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みとなのブログ一覧

2025年05月24日 イイね!

「CG NEO CLASSIC」 Vol.1,2

以前、同シリーズのVol.4となるホットハッチ特集をいつもの図書館で借りて読んだのですが、文章があまりにクサいというか、読んでいて恥ずかしくなる。
中高生男子が深夜に書いた風な文章でしたので、このシリーズはしばらく避けていました。

しかし、Vol.1の特集がランチア・デルタ、Vol.2がV8フェラーリということで、私のストライクゾーンど真ん中。
Vol.1のデルタ特集はなかなかよかったのですが、Vol.2を創るタイミングにどうもコロナが大流行した時期が重なったようで、まともに取材できなかったようです。
楽しみにしていた(私が一番好きなクルマである)288GTOの記事は、まぁ写真だけ見ておけばいいかなというお粗末な出来でした。
資料だけ見れば、あんな文章は私でも書けます。

他の記事でもそうなんですが、エンジンかけてスタートするまでに文字数かけすぎ。
小学生の読書感想文じゃあるまいし、もっとプロの視点で書いてほしい。

IT企業ばりにカタカナ語を使ってくるところも気になる。
ブランド信仰がすぎる。
36アルトなんか、あのフェラーリF1のノーズで有名なマニェッティ・マレリの制御システムやぞ!
スズキが単に外注に放り投げたからだけど・・・。

仕事でお客さんと話していると「私はあの〇〇さんとお友達で」とか「私の旦那と息子はみんな医者なの」とか言ってくる人がよくいました。
この本を読んでいると、なんかそういう雰囲気を多分に感じるんですよ。
クルマのメカそのものよりも、人がどうこう言ったという内容が多い。

やっぱり私は、ベストカーとかチューニング雑誌を立ち読みするくらいが調度いいんだと思います。
根が貧乏人でケチだからですかね。

Posted at 2025/05/24 22:35:20 | コメント(1) | 読書録 | 日記
2025年05月11日 イイね!

最近読んだ本

李秦王 著
「ものづくり自動車産業論 ヒュンダイとトヨタ」

学生向けのテキスト。
2016年初版と最新の内容ではないが、特に現代自動車について詳しく書かれているのが興味深い。
2000年代初頭の日本市場からの撤退劇は皆さん興味あるところだと思うが、これには日本の複雑な販売チャンネル構造と、その再編期に当たってしまったことが要因の一つであったというのが面白かった。
日本、特にトヨタについては他にいくらでも詳しいテキストがあるので特筆すべきことはないと思うが、「豊田綱領」と三菱の「三綱領」の違いは面白い。
この本では画期的なものづくりとして書かれている三菱の国産ジェット機が、なぜ日本の空を飛べなかったかのヒントがこの中に隠れている気がする。
また、この時点で既に「驕りの日産自動車」と評されており、いびつな労使関係が原因として取り上げられているのも興味深かった。


沢村 慎太朗 著
「自動車問答」「続 自動車問答」

息抜きにぴったり、久しぶりに笑えた本だった。
ただ、「自動車問答」のお題一発目タイトルは「日本のモノづくり絶望の構図」である。
この重い題目に、べらんめえ調で痛快な切り口。
なお、この本も初版は2016年。
(続 自動車問答は2019年)
Posted at 2025/05/11 14:41:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録 | 日記
2024年04月23日 イイね!

「ざんねんなクルマ事典」

監修 片岡英明
編集 ベストカー編集部

難しいことは考えず気楽に読める一冊。
①デザイン、②機能、③走り、④狙い、⑤名前&そのほかいろいろの各テーマ毎にさまざまな車を面白おかしく簡潔に紹介してくれる。

X-90、インプレッサカサブランカ、CR-Xデルソルのような「わかりやすい」モデルから、マニアックなモデルまで幅広く紹介。
それぞれにキャッチコピーが付けられていて、コロナスーパールーミーには「中流家庭のためのストレッチリムジン、ここに爆誕!」。
私などは大成功作だと思っていたS13シルビアには「恋人たちには愛されなかった。しかし遺憾ながら(?)走り屋に愛されてしまった」と付けられている。
なるほど。

その他にも、ラシーンのリアハッチを開く儀式や、「お、パイザー」など知ってる人は笑えるネタが満載。
ベストカーは昔から、当てにならない(?)スクープよりも、こういった小ネタを読み込むのが楽しいと思う。
Posted at 2024/04/23 16:55:45 | コメント(1) | 読書録 | 日記
2024年03月29日 イイね!

