
結局3周が限界でした(iPodの計測では16kmでした)。走り終えて思いっきり不安になりました。そうして落ち込みました。フルマラソンの半分の20kmも走れない人間がフルマラソンに参加しようなんて100年早い!そう思い知らされました。いくら毎日それなりのペースで8km走っていても、たとえゆっくりのペースだとしても40km以上走り続けることとは雲泥の差があることを、いまさらながら思い知らされました。今の練習方法そのものも見直す必要があるようです。iPod Sport Kitのおかげで今の僕があるのは確かなのですが、一方これのおかげでついついタイムを縮めることに意識が向かってしまうのも事実。今後はペースを落としてその分もう少し長い距離を走るようにしなければ…。
走り終えて「稲荷湯」に向かっているとまたしても雨が…。どうも僕にとってこの場所と「雨」というのはセットのようです。気温も下がってきましたので、風呂で十分身体を温めてから帰ろうと思い、熱い風呂にしばらくつかり、着替えをして「稲荷湯」を後にしました。
異変は急にやってきました。中央線に乗って新宿に向かう途中、ちょうど御茶ノ水を過ぎたところで、急に気分が悪くなりました。「やばいなー」と思っているとどんどん具合が悪くなっていきます。大量に汗が流れて立っていられなくなったかと思うと、次の瞬間自分は電車の座席に座っていました。周りにいらっしゃった乗客の方が心配そうに「大丈夫ですか?」僕に向かって話し掛けてくれていました。「次の駅で降ろした方が良いですよね」「そうですね」などと話をしていらっしゃいます。どうやら意識を失って倒れかけたところを座席に座らせてくれていたようです。「すみません、すみません」と繰り返している自分がいました。結局次の駅の四谷で降りました。駅員さんが近くにいれば事情を話して休ませてもらったのですが、あいにく駅員さんはおろか、まわりにお客さんも無く、とにかく手すりにつかまって立っていました。驚いたのは、視界がどんどん悪くなっていくこと。ちょうどロボットが壊れる直前のように、まずは映像が白黒になってそれがどんどんぼやけていって視界が狭くなっていきます。暑くも無いのに体中汗だくでいったい何が起きたんだろうと思っていました。それでもしばらく外の風に当たっているうちにちょっと落ち着いてきたので、とりあえず新宿まで行くことにしました。結局この後は少し落ちついて、途中明大前の駅で降りてしばらく休んだ後は何とか自宅まではたどり着き、ベッドに倒れこみました。しばらく横になっているとすぐに落ち着いて、何事も無かったように元に戻りました。
後で調べてみたところ、どうやら脳貧血(正確には「起立性低血圧」と言うんだそうです)であったようです。ようは脳に血液が十分に回らなくなってしまった状態。さんざん走った後、熱い風呂に入ってしまったのがいけなかったようです。健康のためにはじめたスポーツで身体を壊してしまっては元も子もないですよね。自己管理がなっていない!大いに反省しました。車内にいらっしゃった皆様、本当にご迷惑をおかけしました。
なんだか車のBlogで書く内容ではないですね(汗)。読んでくださったみなさま、長文にて失礼いたしました!
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ランニング | 日記
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2007/02/26 21:56:54