
普段からドライブすることが大好きな方でも、「サーキットに出る!」というと躊躇してしまう方がほとんどでしょう(僕もそうでした)。
まずその一番目の不安材料は「サーキットは危険」というものではないでしょうか。昔から好きで「ベストモータリング」のビデオなどをさんざん見てきた僕などは、ガンさんやドリキン土屋、極悪しみちゃん、そしてハッちゃんたちが、狭いサーキットの中で抜きつ抜かれつしているシーンをすぐに連想してしまいます。「プレステのグランツーリスモならともかく、実車であんなことやったら車が何台あっても足りないよ!」こう思っていました。
ところが実際のサーキットは「何番目にゴールしたか」などということはまったく関係ありません。他車を何台抜いたかなんていうことはまったく問題ではないんです。むしろ他の車を抜いた周は、その分のロスがどうしても出ますから、その周のタイムはあきらめて次の周あたりで頑張ってタイムを出すという感じでしょう。ようは15分といった走行時間の中で、いかに一周のタイムを縮められるか!という、自分との戦いがサーキットでの走りです。その意味では自分よりも高いレベル(つまり「速い」)で走っている方にはどんどん抜いてもらって(…といっても走行時間中に抜いたり抜かれたりする回数というのは、多くても2~3回というところでしょう)、自分の前後の車との間が結構取れた状態で、自分なりの走りをしてタイムを出す!というのがサーキットの走りのようです。だから時には、前の車との車間をあけるためにわざとペースを落としたり、後ろに迫っている車が気になるようであればあえて抜いてもらって、あくまで自分のペースでタイムを出せる状況を意図的に作り出したりします。僕自身が参加したのはまだ二回ですが、これまで人が走っているのは何度か見てきています。しかし他車との接触による事故というのは見たことが無いし、そもそもそのような危険を感じさせる場面自体見たことがありません。抜いたときにはマナーとして抜かせてくれた車に挨拶することを最初に教えられるサーキットでは、他車を抜くという行為はお互いにペースを落として安全に行うことなので、まず接触による事故というのはありえないといえます。むしろ初心者ほど、自分のせいであきらかに他車のペースの妨害をしているのに気付かず(いや、気付いていても変なプライドが邪魔をして)、いつまでも抜かせないというようなことがあるようですが。
そう考えるとむしろクローズドのコースの場合、「しのい」や「SLY」のような比較的狭いコースであっても、少なくとも二車線分は十分にある道を一方通行で(つまり対向車を気にしないで!)走れるわけですから、一般道を目を三角にして走るよりは全然安全!とも言えるわけです。あ、もちろんおまわりさんもいませんからそっちの方も安心ですしね。えらそうに言っていますが、実は僕自身友人の
Yohにこう説得されてサーキットデビューしました。ですからこれらはすべてYohの受け売りです(笑)。
2月22日 60.4kg 15.2% 5 1406kcal 20.9
Posted at 2007/02/22 22:45:12 | |
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