マンガに学ぶ大人像。

高校生時代、私は変わったマンガを好む様になった。

皆が少年誌に夢中になっている時、私はビッグコミックスに夢中になっていた。

普通、もっとビジネスマンとか大人が読むマンガ雑誌です（笑）

その中で、自分の理想の大人像として影響をうけたマンガがあります。



浦沢直樹さんのマスターキートンです。「YAWARA」「MONSTER」「20世紀少年」等の作者です。

こないだ、まさかの短編後日談で「Reマスター」として出てるとは思わなくて高校生以来久しぶりに本屋で買ってしまいました♪

父が日本人、母がイギリスの名家の令嬢のハーフの主人公、平賀·キートン·太一。
元イギリス特殊部隊SASのサバイバル教官の経験を持ち、自身はドナウ川流域のヨーロッパ起源説を唱える考古学教授を目指すもうまくいかず、非常勤講師やロイズの保険調査員で生計を立てている。バツイチで娘が一人いる。様々なトラブルと人間ドラマが展開されるマンガです。




普通、マンガの主人公ってなんでも上手くいって、完全無欠に近いのが多いんだけど、
この作品は、とても人間臭い主人公って所が好きなんですよ。



決して知識だけに傲らず、必要な時に力を発揮し、悩んで、考えて···

主人公として、不完全な所がまた魅力的なんですよね（笑）



学生ながらに「こんな大人になりたい」と思ったものです。


ある時は子供の様な好奇心を持ち。




また、主人公を取り巻くキャラクターがまた、とても深い事を教えてくれるんです。














うん。大人になっても学ばされるね？
('・ω・')