
ちょいと前に、私と我がミニの参加しているTeamPJM KANTOのグループスレに、とあるメンバーさんが【奥多摩日帰り】のオフ会を希望とのコメント。
ん~、ウチのオフ会って東京近郊だと結構台数集まるからな~、奥多摩だとキャパ厳しいんじゃないかな~、とか思いながらスレを覗いていた私。
それなら、バラバラな私のお休みとうまく都合が合うなら、我がミニが奥多摩ご案内せねば!とお誘いのメッセを送ってみれば、なんと急なお誘いに応えて頂き奥多摩までお越し下さるとのこと(*^_^*)
問題は2週続けてやってきている台風22号がどうなるかだな~。
幸いにも、当日は雨模様なれど何とかイケそうな感じ。我がミニのシャワータイムはさすがにムリだったけどね・・・。
ともあれ、一路待ち合わせ場所へと出発(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
だが、いきなりな土砂崩れのフラグ(・・?
都道61号線の戸沢峠が通行止め( ̄◇ ̄;)
だがしかし!我がミニには林道があるじゃないか!
通行止めとなった都道からほんの1kmほどの回り道。市道と都道32号線を結ぶ全線舗装の【林道 糀谷山入線】。
だが、舗装といえども苔むした壁に挟まれた切り割、しかも雨でしっとり感あふれる姿となれば、癒しは充分に醸し出されるのである。
出だしからいきなりな林道というのも我がミニらしいのか、ともあれ無事に土砂崩れを迂回に成功♪
待ち合わせ場所も近くなれば、ハイドラにお相手のアイコンがポチっと現れる。
お?この位置なら、待っていれば追いついてくれて、ちょいと予定外の道もご案内できるんでない?
ということで、予定のコンビニではなく、いきなりR411の道端での合流とあいなってしまった。
【Masafk10】さん、おはようございます。いきなりな場所で待ち受けてしまってスミマセンでし(^_^;)
Jaosのブルバー?とフォグ、ルーフキャリア、ドアにあしらわれたステッカーがカッコいい【Masafk10さん号】である。
雨なのでご挨拶もそこそこに、早速1本目に向かう我ら。
1本目【林道 谷久保線】
舗装とダートが半々のピストン林道。
起点部分こそちょいと鬱蒼とした感じがあるけど、この道は奥へと進んでこそ、その癒しが得られるお気に入りの道なのである。
雨の中、いつもは静かに流れる沢の流れも勢いがいい。
ちょいと進めばもののけ姫の森のような雰囲気に包まれ、苔に覆われた岩の上には小さな社があったりする。木霊が周りにいてもおかしくないよね。
普段でも潤いに溢れた道なのに、そこに雨が降るとなれば、それはもう一段としっとりとした癒しに包まれるのである。
石垣と大岩に挟まれた道で、ちょいとツーショットをパチリ♪
なんか、こう、結構シブい感じになったな。こういうフォトもイイ感じかな(^^♪
ココから道は一気に角度を付けてお山を登り、路面もダートに変わる。
濡れた舗装面でズルズルと滑っていたタイヤが、ダートの軽いガタゴトを拾い、柔らかな草に轍の刻まれた道が林道らしさが増してくるのよ。
中間点のスペースでちょいと並んでパチリ♪
林道で2台並んで正面から撮れるトコって、奥多摩だとあまりないので、意外に貴重なフォトかも( ^ω^ )
さて【谷久保線】の後半に進むと、あら、かなり荒れた道になったぞ(・・;)
いやいや、これくらいならまだ癒し系な道でしょう。お一人様なら、ヘタレな私はかなりビビッたとは思うけど、今日はMasaさんも来てくれてるし、いつもより過激なガタゴトを楽しみつつ先を進んでいきまし(^^;;
林ツーとなれば、私のお約束のフォト。
窓からiPhoneを突き出して、後ろの【MasaFK10さん号】をパチリ♪ あてずっぽうでパチリとするので、カッコよく撮れているかは運次第?
