
で、次に乗ったのがこれ!PASSATのセダン、これも2.0でした。偶然にも同じエンジン、同じミッションの車を二台乗り比べたわけです。まず驚いたのがドアを閉める音!このあたりは国産T社の得意分野なのですが、PASSATのそれには正直惚れました!乗り込んでまず感じたのがドライビングポジションの違いです。GOLFもJETTAも(以前代車で乗った先代PASSATも)、わりとアップライトなポジションで、背中を立てて「腰掛ける」という感じなのですが、新型PASSATの場合、どちらかというと足を投げ出すスタイルで運転席に座ることになります。これにはちょっと違和感を感じましたが、PASSATに乗る多くのドライバーが、快適で安楽な運転空間を求めているだろうことを考えると、このほうがニーズには合っているのかもしれません。で、エンジンをかける…ありゃ?鍵穴がない!(笑)鍵はリモコンキーのようなものをスロットに差し込んで、奥に押し込むことでエンジンをかけます。またパーキングブレーキも何とスイッチ!こういうプレミアムな車を所有しているという満足感を演出する、なかなかうまいギミックでしょう(個人的にはちょっと寂しい気もしますが…)。僕の乗ったプレーンな(?)PASSATはパネルがウッドでなかったり(シルバー)するのですが、それでもやはりJETTAよりも上級な印象を与えてくれます(ただドアの内張りのクロスの感じなどはちょっと…)。
走り出して驚いたのはJETTA以上の静粛性です。同じエンジンのはずですが、明らかに聞こえてくる音が小さい!また同じ6ATですが、これもJETTAのものよりも洗練されてなめらかな印象を受けました。もっともこのあたりは、JETTAの方が「スポーティでキビキビしている」とも言えますので、買う方の好みだとは思いますが。JETTA以上に大きく重いはずなので、2.0NAエンジンでは…と思ったのですが、これまた普段使いではそれほどかったるさを感じませんでした。JETTAといい、PASSATといい、結局これが売れ筋になるのもわかります。
Posted at 2006/04/16 19:07:28 | |
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