最初に言っておくが、俺は以下の文章をもって読者をどこかに煽動しようという意思は全くない。
あくまで俺の主観であることなので、これをもって判断材料にされるのは甚だ迷惑であることを強く言っておく。
福島原発からの放射性物質の拡散被害について、色々な予想・予測・推察で賑わいでいる。
特に関東、とりわけ首都東京にどれだけの影響があるのかがとりたざされている。
ガイガーカウンターを室内窓際に置いて計測している者。
何もあるわけがないと、必要以上に胸をはり、ビクつく人達に罵声を浴びせる者。
関東地方が廃墟になることが決定してまっていると絶望する者。
達観ぶり、破滅への持論を展開することで自己顕示欲を満足させることに一所懸命な者。
この中で終末論を展開する者の内容について、非常に興味をもった。
内容としては、こうだ。
・福島原発の現在行っている作業の効果が薄く、何基かの燃料が超臨界をむかえ手の施しようがなくなる。
・そのため莫大な量の放射性物質が周囲大気に垂れ流し状態になるが、正しい情報が伝えられず人々は次々と致命的な被曝をしてしまう。
・同じタイミングで今回の地震に触発され東海沖地震が発生。日本は国家としての機能を失う。
大体、こんな筋書きであった。
俺が何故、この話に興味をもったかというと、この話の真偽に興味をもったわけではない。
UFOと宇宙人の話の展開にそっくりだなあと感じたからである。
事実として地震があった。
津波がきた。
原子力発電所も直撃で制御不能に陥った。
ここまでは、パニック作品で御馴染みの想定内の話である。
(この場合、原発が制御不能に陥ったのは管理側としては不測の事態かもしれないが、想定ができなかったのか?というと、もし、微塵も想定出来なかったとしたならば、そういう想像力に乏しい者が原発を建設させ扱うべきではない。ま、話の主旨と違うので、軽くとばすが)
ここまでシナリオ通りになってしまったので、ここから先も想定できるし、それは正しいものです。。。という話の展開なわけだ。
これは、
事実として謎の飛行物体が歴史上、多数目撃された。
着陸したところを見た人がいる。
宇宙人に連れ去られた人までいる。
宇宙飛行士達も何か隠している。
UFOに撃墜されたり、殺された人がいる。
アメリカ国防総省は何か隠しており、正しい情報を出さない。
宇宙人と人間を差し出す密約をしたらしい。
エリア51で宇宙人と交戦状態になったらしい。
地球は狙われている。
何万光年先からくるやつらに勝てるわけない。
地球は、もう駄目だあ!!
な? 全く同じだろ?
UFOつまり、未確認の飛行物体が存在していること自体は、確かなことです。
でも、それが円盤の形をした重力をあやつる乗り物に乗って宇宙人が飛来して、特定の国家に対して地球の運命がかかる交渉の元に技術供与をしたなんてのは、UFOの存在とは全く別の話なのです。
UFOについても、色々な人達が予想をして調査を実際にやってきたんです。
そして、目撃報告のうちの数%が、どうしても何か別のものとの見間違いではない。
我々の機知のものではない「何か」を見たんです。
つまり、本当のことなんです。
だからといって、宇宙人が地球にきて生物を取引条件にした星間貿易をやっていることも事実というのを本当のこととして受け入れなさいというのをアナタはどう思いますか?
それと今回の原発や放射性降下物の話とは全然違う!
こっちは、データーもあるんだし、情報もある!
信頼出来る情報源からの具体的な報告書もある!
生命にかかわることなのだ!
という意見もあるでしょう。
でも、UFOや宇宙人の問題だって、信頼できるデーターや情報源、見識ある人達からの肯定的意見、具体的なコンタクト例等、山ほどあります。
国連には宇宙人が現れた場合、彼等を人類として待遇することを書いたものまであるのです。
それに第一に、俺自身がUFOを何度も目撃しています。
UFOのことだって、人類全体の、いや地球そのものがかかっている重大なことです。
しかしw
だからといって、それを人類に、とりわけ日本人全員に周知・理解を求めるのは、これは無理というものです。
どんなにデーターのでてきた先が信用できようが、大枠では宇宙人いそうだ、ということになっても
「それとこれとは別」な話なのです。
それと全く同じで、これまでに我々に降りかかった災害と事故をして関東全滅・日本壊滅になるというのは「全く別のこと」なのです。
かといって、じゃあ何でも安心なんだW というのは、あまりに無防備過ぎます。
実際、ほうれん草・牛乳から放射線が検出されました。
窓際でガイガーカウンターを備えて、全然問題ないのに何故?
そりゃそうです。
空気を測っているってことは、そこを継続的に放射性物質が通過してくれないと、または放射線が計測器に当たってくれないと計測出来ません。
ましてや、室内で計測することに何の意味があるのか?
放射性物質は最終的には降下物として地表に着きます。
つまり、地面の上を計測しないと意味がないのではないでしょうか?
これは花粉の測定と似ています。
花粉の測定は、空気中に漂っている状態を計測するのではありません。
ノリのようなものがついた板に時間単位で花粉が幾つついたのかを数えるわけです。
放射性降下物も同様に計測する必要があるはずです。
トータルで考えると、過剰な反応をするのは如何なものかとも思うが、何も気に留めないというのも馬鹿垂れ流しとナンボも変わらないと思います。
極端から極端、その合間のどこかで自分の環境等からバランスを考えて、用意や対処をしていくというのが良識ある大人の対応というものです.
その意味において、極端な結末の例というのは非常に大事な意味を持ちます。
では、その極端な話が事実として降りかかった場合にはどうするのか?
その様な場合には、対処は不可能なのです。
非常に当たる率の悪い宝くじに当たる確立でしか生き残れないでしょう。
しかし、そのようなことを常に気にしていては、健全な社会生活を営むことは適いません。
第一に、本当に災害が来る前に病気になってしまいます。
ここは、大事をとって政府の屋内退避範囲と同じ程度のことは、避難訓練の一環としてやっておいても損はないのじゃないでしょうか。
まあ、俺はもう少し神経質な対処をしますけれど、それは個人のバランスですから。
で。
俺の結論としては。
宇宙人に注意だ(爆