何気なく本屋さんに寄ったら、【山と高原地図】の【奥多摩・御岳山・大岳山】の2017年度版が並んでいた。
我がiPhoneにも電子版のアプリが入れてあるけど、やっぱり紙の地図って言葉にはできない魅力と実用があると思う私。
そこに【全面改定】なんて書いてあったら、これはもうお買い上げでしょ(^_^;)
地図って眺めているだけでも楽しい私。時にはお仕事帰りの電車の中で眺めていたりもするのよ♪
そんなふうに眺めていたら、とある道の名前が気になった。
↑赤丸つけてみたトコ。ココに【峰林道】ってあるけど、ココはまったく違う道のはず。そもそも【峰林道】ってあったけか(・・?
私が奥多摩を知らないだけ?全面改定版だから?
そう思って改定前のアプリ2015年度版を覗いても、やっぱり【峰林道】となっているね(@_@)
これは確かめにイクしかない!
そしてやってきたお休みの朝、お寝坊さんな私( ̄◇ ̄;)
だが、新たに我がミニに取り付けたホイールとM/Tタイヤを林道で試したいぞ。
【山と高原地図】の道にイクのなら、ちょいと秘密のまったりなポイントにもイキたいしね。
午前10時も回ってからお家を出て、今回は奥多摩周遊道路からの奥多摩入りを目指す我がミニ。
とっても気落ち良く流せる道だけど、16インチ化して、M/Tタイヤとなった我がミニには、以前にもまして過酷な道になったような気がするな~。
やっぱり標準15インチA/Tタイヤと比べるとデカイし重くなったので、加速が悪い!の・・・、上っていかね~(T_T)
アクセルをより踏みつつ、タコメーターの針がグングン回っていくのを見て、燃費を心配する我が目も回ってしまうのである(@_@)
そして、峠を越えて下りになれば、ちょいと腰高になった我がミニのロールが大きくなって傾く。ブロックで2インチアップの時に、フロントのスタビも外しているので、こんな道では結構大きく傾くのである。
月夜見駐車場まで辿りつけば【や~って来ました奥多摩~】ってウキウキ気分♪
うむ、我がミニの定点観測所なれば、このフォトは外せないのである。ちょいと雲が多いけど、まずまずの秋晴れの光に映しだされる奥多摩湖。
周遊道路を無事に走り抜け、奥多摩湖の湖畔沿いにトコトコとくれば、問題の道に到着。
周遊道路側から来ると、トンネル抜けてすぐ、こんなに回り込まないといけないので注意が必要である。
横の石垣を見てみると、ちゃんと【麦山線林道】と書かれているじゃん(^_^;)
ココを走るのも、ずいぶんと久しぶりだな~。
しょっぱなからの劇坂を上っていくと、いよいよ【麦山線林道】の真髄へと入っていく。
木漏れ日を浴びる林道の姿。これぞ林道の癒し(*^_^*)
溝が切られた簡易舗装を進んでいき、向こう向きの標識が出てきたら、待望のダート区間の始まりである。
綺麗に間伐され、等間隔でまっすぐに伸びる木々が印象的な出迎えの道。
ココは我がミニの勇ましい姿を1枚パチリ♪
路肩から煽って見上げるのがgaku1流。ウム、カッコイイ我がミニが撮れたね(^^♪
頭上を見上げると、木々の間からお日様の光が射しこんでくる。
こういうのに癒されるのよね~♪
秋口になったとはいえ、常緑樹の奥多摩は緑がいっぱい(^_^;)
そこに木漏れ日があれば、私にはイイ道となる。
時には洗堀の溝に脚を落として、ちょいと傾いてみる我がミニ。
お一人様でふらふらしている私には、この程度で十分クロカンちっくに感じるのである。
我がミニはぜんぜんクロカンしていないが、フォトを撮る私はこんなトコで落ちそうになるコトもたびたび・・・( ̄◇ ̄;)
落ちそうになった時にシャッターを押していたのか、偶然撮れた1枚。私の足の向きにご注目。わずかな足場を頼りに我がミニの雄姿をパチリとするのである。あぁ、私、ばかかも・・・(@_@)
落ちそうになってドキドキした後は、こんなにまったりとした道の姿に心を落ち着けてみる。
