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ちびーたのブログ一覧

2008年04月24日 イイね!

驚愕のスーパーサイクルの装備 その1

実は、別のブログで、これについてのことを書いていたんだけれど、
日にち遅れで転載しようかと思う。

毎回、一個づつねwww

この自転車への重装備化は実に7~8年間も続くものだった。
 どうも、最初は1970年からっぽい。
 この年は、例のEXPO70大阪万博の年だ。
 日本の一般社会が技術革新を体感したくてウズウズしていた時でもあったし、科学技術の発達とともに薔薇色の未来を描きはじめた年でもあった。

 そんな時代背景ゆえに「何でも技術テンコモリ」は、自動車・実用家電に留まらず色々なものに波及していったのだ。
 その中でも、僕等の興味は自転車、次にラジカセ、次にオーディオ、そして車と年齢とともに移っていった。
 昭和30年代から40年代に生まれた人達ならば、その洗礼を少なからず受けたはずだ。

で、今回の自転車。

一枚目のように、ダイナモからバッテリーへの自動切換えが売り・・・なんていう地味~な自転車のナショナルが、パビリオンを出したことで大異変をとげた自転車が二枚目。


まずは、このハイドロバイタルブレーキ!!
ネーミングもカッコイイ厳ついシステムのリムブレーキはなんと二段式!!
しかも油圧ラインだ!!
他が地味とはいえスーパーサイクルの定石「二灯式ライト・五段変速・リアの大型の光り物・フレーム取り付け方空気ポンプ」と全てそろっている。
座面だって、成型品の打ちっぱなしなんかじゃなく、キッチリとソフトクッション仕様。

ただ、まだ変速レバーがボックス化されていなかったり、ブザーが実用品の粋をでていなかったりとハッチャケが足りない。
しかし、これは1970年のもの。これからが見所なんだなw
Posted at 2008/04/24 19:41:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 驚愕のスーパーサイクル | 趣味
2008年03月29日 イイね!

間違いの訂正(恥 ついでに・・・

間違いの訂正(恥 ついでに・・・すまん、修正!

自転車の1でblueandsilverさんに、ブリジストンではリトラは無かったのでは?
みたいなレスしちゃったが、ちょっと調べただけで出てきた(馬鹿

 あなたが乗っていたのは、
たぶん ブリジストン・ヤングウェイ モンテカルロSN です。
 ハンドルの中央部に大型のレバーがあり、それを引き下げることで、リトラクタブルがライズアップすると同時にダイナモが接輪するという凝った仕掛けだったはず。
 で、結局「リトラクダブル」の商標登録はブリジストンがやっちゃったわけえ?!
 ツノダは「スーパーライト」だった。
 で、ミヤタは仕方なく?「スーパーカーライト」にした・・・ってところなんじゃなかろうか?

 ついでに・・・
 といっては、なんだが、このピンボケ写真のカワムラというメーカー。
 今は自転車を作っていません。
 少し調べたら、スーパーサイクルが急激に売れなくなり会社は大変なことに!!
 そして、現在は自転車の技術をいかしての車椅子専門のメーカーとなっていました。

 写真のカワムラダイバーDFダイナミックはプラッグシップモデルで、4灯・6段電子メモリー変速機、アルミベンチレーテッドドラムブレーキ・LED付きリフレクターストップランプという豪華さ。
 価格も超豪華で、1981年で69800円。
 当然、錆びないが重量タップリのステンレス製だ。
 スペースシャトルが飛行し始める時だった為にイメージもスペースシャトル。。。。。。って・・・・・



 はっ!?







スペースシャトルって、超古い乗り物だ!!!
Posted at 2008/03/29 23:33:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 驚愕のスーパーサイクル | 趣味
2008年03月28日 イイね!

