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とっさん165のブログ一覧

2017年01月15日 イイね!

Lジェトロ Ⅰ型3S-GTのブーストカットのカットの話し。他


お立ち寄りありがとうございます。

本日も昨日に引き続き、寒波停滞。昨晩はちょっと雪が降ったみたいで、



いつものごとく、フラっとジャンさんの朝ミへお邪魔するつもりだったのですが・・・

ジャンさん、緊急ブログで「凍結してます。」との事・・・。
しょぼい運転技術で愛車を壊す訳にはいきませんので・・・
(なんせ、外装部品調達の大変なお車さん達ですから・・・(爆)



朝一は、天候不良で延び延びになってた、キャンバー調整から。
今回調達したのは、15mmタイプです。目いっぱい振って、3°ぐらいかな?




とりあえず、目いっぱい行ってみる。ボルトがちょっと長いですが、支障無しでしょう。



で、ジャッキダウン。エスコスよりは、大人しい感じ。



フェンダー上からだと、タイヤの下がちょっと出てる感じですね。

で、ここで、本日のゴタク・・・。久しぶりのシリーズ復活!



セリカくんは、4輪ともカラーアルミナットを入れてますが、
ホイル組み直しの時は、締め込んだ際に削れるネジ山カスの除去は必ず。



ナット側のカスも必ず除去。



今回は、組み込んで、3回目の脱着なので、タップ切りも併せて。




アルミナットは、もちろんインパクトは禁止。注油して、トルクレンチ管理は当たり前ですが、
締めつける度に、必ず、アルミホイールとの、接合面が潰れる?縮まります。
3回に一度は、タップかけておきましょう。実際、これぐらい出て来ます。

で、結果的に各ハブボルトの精度誤差に適応したナットが完成します。
これを、入れ替える事無く、同じボルトに使う事で、強度確保の基準となります。
こういった、メンテをせずに、
何度も力まかせに、締め上げる方が、ホイールの脱落なんぞを起こします。

アルミナットは、必ず定期的なメンテが必要ですし、次回、タップ切りを必要とするぐらい、
締めるのが、硬くなったら、そのナットはもう寿命です。潔く、おNEWに替えましょう。
タイヤは命を乗せている!(どっかで聞いたセリフだな・・・w)

で、タップ切ると、




とある、みんともさんも、おっしゃってましたが、長いボルトでも、実際、トルクがかかる所は、3カ所。
まずは、ボルトの両端部分。



見えるかな? あと一か所は、これぐらいの長さなら、センター辺りかな?
ちょっと、白くなってる辺りです。こんな感じで、軽量だけど、柔らかいナットは、
必ず、確認・メンテが必要ですよ~。
最近は、大手カー用品店では、買えなくなってますよね。理由は、ここに書いた通りです。♪

で、ごたくは、終了。



ST165乗りの方、限定の情報になってしまいますが、リアの純正ボルトとキャンバーボルトの比較。
いつもどおり激安1本1英世の奴ですが、問題無く使えます。♪



反対側も組んで完了。



フロントも、適当に、トー触ら無くてもいい程度で、倒す。



写真追加 : 調整前の写真だった・・・。(爆)
とりあえずこんなもんでしょ。(現在、ヘキサボルトが、青ライン辺り。)

では、いつもの山坂道へ出撃。




もちろん、朝ミ会場へも、おじゃま。

足廻りは、良い感じになりました。初期アンダーは、完全に消えました。
(ま、ブレーキがプアーなので、かなり手前から、減速してますからね・・・笑)
プッシュアンダーも、元よりは、良くなりましたね。リアの接地感は、やっぱり微妙・・・。
これは、ノンスリ入れてから、本調整ですね。



ただ、悲しいのは、0.75barで、カットかかってます。(~_~;)
やっぱり、エアフロと、O2センサーのフィードバックも有るみたいですね。

寒いですが、ここからは、このブーストカットのカットの続きをやります。



まず、材料ですが、機械式のブーストメーター(きむちゃんさん提供)と、シリコンホースと、アルミ棒。



バイスに挟んで、錐で穴開けて、オリフィスを作ります。



コンプレッサー稼働させて、持って行きたいブースト圧に調整します。



で、とりあえず、サクサクっと作った、オリフィスをホースに入れて、圧力チェック。
1mmの錐でこんなもん? 設定したい値は、0.7barなので、0.98×0.7=0.686kg/cm
0.6~0.65辺りで設定できればOKですね。

