年始早々ですが、
お立ち寄りありがとうございます。
今回は、予告通り、おしえてメカニッくん 第5弾
メカニックって書いてますが、
実はメカニックじゃない内容です。
すいません。
今年のお正月は、寒さに負けて、大分、ハゲて来たST165の桃レ~スの塗り替え。
ま~、GC8で使ってた奴なので、もう12年前に購入した奴です。
それでも、なぜか捨てられない・・・。(笑)
スポーク部分のブルメタは先行で塗っちゃてるので、今日は革巻き部分の塗装。
こういった革部分の塗装って、結構みなさんやらないので、参考になれば・・。です。
写真撮ってないので、申し訳無いんですが、
まずは、ハゲ部分とハゲて無い境界を殺す為、粗め(今回は240番)のペーパーで、全体的に磨ぎます。
すると、バックスキンみたくなるので、押さえで、染めQを染み込む様に噴きます。
乾いたら、ラッカー系のスプレーで4回程、重ね噴きします。
きっちり、乾燥したら、400番程度のスポンジやすりで足付け。
足付け後は、こんな感じ。
で、乾燥したら、艶消し黒の最終噴きですが、
缶スプレーは必ず、湯煎か、ヒートガンを使って、人肌温度(35℃ぐらい)にしておきます。
特に、この時期、冷えたスプレーをそのまま使うと、まず強靭な塗膜はできません。
噴き付けも玉噴きになりやすく、百害有って一利無しです。
で、最終吹き付け分もきっちり乾燥したら、最後のスポンジやすりがけして完成。
安価な桃レ~スを缶スプレーまで買って、リビルトするより、中古買った方が安い。
という、ツッコミは無しでお願いいたします。
しかも施工前、撮り忘れてるので、良くなったのか?解らんし・・・。(笑)
それでも、もう手に入らない純正ステアリングのリビルトや修善をお考えのかたには、
必要な情報かも? と、勝手に思い込んでます。♪
で、ここからが、おしえてメカニッくん。
結構、缶スプレーの噴き方リクエストが多いので、ここからが、缶スプレー塗装の私なりの基本です。
まずは、ダメな噴き方と、良な噴き方。お正月記念で、動画です。(笑)
まずは、ダメな噴き方。
押しっぱなしは、ダメ!
次は、良な吹き方。
腕が止まってる時は噴かない。動いてる時に噴く!です。
これで、垂れる寸前に持って行ければ完璧。
これが、できれば、丁寧なマスキングと、養生で、ボンネットやフェンダーまでは、誰でも塗れます。
結局の所、美しい仕上がりを作るのは、下地処理とマスキング。
過去ブログ画像ですが、塗るなら一面全部が基本です。
中途半端な部分補修は、プロでも嫌がる高等テクニックなのです。
とくに、メタリックは、まず素人には無理です。(笑)
これに、上記、基本と、
湯煎orヒートガン・トーチでのスプレー缶温度により、噴射圧を調整する事で、寝かせ噴き等が、
可能となるので、乗用車程度なら、缶スプレーでの天井全塗りも可能となります。
ただ、これはかなりの修行が必要ですが・・・・。(爆)
過去のおさらいなんですが、途中の白い塗装は、みなさん御存知のプラサフ。
人に因っては、これを本塗装バリに厚塗りする方をよく見かけるんですが、
これは、あくまでも下地用塗料。
二液ウレタンサフならいざ知らず、中身は、希釈したパテ。
塗膜が非常にもろい為、軽~くサラっとが基本。
パンパーや金属プライマーも同様。
あくまでも、塗装の乗りをよくする為の、補助材である事をお忘れなく。
では、最後に缶スプレーのチューニングについて。
通常、買って来たスプレーの噴射ノズルは、これが標準。
特に、小物なんかの塗装では、噴射し過ぎてデロデロ。って、経験はみなさん、お持ちでしょう。
で、用意するのは、ワッシャー。
ノズルを一旦外して、ワッシャー入れる。
で、ノズルを戻す。これで、少量噴きが可能になります。
ただ、缶スプレーにも当りハズレが有って、これやると、玉噴きになってしまう場合は、
缶を温めてやりましょう。要は缶の温度で、エア圧を調整してやるってのが、コツです。
ちなみに、ソフ9さんは、ハーフクリップが付いてますが、
これでも、厳しい場合は、
ノズルを外して、
ワッシャー入れる。
ちょっと、熱めに温める。
で、噴くとこんな感じ。
もう、残りが少ないので、ちょっと玉飛んでますが、もう少し缶を熱すると、
この玉も消えます。
ま~、かなりの小物はエアブラシの方がイイかもしれませんね。(笑)
では、最後におまけ。
ヒートガンを使っての乾燥の仕方。
トーチも同様なんですが、これも左右に動かすだけの方や、直火焼きの方を多々見かけますが、
それでは、確実に焦げます。(爆)
一定距離を保って、クルクル回すが基本です。
金属パーツは、見えない裏から、直火攻撃も有りですが、
最終的に見える部分や、革や布、ビニールパイプや、ポリパイプは、かならず回して下さいね。♪
やっぱり、結構なボリュームになりましたが、缶スプレー編、これにて終了。
更に、不明点、質問等、ありましたら、コメントにて宜しくお願いします。
解る範囲でお答え!できるかな???(笑)
で、今年もアストロ初売り行って来ました。
今回の第一目的は、
コレ! 1000円程でこのセット内容。笑いが出ます。(ラチェハンは違います。)
第二目的の激安サウンドスコープは売り切れ。残念。
悔しいので、激安プリセットトルクレンチをスペアで。
初売り記念品ももらって来ました。
みなさんもアップされてますが、伸縮式の、まごの手の意味が解らん・・・。(笑)
と言う訳で、本年の初ごにょは、ハンドルの塗装という地味系でした~。
ヒーターコア交換、いつやりましょうかね~。なんか、延び延びになりそうですね・・。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。