
実は前々車のランカスターで一度お世話になったことのある塗装屋さんが近所にありました。ちょっとしたつてもあったものですから、かなり安い値段でやっていただきました。ちなみにその後、同じ車でちょっとした傷をまたしてもつけてしまった時、行きつけのガソリンスタンドの安い補修(といってもそのお店でやってもらったのとほぼ同じ金額)をしてもらったことがありましたが、その仕上がりのあまりの違いに、後になって本当に後悔しました。やはり餅は餅屋です。
そんなことを思い出し、とりあえずいくらぐらいかかるものか相談してみようと思って行ってみました。ご主人はしばらく傷を見るなり、「もしだめだったら塗装になるけどそれでもいい?」どのみちこのままではいやだったので、お任せしますというと、ポリッシャーを取り出し傷の周辺を磨きはじめました。「磨く」というよりも、目の細かいやすりで「削る」という感じです。実際作業が終わってみると傷は分からなくなりましたが、磨いたところは削りかすで真っ白です。ちょうど昔プラモデルの合わせ目を消すために耐水ペーパーで磨いた後のようになっていました。その後ポリッシャーのバフを換えて、今度はコンパウンドを何度もかけていきます。するとどうでしょう!みるみる塗装のつやが出てきました。
終わってみると文字通りまったく傷は分からなくなりました!本当に「まったく」です。「この車は塗装が厚かったから大丈夫だったけど、塗装の薄い車だと最初の削りの段階で下地が出てしまう。そうなったら塗装するしかなかったから最初に聞いたんだよ。でもさすがVW車は塗装が厚いね。」そんなふうに言われました。
結局お金は要らないというご主人に無理やりわずかな金額を受け取ってもらい、バフ掛けしたことで取れてしまったコーティングを、ディーラーにお願いしてボンネットだけもう一度かけてもらい終了!嘘のような金額で出来ました。
実はなまじ自分でコンパウンドなどをかけなければもっと簡単にきれいに出来たそうです(涙)コンパウンドをかけてしまったことで傷を広げてしまっていたようです。もし傷でお悩みの方はちょっと相談してみるのもいいかもしれませんよ!
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Posted at
2006/05/11 19:10:46