もう、このしっとり感にウットリな【谷久保線】の姿・・・。
もうすでに晩秋といってもイイくらいのこの時期に、それでも秋雨に息吹を吹き返すかのようなしっとりな緑に覆われる林道・・・。
タマランわな~(*´ο`*)=3 はふぅん
そして、ココは【谷久保線】の愛車フォトポイントである。
我がミニと【MasaFK10さん号】のツーショットでパチリ♪
ちなみに、我がiPhoneの待ち受けは、ココでパチリとした我がミニである(*^^)v
このガードレールが出てきたら【谷久保線】も終点となる。
静かな、まったりとしたオーラで包まれた小さな広場。
2台並んで、お約束である振り返りで終点の姿をパチリ♪
パジェロミニという名のとおり、なにやら精巧なミニカーが並んでいるようなフォトになったな(^^♪
そして、そんなフォトを撮ってきた私は、1本目の道ですでに濡れネズミになってしまった…(・・;)
さて、私にとっても嬉しい予定外の1本目から、本日イチオシの道を目指して一気にR411を日原街道へと突き進む。
日原街道までくれば、このフォトも欠かせない。
奥多摩駅裏手にそびえる、奥多摩の山あいに浮かび上がる石灰プラントと、水根沢貨物線の廃線橋。
晴れた時の姿も山深い奥多摩の険しさが出てイイ感じだけど、雨の中、霞やもやに覆われた谷間に薄く姿を見ゆる感じも、なかなかにノスタルジックでよいのではないだろうか。
日原街道の途中にある吊り橋。
最近、老朽化によって新たに架け替えられて綺麗な姿になった。
吊り橋を渡ると、いきなり頑強な岩に掘られた素掘りの穴。ほんの背丈ほどしかない隧道ともいえないくらいの小さな通り道(@_@;)
吊り橋が架け替えられたことからも察せられるように、この小さな洞穴も立派な現役の道である!このまま進んでいけば、小菅地区のどなたかのお家の横に繋がっているはずなのである。
いつかふらふら日記の中でご紹介したいけど、今回は引き返して林道を目指そう。
吊り橋から、いつもの無人トロッコの姿をパチリ♪
日原川の流れと、渓谷に架かる鉄橋とトロッコ、イイ感じに色づいてきた紅葉と、お気に入りになった1枚である。
日原街道をさらに奥へと進み、倉沢橋の手前まで来ると、露天掘りの鉱山が姿を現す。
フォト中央の黒い影が鉱山。あの無人トロッコは、ココから奥多摩駅裏のプラントまで行き来しているガンバリ屋さんなのである(^_^;)
倉沢橋を渡れば、2本目となる【林道 倉沢線】
起点から切り通しで出迎えてくれる、奥多摩で一番のお気に入り♪
ちょいと【倉沢線】に踏み入れてみれば、またしても切り通しが!
切り通しふぇちな私には、これだけでも極上の癒しに思えてくるのである。
もちろん、この道はただそこにあるだけでも、もう十分すぎるほどの癒しを与えてくれる。
先へと伸び道の線形が、緩やかな曲線を描きながら木々の陰へと消えていく。そして、沢沿いの開けた部分から雨空からの柔らかな光が道を照らしてくる。あぁ、なんて素晴らしき癒しなんだろうか・・・。
そんな癒しに包まれつつ、我がミニの後についてきてくれる【MasaFK10さん号】
やはりPJMには癒しの林道がよく似合うね~。
お気に入りの切り通しに来れば、やはり我がミニのフォトをパチリとね♪
ちょいといつもと違うアングルから撮ってみたけど、我ながら新鮮な感じでイイね!
そして、我がミニの代わりに【MasaFK10さん号】をいつものアングルでパチリ♪
うん、コッチのほうが切り通しのフォトらしいね。やはり定番のアングルって大事だな(^^;;
【倉沢線】に架かる橋って、いつ見ても落ち着いた癒しの雰囲気を持っている。
そして、この【八幡橋】のすぐ真横には滝が流れ落ちているのである。
我がミニの後ろで、愛車と滝を納めようと【Masa】さんが思案中♪
いつもは静かに岩清水ご流れ落ちている岩場も、この雨模様の中では、もう立派な滝と化して豪快に流れ落ちている。
潤いに溢れる【倉沢線】といえど、今日はちょいと潤いに溺れそうにも感じる癒しの姿。
私の一番好きな【鳴瀬橋】までやってきた。
この落ち着いたたたずまいが、この上ない癒しを与えてくれる。
ココは斜面に下りて、ぜひとも橋を下から見上げて欲しいトコ。
どうであろう? シンプルながらも力強く、ガッチリと林道をつなぐ橋の姿…。
林道の癒しに加えて、これほどの構造美も癒しに上乗せされる奥多摩イチの【林道 倉沢線】なのである( ̄▽ ̄)
おぉ? こんなトコに洗い越しなんてあったっけか?
そのうちに我がミニは泳いで林道を進まないといけなくなるのか?