で、最終的に0.5mm~0.6mm程度の錐でアルミ棒に穴開けが必要との結果に。(^_^;)



あ~、もう、めんどくせ~。nissoさんの、二方登場。(笑)



レバーを調整しながら、0.65で設定。



瞬着で固定して、VSVのアクチュエーター側へ割り込ませ。
これで、アクチュエーター側からVSVへかかる圧力は、0.68bar辺りで、固定出来た事になります。

で、試乗。
結果ですが、0.8barでブーストカット発動。(笑)

結論としては、MAPセンサーの無い、Lジェトロ。
ブーストプレッシャーセンサーが個別で付いていない、Ⅰ型3S-GT。
Ⅱ型は、ブーストプレッシャーセンサーが付いてるので、機械的にセンサー騙せばOK!



Ⅰ型のECUは、
エアフロメーターからの吸気信号で、ECUで演算かけてECU内で完結させてる感じですね。
よって、機械式で、騙して・・・は不可能。と思われます。




海外サイトでは、ECUコネクタに、PIM信号が有るのですが、
国内の配線図では、カプラーに、PIM信号表記が無い。



後は試しに、過給VSV信号線に、抵抗を割り込ませてみるか?
ECU内で、ターボインジケーターから、追い込んで、ECU内のプリント基盤上に、
抵抗をかますしかなさそうですね。

そういえば、遠い昔、かなり苦戦した様な気が・・・(笑)
Ⅱ型は、某有名メーカーの配線図で、楽々だった筈なんですけどね~。
とりあえず、ECU引きずり出して、実物で、回路チェックが必要みたいですね。

もう、乗りかけた船なので、やれる所まで、やってみましょう。と、思ってますが、
2機目3S-GTは、やっぱりⅡ型ECUでの制御の方が、いいかもしれませんね。
あ~、もうこの際、やっぱりⅢ型エンジン買っちゃいましょうか・・・。

悩むね~。物欲の塊だな。(笑)

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2017/01/15 22:15:37 | コメント(11) | トラックバック(0) | セリカ | クルマ
2017年01月14日 イイね!

中四国 第一回?165 ミーティングに参加してきました~。


お立ち寄りありがとうございます。

本日は、瀬戸中央道 与島PAで開催される!
中四国 165 ミーティングに参加してきました~。

先週末に、箱根の165乗りさんより、お誘いをいただいて、もう嬉しいやら、申し訳ないやらで、
参加してきました~。

到着時には、箱根の165乗りさん、南斗水鳥拳さん、すでに御到着済み。




まずは、初めましてのご挨拶をさせていただきまして~、記念撮影。

与島PAに165が3台並んでるってのが、もう、ちょっとした奇跡。

お互いエンジンルームも撮り合いっこして・・・



こちら、箱根の165乗りさんのⅠ型3S-GT。



こちら、南斗水鳥拳さんのⅠ型3S-GT。

当時、トヨタが社運をかけた?、コンパクトハイパワー インライン4が、
3基もこんなところに・・・。(笑) これだけでも、すごいっす!

なのに・・・

南斗水鳥拳さんの165は、LEFTハンのUS逆輸入車両。しかも、黒!





これですよ。コレ! 私が欲しかったサイドステップ。

フロント側のデザインが、売れ行きの悪い、北米での販売増加を目論んで、
アメリカンマッチョな雰囲気を無理っくり作りだそうとした、当時のトヨタの努力が、
しのばれます。(笑)




でも、やっぱり今、欲しいのはこちら!
リアバンパーと、リアサイドアンダーパネル?名前が解らんですが・・・(笑)



黒い165を並べるなんて、滅多に無い事なので、並べさせていただいての記念撮影。
さすが、3ナンバーは伊達じゃない!
サイド、リアバンパーももちろん違うんですが、リアのブリフェンのボリュームも全然違います。

こんなの全然知りませんでした。奥が深いね・・・。165。

今日は、さすがに寒かったので、ホットドリンクを飲んだり、ちょっと昼食取ったりと、
3人で、駐車場とSAを行ったり来たりしながら、車談義に華を咲かせるのでありました。
というか、いつものごとく、一人でしゃべりまくってた感、満載でありましたが・・・(笑)

で、南斗水鳥拳さん お帰り前に、最後の記念撮影。



瀬戸大橋をバックに!なんて素晴らしいアングルなんだ~!大満足であります!
ただでさえ、見なくなった165。
しかも、国内純正色とは関わりの無い、色もの3台体制であります!(笑)

で、南斗水鳥拳さんとお別れ。
寒い中、私のマシンガントークにお付き合いいただいて、ホント、ありがとうございました!

