世間様の移動自粛ムード一色な中、我がミニもお家でおとなしくしている日々・・・。
初走り以来、林道どころかお山そのものにイッテいない私。
お山にイカないと、なんとなく我がミニのシャワータイムもなくなって、せっかくの黒い美肌が白っぽくなってきてしまったね(・・;)
東京も雪という天気予報ではあったけれど、夜半だけで明け方にはすっかり雨となり、午前半ばにはその雨も弱くなってきていた。
ならばと、唐突に我がミニのシャワータイムとする私。
シャンプーなんぞなく、いつも通りの水洗いで素早く汚れを洗い流したら、仕上げのゼロをシュシュッとして、ハイ、終わり♪
せっかく我がミニがきれいになったのなら、やっぱりお山にイキたいな。
となると、やはりアノ道にイクしかあるまいて。
その道は、お家からほんの15分ほどの、とある高級料亭の裏手にある。
お昼時にくると、料亭の駐車場へと誘導されてしまうので、ちょいと強い心で誘惑を振り切らねばならない、試練を乗り越えていく道なのである。
ただし、この場合の試練とは高級料亭の誘惑ではなく、誘われても敷居の高い料亭に入れない羞恥心に打ち勝つコトかもしれないと思う私だったりする。
無事に試練を乗り越えて1本道を進めば、待望の林道が待っている♪
【中沢林道】
1kmに満たないピストンの舗装林道だけど、舗装とは思えない荒れっぷりともの静かな林間を進む姿は、林道写真愛好家ならば名だたる有名どころの道にも引けを取らない極上の道(のハズ)。
まずは入り口の橋で、我がミニを1枚パチリ♪
起点からして、なかなかにイイ感じでパチリ♪とできる、イイ道なのである(^^♪
ではでは、久しぶりの【中沢林道】をイッテみようかな。
出だしは、さすがの私でもこの姿に癒しを求めることは難しいね・・・。
でも、舗装林道でありながら、それなりの凸凹を楽しめる姿と思えば、殺伐としているように見えてもイイ道に見えてくるものなのである。
前夜に振った雪が残っているトコもあったりする。
舗装が荒れて剥がれているのに加えて、路肩?部分が洗掘されて思いっきりえぐれているな。かの台風の影響には、改めて凄まじいものを感じる。
パッと見では廃道寸前の道のように見えるけど、この道の癒しはこの奥にこそあるのよ。
荒れた道の両側には、枯れ枝やらガレキみたいな石ころやらが転がって、雨模様の光では薄暗い林道の姿・・・。などとは私には見えていない。
目の前をS字を描きながら伸びていく道の線形、フォトでは見づらいけど木々の間にこれから進んでいく道の姿がチラ見していたりする。こんな道の姿にウットリとできるのよ、私はね(//∇//)
そんな道を進んでいくと、潤いに溢れたちょいとしたストレートなトコ。
いや、小雨が降っているから、潤いは十分すぎるほどにあるんだけどね。ココ、我がミニ定番のフォトスポットなのである。
沢筋から、ぬたって滑る斜面からちょいとパチリ♪
どう?どう?結構イイ感じで我がミニがカッコイイのである(*^^)v
苔むした2本の木の根元から、しっとりとした道にたたずむ我がミニ。コレはお天気がよく、お日様の光が射しこんでいては撮れないフォトだよね♪
ニンマリ、うきうきしながら、グルッとつづら折れを回り込んで道を進めば、今度は今来た道を見下ろしてみる。
つづら折れひとつ回り込んだだけで、これほどの高低差があるのも、この道の魅力の一つだと思う。
そんな道をグイグイと登っていくと、私好みの曲がり角。
こう、クイッて曲がって壁の向こう側に消える道って好きなのよ♪
そして、曲がった先に鎮座する大きな切り株?根元がえぐれて、上から転がり落ちてきたのかな?