俺のスーパーな自転車 その2

俺のスーパーな自転車 その2写真がピンボケで申し訳ない。
これは、ミヤタ自転車のスーパーサリーFFという自転車。
大場久美子はおいてといてwww
このスーパーサイクルは、もう絶滅少し前くらいのものだったんじゃないかな?
ナショナルのものは、フラッシャーが巨大化していくのに対して、あえてフラッシャーそのものの煌びやかさでの勝負を避けて替わりに、どこで売りを作ったか?っていうとヘッドライトですよw
呼称を「スーパーカーライト」というw
リトラクタブルライトーーーではなくてスーパーカーライトなのである。
写真のものはニュースーパーカーライトといい、我々には馴染んだライズアップ式のものだ。
「いや? それ以外ないだろう?」と俺も思うのだが、そこは車とは違う。
なんと横開きのものもあるのだ。更に下に開くタイプのものもありTVCMまで投下された覚えがある。

とはいえ、フラッシャーを小型にしちまったのは、ミヤタ自転車くらいなもので、他は軒並み大型化=最上級モデルという図式になっていった。


当時のスーパーサイクルの売りの部分は、割とはっきりしている。

①フラッシャー部分 
 いかにトランジスターをいっぱい使ったのか、その結果が「こんなに派手になっちまいました」というフラッシャーの流れと音。ウインカーとしての機能以外にも、ストップランプとして機能するのは当たり前。バッテリーパック的扱いにもなっており、他の豪華装備部分への電力の供給源ともなっている。

②ブレーキ 
 本来の自転車としての能力アップの手段としては正しいはずなのだ。
 だが、センターリングリムブレーキはともかくとして、やれ多段ポンピングリムブレーキだ、ベンチレーテッドドラムブレーキだ、果てはオイルラインでの前後スリットディスクブレーキが本当に必要なのかは車が趣味の皆さんならお分かりでしょうw

③センターコンソール 
 「いや、お前w それ車じゃんw 自転車にゃねえよwww」
ってなもんでもないんだな、これが。スーパーサイクルは、シフトレバーがボックス化しているものが多い。
 これまた本来の変速機構を緩めたり引っ張ったりする為だけならば、軽量自転車によくある小さなレバーで充分なのである。しかし、スーパーサイクルは、その辺りも購入ポイントであり、ここをジェット機の出力調整レバー風のものにしてしまう。
 当然、そこを見ながら走るわけでは無いにも関わらず「現在、何段目にギヤが入っているのか?」をいかにわかりやすく表示するか?に心血を注いでしまった。
 大きめな色違い表示に留まらず、電子音付きデジタルシフトインジケーター、最後にはHパターンの6速電動変速という俺の戦艦にもついてないようなものまでが登場するにいたるのである。

④変速機構 
 後軸5段変速がポピュラーであり、廉価設定でもあった。
 そのうち後軸5段、前軸2段も登場するが憧れまでには至らなかった。
 むしろ、後軸6段のものに高級感を感じたもんだ。
 変速機構自体も、こぎながら変速していくものから、空走状態であれば任意の段に変速出来る機構、更にセンターコンソールの電化に伴い予め設定した段数でこぎ始めることが出来るメモリー機能と連動したものまでが搭載される。

⑤フロントマスク&メーターコンソール
 フレームだけの自転車にはありえない「顔」がスーパーサイクルには存在する。
 これが格好悪いと全てが台無しだ。
 「顔」という概念は、スーパーサイクルが二灯式であるが故に複雑化なステーを必要とし、結果、ある種のキャラクターを構成している為だ。
 それでも、ただライトが二つついているだけならば「ちょっと明るくて便利なグッズ」が付きました程度なものなのだろうが、そこにウインカーである。
 更にはハンドルにスピードメーターが加わる。電子音ブザーも付けましょう、ウインカースイッチもね・・・と、こうなると勢い「じゃあ、ライト・ウインカー・ブザーを一体式にしちまおう!」なんて凄いことになるわけで。
 そうなると、もう怒涛のごときにフロントマスクに機能が溢れ出すことになる。
 楽しく乗るにはラジオも必要、どこに向かうのかは方位磁石に聞け、向かい風はつらいから測っておきましょう、つらい上り坂を避けるための計器も装備、ダイナモONはお手元で出来ますよ、ストップランプとウインカーが確実に作動しているかのインジケーターも必要ですよね、なんだったら電池とダイナモの切り替えも出来ますよ・・・・確実にやりすぎだと思うんだ。