軽いガタゴト感がありながらも、ほぼフラットな道に木漏れ日に照らされた道は癒しそのもの♪
だが、道を進めば、泥水の水溜まりが待っていたりもする。
水溜まりとはいえ、私、ドロは嫌い・・・(>_<)
しかし、せっかくのドロタイヤなら、こんなフォトも必要かな。
ハイ、ちゃんとマッドタイヤしてましね(^_^;)
静々と泥溜まりを抜ければ、ちゃんと道は癒しの姿で慰めてくれたりもする。
あぁ~、こんな姿にはホントに癒されるね~(*´ο`*)=3 はふぅん
山肌に沿ってウネウネとうねりながら先へと伸びる道。
林道によくある線形だけど、定番の姿なればこその癒しかも。
ずっと木々の間を走ってきた道が、ぱっと開けたら【麦山線】の終点がすぐそこ。
視界の先にある奥地区の山々の姿が結構好き♪
峰集落への道と出合ったら、【麦山線林道】を完抜け。
景色が見える道ではないけれど、楽しめる道だと思う。
そのまま道なりに峰地区へと坂道を上がっていくと、奥多摩の山深さを感じられる雄大な姿が素晴らしい♪
たとえ林道の銘がなくとも、奥多摩全体が林道みたいなものだし、高さを稼げばこんなプチ絶景がアチコチで楽しめるのよ。
集落の終点までくると、ゲートで閉じられた道。
ゲートの脇に【峰線作業道】と記された朽ちかけた杭の姿。
【峰】の1文字だけの道って、私はココしか知らないな〜。たぶん【山と高原地図】に記された【峰林道】はココと【麦山線林道】を一緒にしちゃってるんだろね。
ちなみにこの【峰線作業道】は、延長6km以上にもなり赤差山の頂上近くまで伸びている道。残念ながらゲートに鍵がついてしまった・・・。
さて、癒しのまったりポイントへイクには、まず峰地区から道を下らないとね。
ぎゅーんと下って、ぐいっと曲がっていく道の線形に萌え~♪
奥多摩を走ったものならすぐにわかる【林道 峰谷線】の入口。
だが、今回は後回しにして、道なりに右手の道へと進んでいく。
この分岐点が【林道 奥沢線】の起点だったりする。
奥地区への生活道路である林道のため、ほぼすべてが舗装の道。
だが、お気に入りの切り通しが出てくれば、そこもイイ道になるお手軽な私。
石垣と小さな小山に挟まれた我がミニにウットリ♪
そして、やってきました、今回のふらふらの目的地!
ちょいと本線から脇へ外れてみる。
なかなかに良い感じでそそるでしょ(^^♪
私みたいにフォト撮りながらだと、4Lに入れないと上がれないトコもあったりする。
おぉ~、狭い、狭いぞ・・・( ̄◇ ̄;)
路肩から落っこちないかビクビクしながら、ゆ~っくりと進んでいく。
ほどなく・・・、というよりフォトなんぞパチリとしていなければ一瞬で川辺へとたどり着く。
川まで出れば、そこで道はプッツリと途切れて渡ることはできない。
川の中から振り返ってみればこんな感じ。
ん~、イイね~、癒されるね姿だね~(*^_^*)
お日様の光を受けて、キラキラと輝く川面の波紋もイイね!
まさに奥多摩の隠れた癒しがココにあるのである(^^♪
反対側の岸辺で腰を落ち着けて、おにぎりで昼食タイム。
我がミニを眺めながら、奥多摩ならではの癒しオーラを受けつつ、まったり~と一時を過ごしてみる( ̄▽ ̄)。o0○ ポアン
あぁ~、なんて贅沢なまったりなひとときなんだろね~(*^_^*)
今日はもうイイかな~。
いや、せっかく銘のある林道なら、ちゃんと終点までイカねば我がふらふらではないぞ~。
ということで、後ろ髪を引かれつつも【奥沢線】を先へと進む。
目の前を先へと伸びていき、視界の外で折り返してまた眼前を走る線形に萌えを感じる私。
こんな折り返した道が幾重にも連なって、【奥沢線】は高みを目指していく、舗装ながらも厳しい道なのである。
山道でよく見る行き先表示板って好きなの。
そこに【林道】の文字が入っていれば思わずパチリ♪
と、そこに緊急車両のサイレンが聞こえてきた\(◎o◎)/!
