
爆弾低気圧のニュースが全国を席捲した寒さ厳しい日。
山陰、北陸、北海道の皆様、大丈夫でしょうか?
東京では雪はなく、雲は多いがお日様に照らされたがやっぱり寒さに凍える冷え込みの厳しい朝を迎えた。
しかし、そうはいっても
先日のオフ会で汚れてしまった我がミニ。
できるだけ泥んこは避けたので、猿を走った割にはそれほどひどいことにはなっていないとは思うが、チビ2号からは【ドコ走ってきたの~】と言われてしまった・・・。
チビ2号に言われるまでもなく、枝傷があったって黒い美肌が自慢の我がミニ。寒くったって、気合入れて磨くともさ!
よ~し!ペッカペカ~(^◇^)
でも、サイドに猿の洗礼跡がしっかりと残っていたのには、ココロも凹む・・・(ーー;)
やった時には全然気づいてなかったな。とはいえichishin林道でやったことは間違いなさそう・・・。
我がミニの傷は直してやれないけど、心の傷は林道で癒されてこようかな。
私が癒しを求めるなら、ココは定番の奥多摩かな?ということで今回やってきたのは鳩ノ巣の道。
【林道 西川線】
JR青梅線のアーチ橋をくぐり、工場らしき建物の間を通り、奥へと進めばお日様に照らされたダートがお出迎え♪
冷たいけど凛とした空気に包まれ、冬枯れした木々に刺す陽光に道が明るく輝く(^^♪
路面はよく締まっているけど、石コロが顔を覗かせてちょいとガタゴトの大きな道。ここはスタッドレスに履き替えた我がミニを四駆に入れて、ノンビリと走ることにする。
木々の間から見る奥多摩の山並み。
あぁ~、林道をふらふらする癒しだな~(*^_^*)
先へと進めば、日影の道には氷が轍に残る。
パリパリと薄氷を踏みしめる音が、我がミニの足元から聞こえてくる。
冬の道ならではの音。
ふと、向こうの山肌を見て見れば、これから進む道の線形が見えていた。
こんな姿も林道の癒しになる私。
なかなかに絵になるポイント見つけた♪
切り通しの上から我がミニをパチリ♪ ウム、カッコイイぞ!
ようやく林道の名前が記された杭を発見。
起点の標識も看板もないのよね、この【西川線】は・・・。
ピークまでやってきたら、登山道と小さな祠の姿。
この道は、登山道によって周りの山々と繋がり、さまざまな峰へと行ける様子。
ここまで人っ子一人出会わないわりに、ずいぶんと立派な地図が据え付けられている。
【山と高原地図】の図面によく似ている感じがするな~。
祠のそばからは、木立を通して露天掘りの鉱山が見える。
あの鉱山の脇には【林道 入川線】が走っている。
道の先にはすでに怪しい雰囲気が漂っていたけど、入れるトコまでは我がミニで進んでみる。
が、ずーっと崩れてるね・・・(ーー;)
振り返ってみて我がミニをパチリ♪
実はピークからほんの50mほどしか来ていなかったりするのね。
まぁ、通れないのは分かっていたので、現状の確認のつもりで我が二駆で偵察。
見事にガードレールに一撃をくれている倒木・・・(@_@)
い、痛そうだな・・・。
道がほとんど土砂に埋まってしまってるし、以前来た時から何かしら復旧らしいことがなされた様子もない。
そして、ついに道がなくなってしまった・・・。
崩れて道がなくなった、というよりも、ここまで道を切り開いたけど崩れちゃって辞めちゃった?という感じ。
この近くには廃村もあるし、もしかしてこの道はそこへ至る道だったのかな?
最後に鉱山をバックに、我がミニをパチリ♪
崩落の現場を後にしてお山を下りよう。
麓まで下りれば、ちょいと集落の細い道を探索して、青梅線の踏切で鉄分を補給。
アーチ橋まで戻ったら、今度は川井の道を目指す。
途中、
奥多摩スペシャリストの皆さんを案内したトコで、真っ白な橋と青梅線の姿をパチリ♪
【川井】という地名だけだと、ココを知るヒトは【真の字】の道を思い浮かべると思う。
でも、今日はあえて【真の字】はパス!
