
そもそもこのお店の方が僕にこのモデルを勧めたポイントは、「快適性」でした。電話で相談したときに、以前自転車に乗ったときにお尻が痛くなって大変な思いをしたことを話していたのと、通勤目的であり(つまり、ほぼ毎日乗ることになる)通勤予定の距離が13.5kmと比較的長く、アップダウンも多いことなどがこの自転車を勧めた理由であったようです。
実際、このモデルの「快適性」へのこだわりは随所に見られます。まずは特徴的な
トップチューブのアーチ状のデザインですか、こうすることで高いクッション性が得られるんだそうです。また「SIRRUS」が標準装備しているサドルは「
MILANO2」という、快適性を追求して作られたもの(単体でも販売していて、価格は\5,040也!)で、グリップも「
BG Comfort Ⅱ」という、その名の通り快適性を求めたものです(ちなみにこれも単体で発売しており、お値段は\2,100也!)。また、僕の選んだ「SIRRUS SPORT」というグレードは、
フロントフォークとシートステイにカーボンを用いています(「SIRRUS」はどちらもアルミ)。このクラスのモデルはほとんどアルミフレームなのですが(もちろん「SIRRUS」もそうです)、このアルミという素材、軽いのはいいのですが、どうやらとても硬い素材らしく、荒れた路面の突き上げなどを直接ライダーに伝えてしまうんだそうです。その点、カーボンはその衝撃をうまく吸収してくれるんだそうで、上位クラスのモデルのフロントフォークはだいたいカーボン製です。ただ、
シートステイまでカーボンというのはそうとう上のクラスのモデルでないとありません。
SPECIALIZEDのラインナップを見ても、「ROUBAIX」という最高級のロードモデルに装備されているだけです(フレームだけで販売されており、それでも一番安いもので\197,400!もっともこのモデルはフレームすべてがカーボン製ですから、フロントフォークとシートステイのみカーボンの「SIRRUS SPORT」とは別世界の自転車ですが…笑)。また、この「ROUBAIX」譲りの装備が「ZERTZ(ゼルツ)」!このカーボンのフロントフォークとシートステイにインサートされた
透明なプラスチック状のものがそれで、これは「振動減衰エラストマー(ZERTZ)」という名の通り、カーボンの持つ振動減衰能力をさらに高めてくれるんだそうです。
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Posted at
2007/04/21 22:26:02