こんな山奥で何事かと思ったが、林道って一本道なので、なんとか隙間を見つけて緊急車両をやり過ごす我がミニ。
ちょいと間を置いて道を進んでいくと、なんとさっきの緊急車両が林道のさらに奥へと進んでいくのが見えた。
我がミニもゆっくりと後を追う。
ちょうど↑のフォトの赤い緊急車両あたりに来ると、こんな草ヒロがあったりする。
いつもながら、よくココに2台も押し込んだものだと、変な関心をしてしまう私。
道の先へと視線を移せば、尾根筋らしい解放感溢れる道の姿。
ちょいと雲が広がってきて、iPhoneでは暗くなってしまったのが残念ながらもこの眺めはイイのよ。
道はこの先で折り返して伸びていくけど、鷹巣山への登山道入り口で、さっきの緊急車両が停まっていて通せんぼ( ̄◇ ̄;)
聞けば、なんとリアルに救助での出動とのコト\(◎o◎)/!
鷹巣山の頂上で意識不明者がいるらしい。山の上にはヘリまで飛んできているし、下からはさらにサイレンが聞こえてくる。お山での救助となると、初動でもこれほどに多くのヒトと機材が動くのね。
お一人様でふらふらしている私なんか、ホント、厄介にならないように気をつけないとね・・・。
救助隊のクルマの脇を通してもらい、【奥沢線】の終点を我が二駆で目指す。
振り返って、林道のど真ん中で停まっている緊急車両を望んでみる。
いや~、緊急車両にはちゃんと道を譲るべきだね。1本道だからといってそのまま終点を目指していたら帰り道でどうにもならないことになっていたかも・・・。
でも、ココから振り返ると、こんな絶景のご褒美があるんだよね〜。
日原の【川乗線】と並んで、私のお気に入りな絶景の姿。
このエリアだと、坊主のお山に囲まれた絶景も捨てがたいけど、尾根筋の少ない奥多摩の林道でのんな姿が見られるコトがイイんだな♪
ココから先は、正直あんまり癒しのある道とはいえないかも。
いや、我がミニで走れていたら、多分どこかに癒しを求めているはず。
まだほんの少ししか歩いていないのに、すっかりと息が上がってゼーハーいっている私…。これでは、とてもグループ内のハイキング同好会なんぞ入れないな…(ー ー;)
お? こんなモノトラックの軌道なんて、前にはなかったぞ。
レールもかなり新しく見えるね。こんなモノトラックが設えられるほどに、しっかりと手入れが入る奥多摩の山々なのである。
そういえば、森林ボランティアなる立看板も見たな。お山のお手入れも、新たな試みがなされているらしいね。
あぁ、あの先が【奥沢線】の終点だ。
我がミニから1キロも来てないけど、もうすっかりと息が上がってしまい、早いトコ引き返したくてたまらんのよ(@_@)
そんな【林道 奥沢線】の終点を、お約束の振り返りでパチリ…。
我がミニがいないと、ホントに何もない、ただのピストン林道の終点の姿にしかならんね。
でも、ココで幕営する人もいるのか、いくつか焚き火の跡もあったりする。確かに静かでイイんだろうね。
帰りは道を下っていくので、終点を目指した時よりも楽チンである。
そして、やっぱりそこに救助隊のクルマがまだいたりする。
さすがにお山の中で活動するとなると、救助隊の足となるのは巡洋艦一族のプラド。
サイド面には東京消防庁と一緒に【山岳救助隊】の文字。
今回の救助がイイ結果に終わればと思わずにはいられないね。東京の中にある、一番気軽に来られる大自然な奥多摩だけど、やはりたまに亡くなってしまう人もいるのも現実。
お山は癒してくれるばかりではないし、もともと奥多摩はとても厳しい山々に道を切り拓いてきているのである。
我がミニに戻って、草ヒロのトコまで引き返してくれば、こんなにも癒される姿なのにね。
我がミニが戻ってきたせいで、道を開けようと消防車が後ずさっていく。
うぅ、スミマセン…。お仕事の邪魔をしてましまいました…(・・;)
【奥沢線】から戻ったらメジャーな【峰谷線】も行こうかと思っていたけど、今日はまったりして十分に癒されたし、おとなしくお家に帰ろうかな。
奥多摩湖まで辿りついてみれば、不良中高年な方々が集っていた。
みん友さんも参加していて、ちょいとご挨拶(・ω・)ノ
何気に絞めの集まりに加わってみたりした私(^^;;
そして、奥多摩湖とくればこのフォトはお約束。
すっかり曇ってしまったけど、いつもの湖畔を望む我がミニをパチリ♪
さぁ、奥多摩の癒しの中でまったりとできたし、あとはお家まで安全運転で帰ろうね(・ω・)ノ