日は夜勤明けとはいえ3日目はほぼ帰るだけという余裕のスケジュールも良かった。

【3月】南紀白浜
全頭返還がアナウンスされる前に天からの啓示で
　『南紀です。白浜へ向かうのです！』
と告げられパンダを見に行ったツーリング。
充電スポットに乏しい南紀エリアで最低限よりも余裕のある回数と
西紀SAでの真新しい150kW充電器を使った経路充電や、
アドベンチャーワールド滞在中に無料で行える普通充電は帰路でとても助かり、
滞在中にチャージされる目的地充電のありがたさを知りました。

【4月】播但道
またもや夜勤明け出発のため日帰り圏内すぎる泊まりツーリング。
なので見るべきところも少なく、2日目にはエアコンから冷風が出ないことが発覚して
高温に耐えられず引き返してディーラーへ行くという顛末。

【5月】　山陰
島根県東部と鳥取県の3市を横断するルート。
初期の頃に比べて充電のペースがわかってきたり、逆に電欠の恐怖と闘ったり。


こうやって振り返ると、やっぱりツーリングの主軸は電池残量と充電であって、
でもそれこそがBEVで味わえる楽しさであったり、醍醐味だとも思えるんですよ。
だってICE車ならこんな経験なかなかないですからね。
時には不便だったり不安だったりもしますが、
それを乗り越えるからこその達成感や安心も生まれるわけです。

そして改めて思うのが、長距離には向かないと言われているBEV車でも
その快適性により予想よりも遙かに遠くまで行けるということ。
さすがにこんな頻度で泊まりのツーリングしてたら今は燃料代不要とはいえ
宿泊費や高速代が気になって休みもせいぜい2連休だし
現実的に行ける範囲は限られちゃいますけどね。

今後の問題としてはやはり道中の経路充電でしょうかね。
50kWの充電器で30分急速充電するとして、到達時の残存電力は
エースマンSEの場合、35％がベストだと考えています。
その位置にちょうど充電器があるのかどうか、または無理なく使える施設なのか？
という問題があります。
他社ディーラーはもちろん入るのに抵抗がないとは言えませんし、
企業が実質自社専用に設置している場合なんかもありますし。

さらなる問題は規格が統一されていないことです。
最も一般的なのはeMP（e-Mobility Power）の充電器でしょうが、
月額費をはじめ結構なお値段しますし、
せいぜい2～3日のツーリングで利用するのであれば会員登録せずに
さらに割高なビジター価格での利用になります。
かといって自宅での基礎充電を無しにして普段からeMPの急速充電を行うのも
費用的に非現実的な運用方法です。

BMW/MINIのディーラーにも設置が進み、自宅からすぐ近くのショールームにもある
Power Xは月額会員費も年払いにすれば月900円と安くて良いんですが、
設置箇所がまだまだ少ないのと、せっかくの150kW機ですが
エースマンSEの最高充電出力が95kWなので活かし切れないのももどかしいところ。

話が逸れてきましたね。
時間があれば納車後から充電について得たノウハウを記事にまとめてみたいと思います。

まぁやはりエースマンでのツーリングはとても快適で楽しいのは
実体験でよくわかりましたが、来月からは近場メインの使い方になると思います。
もともと暑い夏はツーリングには出ないし、涼しい季節も今後はバイクで出るかな。
とはいえいつものメンバーで行くツーリングにはもちろんエースマンを出しますし、
充電による経路選択や待ち時間も他のみんなを巻き込んでしまうことになるでしょうけど。