「スズキ 鈴木式織機創立から100年」

自動車資料保存委員会 編
三樹書房

冒頭48頁まではカラーで当時のカタログを見ることができる。
古い車のカタログは機能やメカニズムに関する記載が多いので面白い。
あまりに情報量が多いため、興味のある部分のみ抜粋して読んだ。
しかし、その内容一つ一つは当たり障りのない程度のものであり、例えばカプチーノに関していえば目新しい情報はなかった。
特定車種(例えばジムニー)のマニアにとっては物足りない内容であろうと思う。
また、当然だがスズキ以外の情報がほぼ無いため、当時の他メーカー競合車をある程度知っていないと深く理解ができない。

一番の読みどころは、スズライト/フロンテTLA/フロンテFEAの章だ。
スズキ本社に隣接するスズキ歴史館にひときわ特別感を持って展示されているスズライトは、ドイツのロイトLP400を範としている。
面白いのは、この時代のスズキは当時画期的だったFF方式を採用していたが、RR方式のライバル車に比べ重く、価格も高かったため商売としては失敗であったということだ。
赤字は二輪部門が埋めていたらしい。
「軽自動車のスズキ」となるのは後継のフロンテLC10が登場してから。
FF方式を捨てたLC10は大ヒットだったが、それもホンダN360の登場で一気に古臭くなってしまうのはなんとも皮肉である。

スズキが、安さだけでない本当の人気を得たのは、1993年のワゴンR登場以降ではないかと思う。
日本国内では、スズキにはどうしても「安かろう悪かろう」のイメージが付き纏う。
旧いスズキ車の生存率は(ジムニーを除いて)低い。
FF方式や3気筒など革新的なメカを誇りながら、初期に成功した2ストロークエンジンを使い続けたことも良くなかったかと思う。
80年代生まれである私のような人間にとっては、それも強烈な個性になるのだが。



Posted at 2024/03/29 11:21:28 | コメント(0) | 読書録 | 日記
2024年03月28日 イイね!

「古今東西エンジン図鑑」

鈴木 孝 著
グランプリ出版

鈴木博士は自動車殿堂入りもされている高名な先生だが、その文章は非常に柔らかく読みやすい。
挿絵の手書き図説はわかりやすく、美しく、タッチに味があり、ユーモアも感じられる。
時折あらわれる文学的表現にも氏の教養の高さとセンスの良さを感じる。

第1章は二輪馬車チャリオットから始まり、第2章キュニョーの蒸気自動車と続く。
私のような機械の素人でも読みやすく、どんどんと引き込まれる。
ジェームズ・ワットの蒸気エンジンよりも以前に作られたキュニョーの蒸気自動車は、クランク機構を用いずどうやって車輪を回したのか?
戦時中の日本でよく走っていた木炭自動車は、蒸気自動車となにが違うのか?
成功した空冷エンジンの設計にはどんな秘密があったのか?
埋もれてしまった過去の技術を、筆者が一つ一つ紐解いていく。

82頁に興味深い記述がある。
1902年のニューヨーク自動車ショーに展示された展示車の内訳は、蒸気自動車58台、電気自動車23台、ガソリン自動車58台だったそうだ。
どちらが優れているとか、新しいから優れているとか、そういう単純な話ではないのだ。
現在解決困難な問題を解くカギは、過去に捨て去ったものの中にあるかもしれない。
自動車や産業機械の博物館へ行ってみたくなる一冊だった。
Posted at 2024/03/28 14:47:34 | コメント(0) | 読書録 | 日記

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ナット外した状態で、思い切り蹴ってみましたか?それでも外れない時は、角材でタイヤをぶん殴ると外れますよ。」
何シテル?   05/08 22:44
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