いいかげんゆうたく号の肝心の「音」についてお伝えしなければならないですよね(ここまで引っ張ってすみません!)。一通り作業が終わったところで、まずはダイゾーさんと僕とで完成した音を聞かせていただきました(考えてみればオーナーさんであるゆうたくさんより先に聞かせていただいてしまいました!ゆうたくさん、ごめんなさい、そしてありがとうございました!)。ここで視聴させていただいたのは僕の車でもいつも聞いているCDだったので、文字通りの「比較」ができてありがたかったです。
僕がこのお車の音をなんとしても聞きたかったもうひとつの理由が、「外部アンプ(STEG QM45.4X)」を使用している点です。僕のシステムではヘッドユニットの内臓アンプを使いスピーカーを鳴らしています(ちなみにヘッドユニットのフロント出力でツィーター&ミッドを鳴らし、リア出力でウーファーを鳴らしていますので、フロント~リアの定位でウーファーのバランスを調整できるようになっています)。僕の使用しているヘッドユニット(CARROZZERIA AVIC-ZH990MD)は、一応音質にもこだわっているのが売りで、和智店長によるさまざまなチューニング(デッドニング、ミッドスピーカーのトレードイン、純正ウーファーのカスタム、ヘッドユニット用キャパシタの取り付け、もちろんウルトラキャパシタやリッツスーパーシフトなども本来は「走り」のためと言うよりは「音質改善」を謳ったものですから、そういったものによる効果も当然あるでしょう!)によって、純正状態とは比べものにならない、クリアーで繊細でそして迫力ある音(なんだか矛盾するようですが…笑)になっています。先日お店をうかがった帰り道、僕の車に乗っていただいたダイゾーさんからも、内臓アンプのみ(それも交換しているスピーカーがミッドのみで!)でこの音はすごいと言っていただきました。ただ、このお店で何台か外部アンプを使用されたお車の音を聞かせていただきましたが(2日にお店に行ったときにもボルボさんにLUXMANの音を聞かせていただきました。うーん、とろけました!)、それと比べてしまうとやはり(まあ当然ですが)「やっぱり違う!」
さて、マルチのスピーカーを生かすも殺すもそのネットワークにかかっていると言っても過言ではないでしょう。実際この店の施工では、純正スピーカーのままでも店長特製のネットワークに交換することによって、その音は見違えたものになります!僕の車の音の良さもこのネットワークによる部分は大きいと思われます。今回のシステムではFocalにはツィーターとミッドを振り分けるネットワークは付属していましたが、ウーファーの役割をするBeymaのスピーカーにはそのようなネットワークは付属していません。どうやら今回取り付けたアンプにもそのような機能は無い様で、外付けのネットワークをウーファーのために用意して取り付けていました。
実は2日にお店に伺ったときにこんなものを見つけました。GOLFⅤのフロントドアの内張りです。その日この店でGOLFの施工は無く、ピットには一台もGOLFはありません。それなのになんでこんなものがここにあるんだろうと思って和智さんに聞いてみると、なんと研究のためにパーツで購入されたそうです!(「えらい高かった!」とおっしゃっていました)実際すでにいろいろ加工された跡があり、これで試したことを実際の施工に活かしているんだと知りました。特に今回のゆうたく号のように遠方からみえる方の場合、実車でいろいろ試している時間はありません。あれだけの大手術をたった三日間で終わらせられるのも、もちろんひとつにはこれまで施工実績の多いGF-5ならでは…ということもありますが、見えないところでのこんな地道な準備の賜物であることを思い知らされました。
しかしこの「マルチスピーカー」というものが、いかにそのセッティングを難しくするかということも分かりました。ひとつひとつのスピーカーが離れてしまうと、そこから出る音は別々にリスナーの耳に届きます。スピーカーの位置、取り付け角度などをうまくセッティングしないと、音が一つにまとまってくれないため、音像がぼやけたものになってしまいます。そのため今回のゆうたく号では、すべてのスピーカーの取り付け位置にこだわり、インナーバッフルをそれぞれ作っています。写真でお見せできないのが残念なのですが(こちらの店長Blogをご覧下さい!)、ウーファーのインナーバッフルなどは完全にひとつのスピーカーボックスのように作られていました。それでいてもちろんドアの内張りに影響しないように計算されて作られていますから、内張りを戻してしまえばまったくそんなことは分からなくなってしまいます。ゆうたくさんとも冗談で、クリアな内張りを作れば中が見せられていいね!と話していたくらいです(笑)。なにげに見た目以上にこれまでのこの店のノウハウが詰まっているのはミッドのインナーバッフルです!実はこの車、ミッドスピーカーはドアに取り付けられているのではなく、内張りに取り付けられています。そのためドアのびびりの原因になるし、スピーカーに角度をつけようと思ってもそんなことまったく許してくれるような構造になっていません。そのため和智さんはミッドもドアに取り付けられるようにインナーバッフルを作っていました(もっともこれは僕の車もそうなっています)。実はこのミッドが問題で、音をまとめるためにスピーカーの角度をつけたいと思ってもドアと内張りとのクリアランスの問題でほとんどそれができないんだそうです。僕の車のときにもそれで大変苦労されたと聞いていました。今回そのあたりはこれまでの施工のノウハウを活かし、できる限り最適な角度での取り付けになっているそうです。|
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