
今回はROMチューンの車も運転させていただきました。APRチューンの
higemas号とREVOチューンの
taichist号です。今回は試乗し忘れたのですが、以前試乗したCOXチューンの車も含めて、どれも極端なセッティングと言うよりは、全体を底上げするようなチューニングがなされていました。もちろんその中で一番ノーマルに近いセッティングになっていたのはCOXのものでしたが、APRもREVOもROMを換えてトルクや出力を上げたことによる実用域での弊害と言うものをあまり感じさせないセッティングになっていました(これは意外であると同時に、個人的には好ましく感じました)。しかしそうは言ってもやはり、パワーやトルクを稼ぐために一定の回転域以上のところにパワーが集中するようにはなっていますので、運転には少々気を使います(少なくともノーマルと同じ感覚でアクセルを踏んでいては免許がいくつあっても足りません→笑)。特にREVOチューンのtaichst号は強烈で、3,000回転を超えたところで一気に湧き上がるパワーに、発進時などは簡単にホイールスピンを起こしますし、コーナーリング中などのアクセルワークには気をつけないと大変なことになります。
これらの車と僕の車を比較することはナンセンスなんですが、ただ、アクセルを踏んだ時の力の余裕のような感覚においては、僕の車も同じようなものを感じます(もちろんその余裕の大きさがまったく違いますが…汗)。その意味では電装系チューンにもある意味ROMチューンに近い(超ライトROMチューンって感じ?!)ものがあるように感じられました。
しかし僭越ながらそれらのROMチューン車と比較してもここは負けていないな(笑)と思ったのは、やはり高回転域でのエンジンのなめらかさです。言葉で説明するのは難しい上に、本当に微妙な部分ですので、おまえの思い込みだ!と言われても仕方がないかとは思いますが、回転が上がっていく時に多少感じられるエンジン回転フィールのざらつき感が僕の車では少ないような気がします。ちょうどとてもいいオイル添加剤を入れた後のような感じ。回転がスムーズになって軽い吹けあがりになったと言うのではなく、むしろもっとねっとりとしてなめらかな感じとでもいうのでしょうか(だからといって回転が鈍いわけではもちろんありません!)。
逆に言えばROMチューンのお車にこの電装系チューンを施したら…。これは間違いなくすごいことになりそう!
9月8日 67.0kg(!) 21.3% 8 1513kcal 23.2
Posted at 2006/09/08 19:10:12 | |
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