
エアフィルターとマフラー交換の代償としての「低速トルク痩せ」を、僕はこちらで何度もお伝えしてきました。しかし、先日の試乗で友人からある指摘を受けたことで、僕はその認識を少し改めました。その指摘と言うのは、低速トルクが痩せたと言うよりは、マフラー&エアフィルター交換で抜けが良くなり、エンジンの回転レスポンスがノーマルよりもスムーズに速くなっていることで、発進で踏み込んだ時の回転数がノーマルよりも高くなっているために低速トルクが痩せたように感じるのでは?というものでした。
確かに低速トルクが痩せたと言っても、発進がノーマルよりも遅くなっているわけではなく(もちろん競争したわけではありませんが…笑)、むしろ簡単に上まで回ってしまうために、以前よりも注意してアクセルを踏まないとホイールスピンが起きる率(したがってESPのランプが点灯する率)が高くなっています(さすがにもう慣れましたが、雨の日などは今でもしょっちゅうです。交差点でこれをやるとかなり恥ずかしいんですよね…汗)。うまく説明ができないのですが、ノーマルの車では、エンジンの回転が低い時(多分ターボが効き始める前の1800以下の回転数の時)には、その回転数に対して若干の力の余裕が感じられて、その後の回転数の上昇に対しては(僕の車と比べると)、若干加速がもの足りない(追いついていない)感じ。逆に僕の車は、低回転時の力の余裕は感じられない代わりに、エンジンの回転数と加速がまさに同じように伸びていく感じ(もっと言えば回転数の上昇に対して加速が少し勝っている感じ)。僕の車の加速の感じを別のたとえで言うならば、ちょうど下り坂で加速しているような感じ(笑)。それと比較するとノーマルは逆に上り坂で加速しているような感じ(僕の車と比較するとです。もちろん完全に僕の主観です→汗)。
すでに自分の車を、
CS.ARROWSチューンの状態で15000km近く(実際の走行距離は25000km!)走ってしまっている僕にとっては、すでにこの状態がデフォルトになってしまっているのですが、あらためてノーマルの車に乗ってみると、やはり自分の車との違いに驚かされます。
10月25日 64.6kg 19.8% 7 1487kcal 22.4
Posted at 2006/10/25 18:40:38 | |
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