まずは手前の【林道 蝉沢線】
都道202号線沿いに3本ある林道のひとつ。
でもいよいよ林道ってトコで、ロープ閉鎖・・・。
道の本線は左手の道。ん~、チェーンとかウマとかよりも、ロープって単純な通せんぼのほうが、実に入りづらい、と思うのは私だけだろうか・・・。
イイ道なのに残念であるが、都道へ戻って先へと進もう。
途中、旧道側へと入ってみれば、山あいの集落の姿に癒されてみる。
【真の字】の入口前から都道へと戻り、川井→大丹波の最奥を目指していく。
そして、ャンプ場を抜ければ、いよいよ林道へと道は続く。
大きな岩がゴロンとしている、山道らしい道の姿。
こんな看板が出てくれば【林道 大丹波線】の始まり♪
林道の名前はないけど、【この先行き止り】の看板が私には実にすばらしい言葉に思えてくる。
でも、【ハンターの皆さん】はちょっとイヤ・・・。可愛い我がミニが撃たれてはかなわんのね・・・。
しばらくは舗装の道が続くが、冬場とはいえ苔むした橋の味わいには感慨深いものがある。
ん~、イイ雰囲気だ~(*^_^*)
【大丹波線】の特徴であるヘリポート。
ココを過ぎればいよいよダートの始まりとなる。
我がミニの中より、大丹波の山々を見て一服(^。^)y-.。o○
車窓から見る山並みは、林道を走れる我がミニや四駆の楽しみ♪
枯れ木立もお日様を浴びれば、【冬】という四季を見事に体現する\(◎o◎)/!
木立の向こうに道が延びる。夏の力強い姿とは対照的な道の姿にちょいと感動の私(^^♪
小さな切り通し。
と思ったけど、崩れたがれきが切り通しのように集められた姿だった(@_@)
まぁ、遠目には十分癒しの姿に見えたのでよしとしよう。
冬の柔らかな光を浴びる道。
ココを抜けたら、道にハッキリとしたアイスバーンの路面。

小石が氷の上に顔を覗かせているくらいの薄い氷。
A/TタイヤやM/Tタイヤでもまったく問題なさそう。だけど、せっかく
先日自分で履き換えたスタッドレスなので、やっぱりこんなシーンは無条件で嬉しくなってくる♪
すぐに氷の姿はなくなり、山肌を下り返して先へと進む道の姿。
お山の道ならではの線形にウットリ~(^v^)
再び日影に入ったら、今度こそ道いっぱいの氷?雪?
スタッドレスの溝にもうっすらと白い氷が挟まり、立派に役目を果たす姿にニンマリ~。
我がミニ、今シーズン初のスノーラン?
そして、気分よく先へと進めば、またもや崩れ跡かな?結構大きそうだな・・・。
いや、大きいどころではなかった\(◎o◎)/!
はい・・・、完っ全に道が埋まってまし・・・( ̄◇ ̄;)
お? がれきに踏み代ができてるね(・・? 以前にはなかった道だな。
がれきによじ登ったら、振り返って我がミニをパチリ♪
このフォトで、どれだけの崩落なのか、ちょこっとは分かってもらえるかな?
もう少しがれきを恐る恐る進むと、崩落の反対側に伸びる【大丹波線】の続きが見える。
あぁ・・・、あの先にはまだ癒しの道があるのにな・・・(・_・;)
上を見上げて見れば、まさに山壁がごそっともげ落ちた様子がよくわかるような気がする。
そして、下を見たら・・・
したをみた・・・、ら・・・、
うぅ・・・、見てはイケなかったのね・・・(T_T)
こ・・・、こえ~よ~(ーー;)
ごっそりと道が押し流され、ガードレールの残骸がソコと、ずっと谷底に見える・・・。
がれきは尖って痛そうだし、足元からカラカラと小さく新たに落ちていく音がする・・・。
イケそうなら向こうの道まで行こうかとも思ったけど、これはム~リ~(@_@)
アブナイというよりも、単純に【こえ~よ~(T_T)】につきる!
私にはまだまだオブローダーにはなれそうもない・・・。
崩落した壁にへばりつくように、へっぴり腰でヨタヨタと我がミニのもとへと戻る。
やっと地に足がついたところで、崩落の前にたたずむ我がミニをパチリ・・・。
煙草を一服、ドキドキが収まったら【大丹波線】を引き返すために我がミニを切り返して、崩落を後にする。
帰りがけ、お山の姿に最後の癒しを求めてみたら、ちょいとスッキリ♪
崩落の道シリーズとなってしまったふらふらでした~( ̄◇ ̄;)