最後に、ちょっぴりブースト上げた、
私の165の助手席に、箱根の165乗りさんに、乗っていただきました。

「やっぱり、加速が違いますね~。」と、
お誉めの?お言葉をいただいて、もうちょっと、いってみるべか~。と、アクセルベタ踏み~。

ブーストカット!炸裂!(爆) あれだけ調整したんですけどね~。
気温下がって、酸素増えてるんでしょうね~。
やっぱりブーストカット対策ちゃんとやらないとダメですね。おちおち、踏めないね。(笑)

これで、私的には、第1回 中四国 165 ミーティング終了となりました。
朝10時から、昼3時頃まで、なんだかんだで、時間ってあっという間に過ぎちゃいますね。

今回、お誘いいただいた、箱根の165乗りさん、南斗水鳥拳さん、
とっても、楽しい時間を過ごす事ができました。 ありがとうございました。
お寒い中、お疲れさまでした。

タイミング合えば、毎年、この時期の定例会にしていただけると嬉しいです。
宜しく、お願いいたします。♪

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2017/01/15 00:49:28 | コメント(9) | トラックバック(0) | 16○ミーティング | クルマ
2017年01月13日 イイね!

とある、みんともさんへの業務連絡。


怒られたら、即削します。(笑)

お早めに・・・。♪

追記 おまけ。
Posted at 2017/01/13 23:26:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 業務連絡 | クルマ
2017年01月12日 イイね!

イルミごにょ。センターコンソール終了。


お立ち寄りありがとうございます。

寒波です。寒波! 週末は、雪らしいです。
土曜日は、楽しみなプチオフなんですが、通行止めとかにならないでしょうね?
ちょっと、不安・・・・。

寒いですが、内職ごにょは、やっております。

セリカくん、イルミ全青化計画ですが、センターコンソール最後の難関!
シガーライターソケット青化をやりました~。




まずは、純正の緑色のやつを、型取りくんで、型取り。

で、UVレジン コバルトブルークリアを流し込んで硬化。抜いたやつは、こんな感じ。




で、リューターでヒケや膨れを調整しながら、整型。



で、仮嵌め。こちら純正。



こちら、ブルーのオリジナル。



型合せはうまく行ったので、クリアブルーの上塗りして、クリア吹き。




嵌めて完成。♪



組み込んで、試点灯。ちょっと、光の廻り込みが少ない感じですが・・・



シガーライター入れてみる。ま、こんな感じでしょう。(笑)



センターコンソール青化全景。時計の緑数字が、すっごい気になりますね。
これって、青く出来ないんでしょうかね~?(笑)

これで、後は、



こいつと、



こいつだけ。



で、またまたキーリングの複製作業が必要!
もっと早く硬化させたいので、買っちゃった。♪



LED懐中電灯式UVライト。0.5英世。(笑)
試しにちょっぴり試してみましたが、さすが、専用ライト硬化が早~い。



なまめかしい光です。

みんとも、きむちゃんさんからも、プレミアンなメーターを譲っていただいたので、
そちらを青化予定です。LEDバックにするか? ELライトでブルーにするか?
すっごい悩みますね・・・。(笑)

電飾ごにょってホント楽しいですね~。基本的に電気屋さんですからね。

最後になんですが、とある大切なみんともさんが、消えちゃった・・・。(^_^;)
なんとなく、原因は解る様な気がするのですが・・・
すっごい、気になってます。御存知の方、いらっしゃいませんか?
幸せの黄色いコ○○ッ○の方です。情報あれば教えていただけませんか?

宜しくお願いいたします。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2017/01/12 21:52:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | セリカ | クルマ
2017年01月09日 イイね!

