なかなか手には出来ない本

大和関連の書籍というものは、それこそ山ほどあるわけなのだが、大和を題材に本や物語を書こうとした場合にもそれらの書籍は重要なものとなる。

　特に、松本喜太郎氏のまとめ上げた書籍については、直接に大和を設計された技術将校でありましたので非常に重要である。

　松本喜太郎氏の大和についての設計に関する本は、その内容からどれも高価にならざるをえないのだが、それでもそこを避けるくらいならば大和のことについて元々語れるものもなし。
　
　その中でも、必ずといっていいほど各種書籍の参考にされるのが、この本。
　「戦艦大和・武蔵設計と建造」である。
　この本だけは、特別中の特別であり、同本に似たタイトルの本も近年でているが、全ての大和の書籍の元となっているのは、この本あってのものといっても過言ではないだろう。
　逆にいうと、この本を徹底的に暗記とまではいかずとも理解していくならば、大和で一本くらいは本が書ける。
　それゆえに、作家にとっては是非とも入手しておきたい本なのであろうが・・・なんせタマがない。

　タマがないのに、俺のところにはチャッカリあったりするｗ
　そんな本なので、幾らするのかは検索で調べてみるといい。
　これは、１９６１年度版である。

　秘密兵器というには、いささかメジャーだろうが、それでも俺の一番頼りにする
本なのである。