
特に「走り」についてのインプレはもう少し時間をかけて…と思っていますが、とりあえず本来の目的である「音」のインプレッション(なんて偉そうなものは書けませんが)から。
最終的に今回のセッティングはこのような形になりました。すなわち、スピーカーはフロントのミッド位置のフルレンジ(今回取り付けてもらったベイマのスピーカー)および純正ウーファー改(一体成型になってしまっている本体をファイバー入りの樹脂で強化)で鳴らすというもの。もちろんオリジナルのネットワークでそれぞれの帯域をきちんと振り分けています。逆に言えばリアスピーカーとフロントの純正ツィーターは殺してあります。これだけ聞くと、せっかく10スピーカーを装備している車を、なんでわざわざ4スピーカーに!と思われるかもしれません(笑)。
これはもう実際の音を聞いていただくしかありません(爆)。
お店について最初に視聴CDを聞かせていただいたときには、冗談抜きに鳥肌が立ちました!僕はオーディオマニアでも、ましてや専門家でもありませんので、うまく言えないのがもどかしいのですが、僕なりに感じたことを書くと、
① まずは低域によるドアのびびりはほとんど無くなり、こんなに!というぐらいのボリュームで音楽が聴けます!
② というか、スピーカーの効率が良くなったせいか、これまでよりもボリュームをあげてちょうど良いくらいになりました。うちの嫁さんは大音量が苦手で、助手席に乗せているときはせいぜい出せても15くらいだったのが、今日乗せた時20くらいにしてもうるさく感じないと言っていました。僕一人で乗っているときは35(!)位で鳴らしても、全然びびらないのはもちろん、とても心地の良い音空間に浸ることができます!
③ そのせいもあるのでしょうか、これまでは聴き取れなかったような音が聴こえるようになりました。(えー、こんな音鳴ってたの!)
④ これまで気になっていた一部の音域での嫌なピーク(?)のようなものが無くなり、音がすっきりくっきりしました。
⑤ これまで以上に音の定位がはっきりわかるようになりました。
⑥ 何より驚いたのは録音時の空気感の様なものが聴き取れることです!パーカッションの録音時の部屋の響きのようなものが感じられるようになったのには驚きました!
これには本当に感動しました。僕のお気に入りのCDがあるのですが(これは録音にも定評のあるものです)、正直言うと最近はやりのコンプで音圧を上げたCDと比べてしまうとどうしてもボリュームも小さく、ちょっともの足りなく感じていたのですが、今回あらためて聴いてみて、このCDの音の良さというものがわかりました。それはある種の「空気感」のようなものでした。コンプなどで音をつぶしていない分、ちゃんとそれが残っていたのです。今回その「空気感」のようなものを感じることが出来ました。
Posted at 2006/03/03 21:34:06 | |
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