ん~、前に来た時には、こんなのなかったよな。ハイキング道を兼ねる林道といえど、やはりお山は自然の一部なのだと感じるような光景だったりする。
先へと進めば、木々の間から残雪の白さを垣間見てみたりする。
一応東京もんなので、ちょっとした雪ではしゃげてしまう私なれば、こんななんてことのない眺めでも、十分にテンションがあがってくるのである。
残雪にテンション上げて進んでいくと、今度はちょいとヤバそうな洗掘の太い溝・・・。
イケるかな?なんとかなりそうな感じではあるね。
我がミニをガードレールぎりぎりに寄せれば、何とかなった(^_^;)
ドアが開かないので、窓から乗り出して我がミニから降りたんだったるする私。こんな時、普通車よりデカいPJMのドア、この場合は窓かな?ってありがたいものなのである。
デカい溝があるとなれば、そこから見上げて我がミニをパチリ♪
うむ、我が黒い美肌の淑女が、荒れた道を征く感じにニンマリな私(*^^)v
なんでもないトコで、すごいコトをしているように見せられるのがこんなフォトだったりする。
枯れ沢までくれば、そこで我がミニからパチリとするのがお約束。
木々の間に残る残雪が、ともすれば寂しげなモノトーンになりがちな眺めを、なにやら幻想的な姿にしてくれる。
グルッと回り込む道をパノラマでパチリ♪
このわずかなエリアが、林道フォトの宝庫なので、私のようなフリークはついつい時間が経つのを忘れて長居をしてしまうのである。
ちょいと後ろを振り返ると、道の両側に洗掘の痕がある。
あの真ん中を慎重に進んできたのよ。
回り込んだ先を我がミニの中から見る。
しっとりと黒光りする岩肌と、天を目指してまっすぐに伸びる木々、正面に開けた広場に渡る橋と赤い火の用心の小看板、その先に残る雪の白さに癒しを求めてみる。この1枚のフォトに、これほど私を惹きつける対象があるのよ。
【中沢林道】が極短ながらも極上の道であるのは、このわずかなエリアのおかげなのである♪
橋までくれば、お約束のフォトをパチリ♪
橋の上に我がミニを置き、上の橋とフェイクながらも石垣の姿、その奥の木々の間のわずかな雪の姿に萌え~な私。フォトはカラーなのは確かなんだけど、ともすればモノトーンの世界に紛れ込んだかのような感じが好き。
ココだけで何枚のフォトを撮ったかな?似たようなフォトがたくさんiPhoneの中に溜まって、この1枚を選ぶのが大変だったのよ・・・。
残った雪を踏みしめて、【中沢林道】最後の最後に出てくるダートを望む我がミニ。
前方から我がミニをパチリとしようと、テンションあげあげで降りていったら、ものの見事に転んで顔面打った・・・。まるで3歳児が公園について『わー』って走り出したとたんに転んだ感じ・・・。体はオトナ、頭脳は子供な私なのである・・・(-_-;)
そんな思いをして撮ったフォトがコレ。
正直、面白味のないフォトである・・・( 一一)
気を取り直して【中沢林道】のラストステージへと進んでいこうか。
チップを引きつめたかのように、ふかふかな感触の路面をゆっくりと進む我がミニ。
2段になった路肩の土止めから、我がミニをパチリ♪
ココもお約束なポイントなんだけど、どうしてもフォグがビカーって強くなっちゃんだよね。
そして、ついに辿り着いた【中沢林道】の終点。
たぶん、ココは地主さんが自分でしつらえた転回場なのかな?我がミニ1台でいっぱいいっぱいな小さなスペースに入ってみる。
あと50cm進んだら、向こう側に落っこちるぞ。
それでも、ピストンな道なら、終点から振り返ってのパチリ♪
ホントにいっぱいいっぱいなので、これ以上引きが取れないのよ。
さて、最後のお約束のフォトも抑えたし、今度は下りの道で癒されようかな。
わずか894m、極短な【中沢林道】。
そんな道なのに、たっぷり1時間以上の時間をかけてじっくりと癒された私と我がミニ。
知らず知らずのうちに時が経ってしまう極上の癒しを持つ道・・・。
バイクではあっという間に駆け上がって降りてくる感じだろうし、チャリでは終始押して上がってキツイ。落ち着いて進める四駆ならではの癒しなのだろうな、とも思う。
そんな我が隠れ家のような【中沢林道】は、ちょいとした隙間時間に訪れる癒しの道なのよ。