ちびーたのブログ一覧

　ヤマト2199のCDが欲しかったんだが、お小遣いが足りなかったので、非常に非常に不本意ながらツタヤのレンタルCDで聴くことにした。

　ツタヤなんて来るの、いつぶりだろうか。
　ということで、ついでにDVD三品をぱらぱらーっと見てみる。

　今だと、CDとDVD取り混ぜて5本で1050円なので、複数の作品を借りてみようかと、海外SF系ドラマやらスターシップトルーパーズの荒巻さんがやったやつだとかを借りてみる。

　その中で「パワーオブフォー」というドラマがあったのだが、これが俺は見事にストライクになってしまった。
　
　全然、普通の家族、一家四人がある事故で全員特殊能力者になってしまう。
　
　極ありきたりな設定にもみえてしまうのだが、この作品の良いところは、その特殊能力者になってしまった、ある程度善良な普通の人が考えたり行うであろうことを素直に表現していることである。

　人は、弱い。
　与えられたのかすら分からない意味不明な特別な能力に陶酔したり、恐れたり、狼狽したりする。
　その中で、別な特殊能力者が社会に悪影響を及ぼしたり、利己的なことだけに自身の能力を使ったり、脅されて能力を使ったりしているものもいる。

　全体的には、ヒーローズとチャックを足して割った感もあるが、それらの作品よりももっと親近感をもつし、ある種のリアリティもある。
　もちろん、ご都合主義な部分もあるのだが、そんなものはガンダムのミノフスキー粒子みたいなものなのだから、目くじらを立てるべきところではない。
　
　この特殊な家族を助けるのが普通の人達というのも良いところで、特に母親の会社での部下兼サポート役の女性なんぞは、多くのSFドラマファンがリアル友人にしたいと思うこと請け合いだ。

　もちろん、俺もw 　

　特撮も他のドラマの様に湯水の如く予算を突っ込んで作ったというものではなく、非常に上手くコストを抑えた設定と表現方法になっており、日本も「安藤ロイド」みたいなものではなく、こういう作品の焼き直しものを作って欲しいと思う。

　映像的には、仮面ライダーを作るより楽だろう。
　あとは、シナリオを書く側、それを決定する側の人間が「マネするのはどうも・・・」なんていう、今の日本のテレビではあまり役に立たない固執を捨て去ってくれれば、なかなか良いものができそうなのだがな。

　いっそ、原作「パワーオブフォー」としてしまったらどうか? と思えるくらいに日本のテレビドラマ向きでもあり、是非見習って欲しい作品である。


　唯一にして、非常に気に食わない部分があるとすれば、この作品がカルチャー・パブリッャーが抑えた作品なのでツタヤでしかレンタルされていない点くらいだ。
　シーズン1から2がリリ-スされるまで約2年程たっており、さてシーズン3はいつになるのやら・・・・
　自分たちしか扱えない作品ならば、もう少し手間と気と宣伝をかけて欲しいものだ。
　

長期連載で何か深いテーマを追いかけて、それを結実させていくラストに普通は運んでいくと思うのだが、非常にアッサリと、突然に収束させていった感じがする。

拍子抜けするほどのアッサリ感なので、そこは作者に何か意図があるのだろうと少し考えてみた。

最終巻の中に啓介との決着を断るシーンがあるが、それがヒントなんじゃなかろうか？


なんつーか、上手く言えないんだが、この連載が終わった感じと、自分が今まで乗っていた車を色んな理由から降りて別の車に乗り換える寸前に今まで乗っていた車への懐失感って似てるんじゃないかなあと。

昨日まで乗っていた車と別れる時って、その車と過ごした時間を思い出すけれど、もう一緒にいるのは無理だから手放すわけで、次の車がきたら割りとアッサリと前の車は善き思い出になってそんなにくよくよしないじゃないですか。

なんか、その感じをそのまんま漫画で表現された気がしますね。

だから86で何か夢なのかをまさぐった日々の話であるのだから、インプで啓介と決着なんてのは関係ないですょ、ってことなんじゃないかなあ？


もんのすごい酷い言い方してしまうと、完全攻略したゲームをゲーム機に記憶させないでクリアボタンを押したってことと同義なのだから、新たな冒険は新たな勇者でプレイヤーは一緒ってことなのかなと。

だから、各キャラクターの未来を予感することを匂わすことはしても、この先の拓海のストーリーが作品として描かれる可能性は極めて低いんじゃなかろか？

つまり、イニシャルＤはあくまで86のドラマであり拓海のドラマじゃなかった意味で、完全に車の漫画だったんじゃなかろか。

んで、読者は漫画を読んでいるときは読者自身も拓海の86の中に同乗している感覚になるように作品自体が作られていて、最終回で作品が終わると、まるで自分が愛車を手放してしまう感じになる。漫画という枠からはみ出して、読者側の感情の変化によるリアルさを狙った漫画なのかと。


ただし、この最終回までを劇場公開するならば、当然、このままの表現方法では全然ダメなのでかなり演出は弄られるでしょう。

これは漫画でだから通じるシンミリ感なんですから。



どうでもいい話※
会社に、この単行本持っていったら、ジサマが
「お！イニシャルＤじゃないか！」
「俺もたまに読むんだけどよ！」
「勉強なるときもあんだよな、この漫画！」
「ドラフトとかよぉ」

ドラフトのシーンなんてあったか？(爆)

あっ、ダイヤでしたか

じゃ、拓海の愛車ディアマンテでやればテーマとぴったりだったね(爆)

途中、全然読んでなくて突然に最終巻だけ買ったもんだから、経緯がわかんないけれど、なんか最終回ってこれでいいんだ？

なんか、何も残らなかったな

晩御飯にかけて食べてみたぞメロンカレー!!

えー、ご覧の様に肉と同じ感じで大胆にメロンが入っております(´∇｀)

中辛ということになってます


俺なりの辛口批評をするならば、マンゴーチャツネ的な効果は、酵素の違いか全くもってない。
ゆえに、メロンを入れたことでの味の複雑さはない。
製作側も、そこが分かっているのでリンゴやニンニク、玉ねぎを使って調整をかけている。

メロンを入れたことでの味の変化・効果は微細である。

しかし、香りは実に笑える程度はメロンであり、このカレーを食べながら水等を飲むとメロンの香りがクチに拡がり、なんじゃこりゃ?!状態になる。

家族で食べて、笑いを産み出すには、なかなかよい土産物である。


ルリちゃん、こんなんでええすか？

うどんが自慢らしいのでパフェにしてみたらしい(爆)

ソフトクリームの下には、うどんが鎮座していたわけで、冷えて勝手に腰がでている

うどんとソフトクリームの組み合わせ、悪くはないが、食べるごとに、うどんの風味が出て「いや、ここでうどんの風味が必要なのか?!」とも思うのだが、それがなけりゃ、うどんパフェにならんだろうとも思う。

まあ、つまりは「なんのこっちゃ味」なパフェなのであった。




YouTubeの NAOちゃんの車って凄い!! を皆さん宜しく観て下さいm(__)m