先週は新しき道を訪ねて、奥多摩へとふらふら~♪
そして、何度となく返り討ちに涙した【林道 海沢線】を久しぶりに堪能することができた(*^^)v
やっぱり奥多摩の癒しは特別だと実感。
我が地元といえるエリアに奥多摩がある事の幸せ(*^_^*)
新しき道を覗けば、以前から気になっていた古き道もイッテみたい私。
お休み恒例、我がミニの身支度も準備万端!
となれば、やっぱりイクでしょε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
先週と同じく吉野街道を進み、目的地へ赴く前にちょいと寄り道。
【林道 梅沢寸庭線】
道に入って早々に、なかなかの癒しが出迎えてくれる。
あんまり眺めのある道ではないけれど、途中には山あいに築かれた道並みの姿も見えたりもする。
奥多摩の道は、こんなチラ見の姿がそそるのである。
そして【平成26年度施工】の杭\(◎o◎)/!
古き道の前に、またも最新の道を覗き見~^_^
いかにもできたてほやほや~って感じの道♪
そしてすぐにでも舗装ができそうな感じの道・・・(;一_一)
まぁ、気を取り直して、道の先端からお約束の我がミニをパチリ♪
ナビを見ると、このすぐ先に別の道の線形が来ている。もしかしたらいずれ2つの道が繋がって完抜けになるかも。
奥多摩駅が目指す日原へのランドマーク。
関東の駅百選に選ばれている趣きのある駅舎。
日原の道を進み、平沢橋で二手に分かれる道。
日原街道は橋を渡ってさらに奥地へと向かうが、よくよく道の線形を見てみると、左手の【林道 イヤ入線】が、もしかしてかつての街道だったのか?
実際【大澤橋】のたもとには【昭和七年】の文字が刻みこまれている\(◎o◎)/!
平沢橋は戦後の道らしいので、これは間違いなくこちらが本来(というべきなのか?)の日原街道ということになる。
道から脇を見てみれば、この細~い道はドコから来たのだろうか?
何やら【旧道】をいうよりも【古道】といった雰囲気を漂わせているな。
つづら折れで、ぐいんぐいんと高さをこれでもか!と稼いでいく道。
ココで宅配便のトラックと離合した時には、日本の物流網ってスゲ~って驚いた(@_@) まったくもって、日本の宅配と郵便というは、たとえクルマが通れなくたってホントにドコにでも届くのがスゴイ!
それほどの距離も進まないうちに、分かれ道となった平沢橋があんなに小さく見えている。
直距離にしてわずか400mほどで、これほどの高さを稼いできたのである。日原とはいかに厳しい場なのだろうか。
舗装とはいえ、十分すぎるほどに林道としての装いを見せる【イヤ入線】
そして、なんとも意味ありげに見える枝道の入口。
日原街道の旧道である。しかし、せっかく林道を走っているのだから、まずは【イヤ入線】を最後まで見てからコチラを征くとしようかな。
先へと進み、さらに道を上がって、小さな集落を抜ければダートが残る。
ちょいと我がミニもこんな感じでパチリ♪
最後は砂防ダムに突き当って終点となる【イヤ入線】
ダムの脇に控える大岩が落ちてこないか、ちょっと怖いぞ・・・(@_@) 日原の中では二輪の方々でさえマイナーな【イヤ入線】。しかし、意外にイイ道だったりすると思うのね。
さぁ、いよいよあの道を征くとしようか。
前回訪れた時に、廃道かと思えるほどの荒れように返り討ちとなっていた日原の旧道。いや、廃道なのは間違いないと思うんだけどね・・・。
今回は入口に我がミニを停めて、我が二駆で探索。
前回はココで撤収したが、さて、この先はいかなる道か?