皆様待望(待ってねえよ)の「教えて!メカニッくん!」 第3弾


お立ち寄りありがとうございます。

本日は、お外でちょっと手の汚れる系の整備を予定しておりましたが、
路面も濡れてるし、お空もいつ降ってもおかしく無い感じなので・・・

第3弾です。(笑)
前回、ちょっぴりブーストアップしたブログをアップしましたが、
エンジンを壊さない程度のブーストアップに限ってのメカのお話です。

タービン替えてフルコン制御や、NAの方には、興味の無い内容になりそうですので、
あしからず・・・。

では、始めます。

まずは、ターボの仕組みから。



こちらが、ターボ。(いつもの様にネットからの無断拝借です。怒られたら作女します。)
まず、基本的なメカニズムですが、燃焼した排気ガスの圧力を利用して、タービンを回して、
吸入気を圧縮してエンジンに送り込む!ってのは、みなさん、御存知だと思います。

で、この吸入気の圧縮加減を決定してるのが、アクチュエーターになります。




これは、サージタンク内の圧力で、アクチュエーターのポペットバルブを押し、



EXペラにかかる排圧をEXハウジング内の丸い小さい蓋を開けて、
ポートから逃がす役目を果たします。



風量の大きいタービンに交換すると、効率/容量共に優れたウェイストゲートに交換します。
マメ知識ですが、日本ではウエストゲートと称される事が多いですが、
正式には、ウェイストゲート (wastegate valve)が、正です。

こちらは、アクチュエーターが排圧を逃がす作用なのに対し、
抜けるのを止める作用でブースト調整を行います。
つまり、蓋の開閉作動が逆になってるのが特徴です。

これにより、風量の大きいタービンを入れた時のアクチュエーターの容量不足に、
悩まされる事無く、ブースト調整が可能となります。

ただ、排圧・排熱により真っ赤になるので、定期的なパッキン交換等、
ある一定の定期的なメンテナンスを要します。

これが、純正採用されない1番の理由です。コストがかかるってのもあるんでしょうけど・・・。(笑)

で、アクチュエーターの話に戻りますが、
簡単に言うと、ポートが全開に近づくにつれ、ブーストが下がる。
         (アクチュエーターにかかる圧力は、ほぼMAX)
         ポートが全閉に近づくにつれ、ブーストが上がる。
         (アクチュエーターにかかる圧力は、ほぼ0)
と、思っていただいて結構です。

ちなみに、このポートは全閉だと、どこまでもブーストが上がります。
どうすれば、いいかと言うと、アクチェエーターに繋がってるホースを抜いていただければ、



ブーストはウナギ登り!!って、事です。(笑)
ただし、ホース側はメクラして、吸入側のエア漏れを止めて下さいね!

と、ここまで理解出来た方は、次へ進んで下さいね。
う~ん?の方はもう一度読み返してみてね。♡




で、全閉のままでは、ウナギ登りで、エンジン壊れちゃう。
全開だと全くパワーが出ない。という事になりますよね!

これを制御するのが、いわゆるブーコンです。これについては、機械式と電子式が、
有りますが、サードパーティー系の説明はすっごい長くなってしまうので、今回は、しません。(笑)

純正でも、もちろん電子式のイイ奴が付いてます。



これが、いわゆるECUとセットになった、過給圧用VSVです。
ECUに書き込まれた、ブースト圧に合せて、VSVでエアーを抜いて、
アクチュエーターにかかる圧力を制御して、メーカーが設定したブースト圧で固定してます。
最近のは、ノーマル、スポーツとか、ブースト圧の変更できる車種が当たり前になりましたね。

これで、解りますね。ECUのブースト制御部分のみ、書き換える事ができれば、
お高い後付け電子式ブーコンなんていらないんですね~。(笑)
ただ、サードパーティーさんも御商売。
それなりのお値段で、後付けタイプにしないと儲からないですからね。
詳しくは、書きませんが・・・
もちろん、ECUを書き換えてしまうと、
メーカー保障対象外になってしまうというリスクも発生してしまいます。
ま~、パワーアップ目指してる方に、そんな事気にする人なんて、少ないと思いますが・・・(笑)

で、市販のパーツでお安く、ブースト上げる為には、このエアを更に、
抜いてやればいい訳ですね。

で、お安い順でご紹介。



恐らく、調整出来る系では、一番安価なんじゃないですかね~。
知ってる人は知っている定番アイテム。Nisso 三又分岐 ホムセンで0.35英世。(笑)

これを、



赤○部分にカマすだけでOK!