⑥タイヤ 
 バイアス? そんなものはスーパーサイクルの中ではチープな部類です。
 基本はラジアルタイヤ! ・・・しかしね、傾いてカーブを切る乗り物にラジアルはどうか?という矛盾を解消すべく登場したのがトリアルタイヤ。
 多分なんだけれど、これラジアル3面タイヤの意味だと思う。俺のがトリアルだったから。


 これらの部分をよく吟味して買ってくれと親にせがむわけですわ。
 フルスペックのスーパーサイクルともなると、価格も本当に高くって65000円近いものもあった。今の価格でじゃなくて、三十年前での65000円だからねえ。これは親も考えるでしょう。
 その考えている親に「あれも、ついているから便利でこんないいことがある」と延々とスペックをいってみたりするわけです。
 親は、そんなこと全然関係ないんだけれど「とにかく凄いらしい」と思い込まされ、ある種の負けを認めることになるわけです。 

それが済んだら、ラジカセをねだられることになるとも知らずに・・・です。
Posted at 2008/03/28 20:37:20 | コメント(9) | トラックバック(0) | 驚愕のスーパーサイクル | 趣味
2008年03月27日 イイね!

俺のスーパーな自転車の話 その1

俺のスーパーな自転車の話 その1 今日買った80ヒーローという本には以前から気になるコーナーがあった。
スーパーカー・フラッシャーライト付き自転車の世界というコーナーなんだが、実は俺はフラッシャー自転車野郎でもあったのだった。

 今とは違い、山のような後付けパーツにより、まるでミニ四駆のごときカスタム化が可能であった。

サイクリング向きとは全く言えないフラッシャーライト付き自転車であるが、そこには普通に売っている自転車・ただ移動する為だけの自転車とは一線をひいた「もうひとつの自転車の形」があった。
それは、まるで普通乗用車に対してのスーパーカー的な位置付けの存在であったのだ。
 
いわばスーパーサイクルかつては、そんな自転車があったのだ。

俺の周りで最初にスーパーサイクルを手に入れたのは、やはりお金持ちの家の子だった。
ナショナルから出たばかりの電子フラッシャー付き自転車は、ただのブザー音とは明らかに異なる複雑な音色を出しながら派手に流れるウインカーを備えた実に羨ましいものだった。
けっして裕福ではなかった俺の家にフラッシャー付き自転車がくることになるのは、それから3年以上もたってからだった。

 
 さて、スーパーサイクルと何故呼ぶか?
 それは、単純に電子式ウインカーやストップランプが付いているから、というものではない。
 現代での自転車の進化は、高剛性軽量フレーム・ショックアブソーバー・高精度ベアリングなど移動体としての自転車の正常な進化であるといえる。
 しかし、スーパーサイクルは移動体としての自転車の動力性能では無い部分での技術の投入であった。
 それまで、自転車の乗り方を小学校で教える際には右左折の時には腕を上げたりして右左折の意志表示をしなさいというものだった。
 しかし、ウインカー付き自転車の登場で、その自転車に乗ることが出来る子は、そんなことをやらなくても教わらなくてもよくなったのだ。
 乗り方を教師が教える際に「先生!ボクのはウインカー付いてるんだけれど、やらなきゃダメですか?」
 このセリフは実にシビレル。正当な理由での質問でもあるわけだから先生としては認めるわけで、それは子供の目線でみると大人を、しかも教師に認めさせたことで自転車は当時の俺達にとって、ただの自転車ではなくなった。
 メーカー側もそれらのことを知ってか知らずか次々と装備と技術を投入した新型車両を発売していった。
 2段式リムブレーキ、ディスクブレーキ、ラジアルタイヤ、車載ラジオ、スピードメーター、風力計、傾斜計、リモコンダイナモレバー、ポップアップ式ヘッドライト、Hパターン電動変速シフトレバーに至るまで多種多様なものが登場していった。
 
 今にして思うと、スーパーサイクルもラジカセブームも80年代の乗用車のパワーブームも、根底に流れる物は一緒のようなものの気がする。
 なにか「熱狂する技術」とでもいうべき怒涛のパワーを感じたものだ。


Posted at 2008/03/27 02:50:47 | コメント(7) | トラックバック(0) | 驚愕のスーパーサイクル | 趣味

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