こんもりとしたプチ崩れにできた踏み代を辿り、まだ見ぬ道を自らの二駆でイク私。
大小細かな落石が転がりながらも、今だって十分に現役の道として通用すると思うほどにしっかりとした路面。林道は廃道にありがちな路面の洗堀などはほとんどない。
小さいながらも、梅雨入り直前の麗しき緑を背に浮かぶ切り通し。
これだけでも、もうすでに癒しの道たる資格は十分すぎるほど(^^♪
おぉ~と感動した次の瞬間には、ゴロンと大きな落石?岩?が行く手を塞ぐ・・・( ̄◇ ̄;)
これはではクルマは通れないな、いや、そもそも入口ですでにクルマはあきらめたっけか・・・。
そしてさらなる癒しの姿。
街道とはいえ旧道となれば、これほどの林道としての癒しを見せる日原の道。なぜか、一カ所だけに駒止め設けて路肩からの転落を防ぐ道。しかし、確かに古き道としての存在感がひしひしと伝わってくる。
癒しの次には、何度目かの崩落の姿が眼前に現れる。
大崩落というにはほど遠いが、道をすっかり覆い尽くして、オブローダーではない我が身には十分すぎるほどの脅威である。
すっかり色あせた虎ロープが渡してあったので、それを手がかりに崩落を渡り、振り返ってみればやはりこの道は癒しの道だと思う私。
これほどの道を捨て置いてしまうのは、ホントに勿体ないと感じるのは私だけだろうか?
廃な道のはずなのに、妙に小奇麗な電力会社の道標。
もしかして、この道って高圧線の保守につかわれてるのかな?
ちょいと開ければ、日原の山が沢をはさんだ対岸にドーンと広がる。
フォトだと見づらいけど、現日原街道の道も見てとれる。旧道と現道は沢をはさんだだけの対岸の距離しか離れていない。時折、クルマの音や、林業のチェーンソーの音が聞こえてくる。
もう少し先へと進むと、やはり電線の鉄塔が道のすぐ脇にあった。鉄塔の隙間を通して、倉沢橋の姿が見える。
結構進んできたらしいね。
鉄塔周りはいかにも廃道という雰囲気の道になってきた。
やはりこの電線保守の道だったのかな?
しかし、藪を抜けると、これぞ癒しの道と言わずしてなんという!
多少のプチ崩れと落石が残るが、苔むした岩肌に柔らかな光を浴びる緑の回廊、その中を緩やかに曲がりながら伸びる道・・・。なんという癒しの姿なのだろうか。
かえずがえすも、ココを我がミニで走れないことが残念でならないと感じる・・・(ーー゛)
旧道の癒しを十分に浴びながらさらに進むと、さすがにクルマではどうにもならない路肩の崩落。
鉄パイプで残る道幅を示し、人一人は通れる余地が残っていた。
突然目の前に広がる広場の姿\(◎o◎)/!
回りはガコーンガコーン、ガラガラ~と大きな騒音が聞こえてくるが、これほどのマッタリとした雰囲気の広場は想像してなかった。
奥にはなにやらトコッロの残骸がオブジェのように鎮座する。
そういえば、いろんなサイトやブログで見たような気がするな。
トロッコから木々の向こう側をみれば、日原の採掘場である露天掘りの山が見える。
もう少し奥に道が続いている様子なので、ちょいと探索。
なんの横穴なのか?
少し開いた扉が、何かの封印が解かれてしまったかのような感じがしてイヤだな・・・( 一一)
その先は、もうこれはダメでしょ?って感じで崩落したままの道。
この先まで探索した廃道キングがいたな・・・。私にはそこまではム~リ~( ̄◇ ̄;)
そして、ココまで来たら、やはりお約束の姿はおさえておかないとね。
立入禁止の柵の向こうに見える、つり橋の残骸。やっぱり生だとインパクトあるな~。
なんだかんだで、すっかりテンション上がりまくりの私。
広場を振り返って気分を落ち着け、お昼ゴハン♪
コンビニで買った黒糖ロールパンとコーヒーで一休み。
いや~、廃な道にしておくのは惜しいくらいの癒しの道を思い出しながら、しばしマッタリ~( ̄▽ ̄)。o0○ ポアン
再び、癒しを感じ、日原の厳しさを目の当たりにしながら、もと来た道を戻っていく。
旧道の入口まで戻れば、我がミニがちゃんと待っていてくれた。
いやはや、これほどにインパクトの強い道だとは思わなかった旧日原街道。
奥多摩の奥深さを、ちょっとだけ覗き見たような感じがしたふらふらでした(^^♪