赤○は、全開。青○で逃がすエアーの調整をします。
ただ、気を付けないといけないのは、二次エアー吸い込み防止で、出口に必ず、
ワンウェイバルブ設けて下さいね。

追記) 緑はメクラです。

ま、最近のターボ車は、ブローオフバルブ付いてるので安心ですが、
アクチュエーター内の埃の進入防止も兼ねるので、是非やって下さいね。
軽四~1.5Lクラスのタービンのブーストアップなんかは、これで十分。

ブースト調整が終わったらレバーの根元にちょっぴり瞬着たらして下さいね。
固定しておかないと、振動でレバーが動いてブースト圧が変わります。(爆)

ただ、2Lクラスのタービンになると、内径が細すぎて、役不足。

そこで、登場するのが、このタイプ。



以前のブログでも登場した、このタイプ。お値段は送料込で2英世ちょい。

原理は、Nisso 三又分岐と、全く同じ。専用品なので、見た目もそれなりにGOOD。
取り付けた感じ、微調整も効きます!ただ、カチカチ言うノッチの無視が必要です。(笑)



後は、コンプレッサーツールや、工業用のレギュレーター各種。
要は、エアーの減圧ができればOKなので、何でもOKです。
お好きなデザインに、お好きなカラー、許されるお値段。選び放題です。
これも、また楽し・・・。(笑)

で、これ以上のおまけ機能や見た目、優越感に浸りたいなら、電子式。
代表的な画像を貼っておきますが・・・


これや、

これ。

上は、ソレノイド方式。
下は、ステッピングモーター ニードル方式。

各メーカーさんからいろんな物が出てますが、
ご予算と見た目+オマケ機能でチョイスして下さいね~。

私もエスコスには、ソレノイド式付けてますが、お値段相当の価値が有るかと言うと・・・
これ以上は、書けません・・・(笑)

では、これでブースト圧制御のお話は、ひと区切りしたので、中休み。



またまた、HM ! このシリーズでは、こんな感じで休憩を入れて行きます。(笑)

で、次は、ノーマルECU制御内での、ブーストカットのお話。
これに関しては、メーカー側の「壊れないよ~!」の過給圧設定をいくらでしてるかの話し。
これは、ノーマルエンジンの強度、タービンの耐久性、ECUの燃料マップ等、
エンジン開発側が設定した安全マージンです。

ブーストカットと書いてますが、一次的にエンジンへの、燃料供給をカットするので、
決してエンジンには良くありません。(^_^;) かけ過ぎには、御注意です。

ま、概ね、純正値プラス0.2辺りが標準です。これ以上になると、エンジンやタービン以前に、
燃料マップそのものが対応してません。ので、ノッキング(デトネーション)の原因となります。

また、ちょびっとブーストアップでも、現状(ノーマル)のブースト圧の把握は必ず必要です。
後付けのブースト計は必ず必要となります。できれば、ピークホールドで、
あらゆる走行条件においての、ピーク値の把握をオススメします。

中には、ブースト計無しでいきなりブーストアップだけという方も、いらっしゃいますが、
私は、恐ろしくて、真似できません・・・。(爆)

とりあえず、純正内でのちょっぴりブーストアップは、これで完結。

次は、ちょっぴりブーストアップした時の、燃調微調整の話です。
これは、ジェトロ方式で対応が変わって来ますので、基本的な考え方のみで、分けて書きますね。

まず、Dジェトロについてですが、これは、エンジン制御の要である、
基本サージタンクに付いてる圧力センサーで、ブースト圧の検出もやってるので、
ブーストアップに応じた、微小な燃料補正もやってくれます。
なので、ブーストアップするだけでOKです。

問題は、Lジェトロ。
これに関しては、エンジンの基本制御はエアフロメーターで検出した吸入空気量で行い、
ブースト圧の検出は、基本VSVと一体になった、センサーで検出します。
この時点で、吸入空気量と、ブースト圧とに、わずかながら誤差が発生します。
要は、ノーマルマップ+ノン補正(多少は増量しますが)で、制御される事になります。

