
どうもしっくりこない人様並みの週末のお休み。
昨日までは、あれほどの青空が広がり、お仕事する気が失せるようなお天気だったのに、私のお休みになるとお日様がどこかへイッテしまうのはナゼ?
とはいえ、我がミニのシャワータイムにとっては、秋口の曇天が何よりの好条件なのは確かでもある。
ならば、まずは我がミニをじ~っくりと磨いてあげるとしようか♪
我がミニ自慢の黒い美肌を、もう撫でまわすがごとく磨いてしまう私。よ~し!我がミニは美人さんである(*^^)v
さて、艶かしいシャワータイムが終われば、久しぶりな感じのするふらふらタイムがやってくる。
しばらく奥多摩イッテないし、みん友さんのパワースポットのブログも羨ましかったし、今回は迷うことなく我が癒しの奥多摩に決まりである(^^♪
思えば6月以来イッテないんだよな~。実に久しぶりの奥多摩だな~。
まずはウオーミングアップ代わりに舗装林道で1本。マス釣り場への橋を渡って、奥地へと進む。
民家の間を抜けて分かれ道が出てくれば【林道 安寺沢線】の入口。
ほとんど生活道路のような舗装林道は、奥多摩らしからぬ退屈な道だけど、それでも切り通しがで出てくれば私にはイイ道に見えてくる。
そして、大陸巡洋艦の異名を持つランクルがでーんとね\(◎o◎)/!
巡洋艦の名に恥じぬ、アゲアゲ・ボコボコのボディにウインチが貫禄あるぞ。巡洋艦と比べると、我がミニはさしずめ突撃艇といった感じかな?
そのまま1本道を進めば、どなたかのお家の横で道がプッツリと途切れて終点だった。
ウオーミングアップには、ちょうどイイ感じだった【安寺沢線】から奥多摩駅まで戻り、日原街道へと我がミニは進む。
いつもは見過ごしてしまっている、3人乗ると落ちる橋(・・?
ちょいと渡ってみようかとも思ったけど、先の道まで探索してるとタイムオーバーとなってしまう。後ろ髪を引かれるけど先へと進もう。
みん友さんのパワースポットに対応して、同じエリアで廃なスポットをご紹介したくなったのである。
入口からして廃なオーラがビンビンでしょ?
手すりにすがりつつ下へと下りていく。コケたら私自身が廃になってしまう・・・。
ホントはこの階段から、もう廃なアイテムが拝めるけど、それはお預け~( ̄▽ ̄)
ちょいと広くなった通路のような道を下りていく。
つづら折れの道を進み、オブジェと化した廃物件を横目に奥へと進む。
そして、広場の脇に、はたして目指す姿が待っていた・・・。
林鉄の廃軌道である\(◎o◎)/!
厳しい日原の山々・・・。軌道の土台部分崩れてしまい、丸太をレールの下に敷いて軌道を保持していたのだろうか? それとも平場を確保できずに、ムリヤリにでも通していたのか?
在りし日の姿を思い浮かべようと、いろいろな思いと想像が頭の中を駆け巡る。
気持ちを落ち着けて周りを見渡すと、先には朽ちかけた作業用の階段通路。
広場と通路の間には、ココが崩れて巻き込まれたとおぼしきトロッコの残骸が転がっていた∑( ̄ロ ̄|||)
旧道を消し去った大崩落、我が二駆で探索した旧旧道の数々のプチ崩れ、そして日原の荒々しさをココでも目の当たりにすることになった。
そんな草ヒロと化したトロッコ達の脇を下りていくと、すぐ脇には滝が流れ落ちている。
実はこの滝も、鉱山の坑道から流れ落ちていたりする。それが余計にココが廃墟であることを、強く実感させてくる。
我がミニのもとへ戻る途中、廃レールの向こうに日原の山並みが広がっていた。
廃スポットというのは、どこも独特の雰囲気があるもの。その中でもこの林鉄の廃な姿は、とりわけ際立った雰囲気を持っていると思う。
林鉄跡から我がミニにもどれば、再び日原街道を奥へと進んでいく。
日原林道や鍾乳洞はパスして、超マイナーな道の絶景スポットへイクのだ!
