
昨年の暮れに3代目深紅色の我がミニがやっても、相変わらずお山にはイケてない私・・・(;´・ω・)
まあ、普段は奥さんの通勤の足として頑張ってくれているから、電車でお仕事に行く私が我がミニに触れる機会はあまりないのね・・・。
しかも今年はいきなりな大ケガを我がミニにさせてしまい、前脚もタイヤがひどい内減りでタイヤ貧乏に陥ってしまうとなれば、傷が直ってアライメントを調整するまではお山どころではなかったしね。
そんな我がミニの傷も癒え、まだ完ぺきではないけどアライメントもできる範囲で調整したし、ドラレコも新たに取り付け完了とあれば、お山への渇望もますます募るばかりな私。
そして今、その時は来た。さぁ出発だ!
今回はいつものふらふらとは違い、とある目的地を定めて我がミニを走らせる。
夏らしい木々に挟まれた街道を走る我がミニ。
頭上の切れ目に覗く青空がまぶしいね♪
この街道沿いには、魅力にあふれた道がたくさんあるけど、今回は必死にスルーして目的地へと急ぐ私。いったいいくつの林道をスルーしてきただろうか?
いつしか奥多摩周遊道路へと入り、ちょいとのんびりと標識通りの速度で坂を上がる我がミニ。何度も通って馴染んだクネクネをこなしながら、途中の駐車場で一休み。
ココからは奥多摩のダム湖が見下ろせたりする。
おぉ、我が愛しき奥多摩よ、私は帰ってきた!
などと感慨にふけっていたら、ちょいと雲が広がってきてほんの少し焦りが出てくるな。さぁ、目指すは愛しき奥多摩の林道だ!
と言いながら、周遊道路も終点だな、というところでもう一つ寄り道。
何のためなのか、いきなりぽつんと立つ鉄塔。何やら線が見えるが高圧線というには貧弱である。かつて奥多摩湖を渡るためのロープウエイの索道を支える鉄塔なのである。
すべてが久しぶりなので、ココはロープウエイのゴンドラを拝みに行こうか。
と周遊道路わきから階段を上がり、ロープウエイの駅舎へ。
うむ、ひどいものである・・・。以前に来たときは立派な?廃物件だったのに、どこぞのDQNの落書きが台無しにしてくれてるよ・・・。
ゴンドラのほうはどうかな?
こちらはなんとか無事だね?
一度はどこぞの映研DQNのせいで盛大に落書きされていたそうだけど、落書きを落としたのか一応塗りなおしたのか、往年の姿を見られて一安心な私。
ただ、さすがに放棄されて50年以上経過しており、ゴンドラを支える足場が組まれて、ゴンドラの中にも入れなくなってしまっているね。
さて、廃物件も見られたし、先を急ごうかな。
周遊道路を後にして奥多摩湖沿いに走っていけば、真っ赤な『峰谷橋』を渡っていく。
いつ来ても、この橋は鮮やかな真っ赤な姿を見せてくれるのが嬉しいね。
峰谷橋を渡って横道に入ってしばし道なりに進めば、お目当ての道が見えてきた。
まずは左に入って『林道峰谷線』
おぉ?いきなりなゲート封鎖?
とか思いっきり引いてしまったけど、フレンドリーなゲートで無事に久方の林道へと進むことができて一安心な私。
林道を前に四駆に入れてフラットダートへと入っていけば、軽いガタゴトに揺られ癒しの道の姿に、ひとり我がミニの中で歓喜の声を上げているのは内緒である!(^^)!
いくらも進まないうちに切り通しが姿を見せる。林道の癒しと大好きな切り通しのコラボに、私のテンションはいきなりMAXまで跳ね上がるのよ♪
我がお約束の切り通しの陰から、我がミニのおちりをパチリ♪
ウキウキ気分で林道の先へと赴けば、林道が癒しを誇るかのようにしの姿を次々に現わしてきてくれる。
苔むした石垣と緑の回廊を奥へと伸びる道・・・
岩を抱きかかえるように根を張り、まっすぐに天に伸び征く樹木。
木漏れ日の中を進む癒しの道。
光輝く緑の回廊。
このような数枚のフォトで、この『林道峰谷線』の魅力をお伝えできるとは思わいが、ここにご紹介できない癒しのフォトたちを没にしなければならないことが心苦しくなってくるな・・・。
ほどなく道が2つに分かれて、右手の道は折り返してお山を上がっていく姿に出合う。
今回はこの枝分かれした道へと進む。
『林道 坊主線』である。
『林道峰谷線』に比べると、ちょいと荒れている感じかな?
さっきよりも大きなガタゴトに揺られているが、それすらも久々な癒しとしか感じない私なのである。
あの明るいトコがこの道の目的地。
奥多摩林ツーでは定番?の絶景広場である。
しばらく来ないうちにずいぶんと狭くなって、あんな大きな木ってあったっけ?
まぁ、せめてパノラマでパチリとね。
ちょいと迫力が足りないが、ココはぜひ一度立ち寄って感じてほしいな。
さて、時間も押してきたし、もう一方の道へ行ってみようか。
『林道奥沢線』
ほぼほぼ舗装林道なので、未舗装路を求める方には物足りないかもしれない道。
しかしながら、このようにダブルミラーはあるし、
ガードレールではなく、コケに彩られた駒止めの路肩の姿だってある。
これが古き林道の癒しであると私は思うのよ。
林道の途中に水利用の作業道と思しき道に入る。
ほうら、みんな好きでしょ、こういう道って♪
フォトだとなかなか伝わらないけど、ノーマルでATタイヤな我がミニには少々きつい道をゆっくりと踏みしめて上っていく。
ちょいと勇まし気に1枚パチリ♪
うん、やはり我がミニは美しいね、ひとりニンマリ(=゚ω゚)ノ
さぁ、もうひと頑張りだ。
渓流のほとりがこの道の終点。
極短なピストンな道だけど、奥多摩らしい魅力と癒しのある道なのよ。
そして・・・
このフォトをパチリ♪とするために、ここまでやってきた私と我がミニ。
あぁ、癒されるね~。
ちょいと寄り道したために、お日様がどこかへイッテしまったけど、このフォトが取れただけで私は大満足!
二代目では来れないままお別れした分、感激もひとしおなのである。
さて、一服したらお家に帰ろうかな。
しかし、ココは切り返すことなどできないので、あの狭いチョイ荒れの道を後ろ向きに帰らねばならず、久しぶりな私はかなりビビりながら、そ~っと戻るのでした。
このふらふらの〆はやはり奥多摩湖でしょう。
食堂が終わってて、カツカレーが食べられなかった(;´・ω・)
せめて奥多摩湖の姿をパチリ・・・。
濃い目の雲があり小雨模様ながらも、日差しもあってイイ感じ?
売店で峠ステッカーもげっと。
そして、奥多摩湖を去る時には虹がダブルで出ていて感激♪
やはり、奥多摩には魅力と癒しが尽きないね。
さぁ、今年はまた愛しの奥多摩の林道に来れるかな?
ちなみに自分のブログ見返してたら、奥多摩の道に来たのは四年半ぶりだった・・・( ̄ー ̄)