ただ、安全マージン内でも、ブーストアップでの常時フル加速(サーキット走行等)を、
続けると、エンジンのヒートに比例して、リーンバーンからデトネーションへと変貌を遂げます。(爆)
これを、防ぐ為には、意図的な燃料増量が必要なんですが、フラップ式に関しては、
以前のこのシリーズでもご紹介しましたが、バタフライスプリングを柔らかくする事で対応できます。

ホットワイヤーはこれができないので、手段としては、ノーマルインジェクターの開度をそのままで、
増量するしか有りません。

もちろん、高容量インジェクターへの交換もしませんし、サブコン・フルコンだって使いません。
「えっ、そんな事できるの?」 もちろん、出来ますよ。♪



どうやるかというと、FUELレールのプレッシャーレギュレーターの設定圧を上げるだけです。
ただし、これも、燃圧計を付けて、純正燃圧の確認が必要です。
ま~、大抵修理書見れば、補器類点検ページにイニシャル圧値が載ってます。



例えば、540ccのインジェクターというのは、
有る特定の燃圧時の話であって、通常は、3bar辺りです。
これを、1割増し 3.3bar辺りに設定してやることで、ノーマル燃料マップからの、
1割増が簡単に行えます。
(単純計算での数値です。実際は、ホースの断面積やポンプの吐出量で計算式は変わります。)

参考ですが、ウチのエスコスは4.5bar 360(3bar)ccのインジェクターで、
ギャレットT35で、常時1.5かけられます。 パワー的には、350ps程です。
が、いつもは、1.2で設定してます。
燃料マップも、スクランブルブーストかけてるので、中間域のマップは変えてますが・・・
もちろんですが、エンジン冷間時はカブリます。(爆)

後は、ポンプの吐出量との兼ね合いもありますが、
ノーマルタービンでの、1.1~1.2ぐらいまでなら、ほぼ対応可能です。

ただ、極端にポンプ&インジェクター容量の少ない、CA18 初期SR20は除きます。(笑)

交換するレギュレーターに関しては、ノーマルブーストアップのみで、これ以上触らない!
って方は、



お安い圧力固定式がオススメ。

今後、まだステップアップ予定だ~!って方は、調整式のチョイスをオススメいたします。

もちろん、まだステップアップ予定だ~!って方は、
チップ交換や、サブコン、フルコンの登場となりますのであしからず。

とまあ、こんな感じで原理はお分かりいただけたのでは、無いかと・・・。
どちらにせよ、車ってのは、人と同じで、トータルで管理してやらないとダメって事です。
エンジンだろうが、足回りだろうが、どこかを突くと併せてどこかも一緒に!
ってのが、基本になります。これだけは、車が古くても新しくても、変わりません。

併せて一緒に部分を、少しでも安価で済ませたいですもんね~。
そういった意味で、原理と仕組み(同じ?w)を理解するって大切な事だと思います。

本音を書きますが、私は、どちらかと言うと、
サブコン フルコンがあまり好きじゃありません。
多少、エンジンの下が濃くなってモタっても、不具合がでたら、サードパーティーメーカーへの、
修理依頼しか、対応策が無い!という、縛られる環境が苦手です。

以前もみんともさんのジャンさんともお話ししましたが、今の時代、やどかりチューンが、
一番お金かからず、楽しめる!って、話しに妙に納得。
若い頃?今現在?フルチューンエンジンに湯水の様に諭吉を叩き込んだ、
バカ同士(これは褒め言葉です。w)だから、解るお話。(爆)

結局は、自分が満足できるかどうかですからね~。プロレーサーじゃ無いですし・・・。(笑)

とまあ、自分の呟きも含めて超大作になってしまいましたが、最後まで読破していただいた皆様、
本当に、ありがとうございました。

次回、4弾は、何にしようかな~?♪♪♪(笑)
Posted at 2017/01/09 12:04:11 | コメント(10) | トラックバック(0) | 教えて!メカニッくん! | クルマ

プロフィール

「@Σ( ̄Д ̄ )!ちろ丸@ここさん 明日はログイン出来ない状態になってるんでしょうかね〜? あっちもたまには覗いて下さいね。😆」
何シテル?   06/27 11:23
エスコスとGC8を生贄にして 手に入れたエキシージS V6。 元愛車達への感謝と成り上がりな自分に 対する戒めも含めて ハンネが確定しました。(笑) が...
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