【林道 君平線】
ツーリングマップルにも載っていない癒しのピストン林道。
だが、癒しのダートだったはずのその道が、なめらかな白い簡易舗装となったいた(ーー゛)
そして、不安にかられながら絶景スポットへと来てみれば、さらに悲惨な光景が我がミニの前に広がっていた・・・Σ(T□T)
まったりにちょうどイイ感じの空き地に、コーンと虎バーで空き地すべてが囲まれてしまった無体な眺め・・・(TwT。)
前に来た時には、みんなの絶景広場に負けないほどの、素晴らしき奥多摩の癒しを見せてくれていたのに・・・。
↑フォトは昨年訪れた時の超絶癒しだった姿
とりあえずココからはダートが残っているようだね・・・。
せっかく来た道ではあるので、終点で振り返りのパチリ・・・。
ちょいとショックな道になったので、ムリヤリ遊んでみたりもした。
超マイナーらしい隠れ家的絶景スポットの道だったのに・・・。もう私の中では、終わった道だな・・・(ーー゛)
そろそろ時間も押してきたし、大ハズレとなった道の後ではしっかりと癒してくれる道がイイな。
【林道 倉沢線】
入口からして切り通しで迎えてくれる、奥多摩でも私の一番のお気に入りの道♪
出だしこそ舗装だけど、ダートとの境目には小さいながらも切り通しとガードレールにわいるどな姿が刻まれている。
待望のダートを進んでいけば、やっぱりこの道は期待を裏切らない癒しを醸し出してくれる(^^)
緑の回廊を、ゆったりした線形で曲がる道。
コッチには、いかにも岩場を切り拓いた道であるゴツゴツとした壁。
我がミニもパチリ、とね~♪
最近まで通せんぼされていたので、道の路面もかなりガタゴトしているね。
二駆で十分なのだけれど、四駆に入れるとしっかりと我がミニが路面を捉える感触が頼もしいく感じる。
【倉沢線】の切り通しもまた、癒しの姿で我がミニを通してくれる(*^_^*)
ね~、癒されるでしょ~。
切り通しにテンションが盛り上げて先へと進むと、今度はガッチリとした橋が出てきた。
我がミニのライトに浮かぶ橋の欄干が、その存在感をしっかりと主張してくる。
橋のすぐ横を流れ落ちる滝と【八幡橋】、そして我がミニでパチリ♪
いかがだろうか? 緑の木々、潤いの滝、ダートの間を繋ぐ建造物・・・。どれもが林道の中で目を止めるモノばかりの三重奏である。これが癒しにならないはずがない(^^♪
そして【倉沢線】は、アチコチで岩壁に清水が流れ落ちる潤い豊かな道である。
にじみ出るように岩を染めるトコもあれば、ココのように水があふれ出て流れ落ちるトコもある。沢の流れと違った、ひそかな水の流れに心が落ち着く。
心を落ち着け、癒しに浸りながら道をイクと、次には路肩の駒止めが道に癒しを沿えてくる。
古き道を演出する駒止めの姿ってイイよね(*^_^*)
三度橋姿が出てくれば、路肩の斜面をちょいと下りて、木にしがみつきながら下から【鳴瀬橋】をパチリ♪
そして下を見下ろせば沢の流れと、岩のコラボが目を楽しませてくれる。
まるで日本庭園を見ているかのようなその姿。もっとも庭園の方が自然の癒しをを模したものである。
これほどまでに表情豊かな【倉沢線】、どこから撮っても絵になる道なのである(*^^)v
さぁ、いよいよ私のお気に入りの切り通しが見えてきた♪
これだけでも私にはウットリな姿であるけど、そこに我がミニを置いてみると、まさに奥多摩の癒しをその満身に受ける姿となる。
はぁ~、何にも言葉が出てこない・・・。
道の線形と道幅、切り通しの配置と大きさ、木々の覆い方と空の切れ方、すべてが私好みの素晴らしき【倉沢線】。この姿を、ぜひご自身の愛するクルマで目の当たりにして頂きたいものである。
沢に沿う道なればこそ、我がミニに照らされたちょいと薄暗い道であっても、沢筋の開けた頭上からの光が、柔らかな癒しに満ちた道を映し出す。
たまにはココでも上からパチリとしてみる♪
うん、いつもと違った【倉沢線】の眺めが、我ながら新鮮だな~。でも、この後、どうやって下まで下りようかな・・・(・・?
何とか、壁を下りて道を進むと、1枚岩の壁が道をわいるどに魅せてくる。
まっすぐに切りたった壁を見ると、よくもこの厳しい山に道を通したものだと感じいる私。
すぐ隣の【林道 川乗線】は、もっとすごいポイントがいくつかある。
この岩壁を抜けると、自然の猛威になぎ倒された倒木が沢に散らばる(@_@;)
あの東京をマヒさせた大雪の時に倒され木々たち。沢向こうの斜面に見える道も、ホントはこれらの木々の回廊に覆われていたのに、すっかりマル見えである。
そして【倉沢線】の仮の終点となる【魚留橋】が見えてきた。
橋のたもとの大穴と、この先の【地蔵橋】の崩落によって、クルマで来れるのはココまでとなる。
橋の向こう側にも盛り土がなされて、四駆に対しては万全の通せんぼ・・・。ホントはこの先にこそ
【倉沢線】の真の癒しが待っているのに・・・(T_T)
それでも、この【魚留橋】のすぐ上流に落ちる滝の姿は、十分に道の終わりにふさわしい癒しを与えてくれる。
iPhoneで全景を入れるのは難しいけど、何段かに分かれて、岩場の間を落ちる滝の姿は見事なのよ(^^♪
【君平線】で食べるつもりだったおにぎりを、我がミニの中で食べながら、ココまでの【倉沢線】を静かに反芻してみる私。
道の横からお山を上がってイク登山道から我がミニと橋をパチリ♪
ちょいと残念過ぎる道もあったけど、今日のふらふらを締める【林道 倉沢線】は、奥多摩の中でも私にとって特別な癒しを見せてくれる道なんだな~。
日原の廃スポットな林鉄跡と、極上の癒しをくれた【倉沢線】。久しぶりに訪れた奥多摩は、いつもよりもずっと刺激と癒しをくれたふらふらでした(*^_^*)