
先日の「
なんちゃってトライアスロンⅡ」(泳がなかったことはないしょで…笑)」の時は、皇居に着いてから走らなければならなかったため、いつも履いているサイクリングシューズ(僕がはいているのは正式には「SPDシューズ」と呼ばれるものです)ではなく、ランニングシューズで自転車に乗りました。サイクリングシューズを購入してからというもの、ちょっと出かけるようなときでも必ずこれを履いて自転車に乗っている僕にとって、これを履かずに自転車に乗るのは(それも長距離!)考えてみればほとんど初めてと言ってもいいくらいです。
ご存じない方のために説明しますと、普通の靴とサイクリングシューズの一番の違いは「ビンディング」の存在です。スキーをやっていらっしゃる方はご存じの通り、ちょうどスキーブーツとスキー板を固定するように、この「ビンディング」でサイクリングシューズと自転車のペダルを固定するようにできています。こうすることで無駄のないペダリング(押すだけでなく引くときも力が伝達できるわけですから)ができるというものなんですが、実際に履くまでは不安があったのも事実。シューズをペダルに固定するメリットはよく分かるものの、自転車に乗っているときは何度も足を地面に付く場面があります。特に急に止まらなければならないような場面において、当然のことながらそのときにはその固定を解除しなければならないわけですが、そんなときに外れなくて危険ではないかと思うわけです。実際これを使用している方の話では必ず「立ちゴケ」(ようするにビンディングが外れなくて自転車と一緒に倒れてしまうこと!)を経験するとのこと、専用のコースでレースでもするならともかく、一般道を通勤で使う僕のような人間に、「これが必要なのか?」というのが単純な疑問でした。
とはいえ、とりあえず何事も「形から!」入ってしまう僕のような人間にとって、サイクリングシューズに手を伸ばすのは時間の問題だったことも事実(笑)。実際、その「効用」と言うよりもまさに「形から」このシューズを履くようになったのですが(笑)、いつのまにかそれが当たり前になるほど自分の中で「自転車に乗る」という行為と結びついていました。
Posted at 2007/08/10 23:10:14 | |
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自転車 | 日記