仮の終点が近くなれば、沢の対岸にある廃道と、そこにも溢れる水が滝となっている姿。
ちなみに本来の滝は、フォトの一番上部に見えるトコだけ。真ん中の豪快に流れ落ちている部分は水が流れていてはおかしいトコ。ホントは右下の暗渠から流れてなければならないハズなのである。
そして、仮の終点たる【魚留橋】は、橋の手前に大穴が空き、橋の対岸には盛り土がなされて、四駆では【倉沢線】はココまでとなる。
そういえば、国土地理院の地図も【倉沢線】はいつの間にかこの先の線形がなくなってしまっているな。
仮の終点で【MasaFK10さん号】とパチリ♪
このフォトだけだと、とても穏やかな癒しの林道としか思えないほどに、物静かな雰囲気である。
今回は、廃道区間も少しだけ覗き見。
己が二駆で【魚留橋】を渡り、【倉沢線】の先を目指す。
橋を渡ったトコでは、廃道とは思えぬこの癒しの姿に【Masa】さんは何を思っているのだろうか?
しかし、対岸側に来ただけでこれほどの高低差が生じる【倉沢線】は、やはり険しき奥多摩は日原の道なのである。
晴れていれば、それなりに色付いた紅葉の美しき姿を見せてくれていたであろう山あいの眺め。
雨模様ならではのこの眺めも捨てがたいが、ココはちょいとお日様の光が欲しいかな。
癒しの道に無造作に鎮座している、大きな落石たち。
だが、この岩のごとき落石があっても、道の癒しにいささかの曇りもないと感じるのは、私の贔屓が過ぎるのだろうか?
ほら、ほんのちょっと進むだけで、この切り通しの癒しが現れるじゃないか。
この道が廃道になってしまったのはホントに残念だよね…(ー ー;)
だがしかし、【林道 倉沢線】が廃道になってしまった本当の理由は、この【地蔵橋】である(@_@;)
地滑りでも起きたのだろうか? 山の地肌が崩れ落ちていまい、路面のアスファルトがかろうじて折れたように傾いてしまっているのよ・・・。
それでも【地蔵橋】は、クルマが走ることがなくなった今も強固に己が姿をそのままに誇っている。
橋の向こう側にある【路肩注意】の鮮やかな黄色い標識が、ものすごく寂しげなんだよね・・・(・_・;)
ちょいと廃道を歩き進み、【地蔵橋】を振り返ってみる。
高い岩壁に挟まれた沢と道、絶妙な曲線を描いて橋へと向きを変えていく道。その向こう側から、柔らかな薄い光が壁のこちら側を照らし、浮かび上がらせてくる。
まさに微妙なバランスの光と影が生み出す極上の癒しの姿。
ココを我がミニで走れないことが、ホントに、ホント~に残念でならないのである。
廃道はまだまだ奥へと続き、地蔵橋に劣らぬ癒しの姿もまた続くが、今回はココで引き返して、我らがPJMのもとへと戻る私たち。
廃道から魚留橋と、そのたもとで我らを待つPJMをパチリ♪ この眺めも【倉沢線】の魅力のひとつではないだろうか。
さて、ココから去るのはとても名残惜しいけど、林ツーなれば次なる道へと赴かねばなるまい。
日原街道からR411へと戻って【林道 鋸山線】から支線の【林道 井戸入線】へとやってきて、本日の3本目。
お山の中腹を横切って、お隣の【林道 栃寄線】に抜ける完抜けの道。道は軽くアップダウンを繰り返しながら先へと進んでいく。
奥多摩の山々を見据え、青空をバックにカッコよく我がミニをパチリ♪って、今日はこんな真っ白な視界の中ではナンモ撮れんがね・・・(・_・;)
もっとも、ちょいと視線を右下に向ければ、奥多摩駅周辺の町並みが見下ろせるトコ。完抜けの林道ながらも、国道と町に隣接している道であることに意外な感じを受けるのである。
そんなトコにあるのに【井戸入線】は雨の中でも豊かな表情を魅せてくれる。
路肩の向こうは断崖絶壁なれど、ガードレールなどという無粋なモノはない美しき道。霞の中を進んでくる【Masafk10さん号】をパチリ♪
こういう木々が途切れて、上り坂の向こうに空を望む道の姿って好き。
雨ならではの、ちょいと重い感じがとても良い(^^♪
【井戸入線】はこんなプチ崩れの跡が結構多くある。
別のトコで真新しいプチ崩れもあったけど、フォト撮り損ねたのね。
二駆のままプチ崩れの上側を通ろうとしたら、我がミニが滑り、とっちらかって慌てて四駆に入れた私・・・。後ろにいた【Masa】さん、一体何をしているのか?とか思ってただろうな~( ̄◇ ̄;)
気を取り直して先へと進めば、所々で岩壁が出てきて、ココが奥多摩の道であると訴えてきているかのよう。
こんな岩壁に、奥多摩の力強さと癒しを感じるのよ。
お気に入りの眺望スポット。
先へと伸びる道と山々、奥多摩湖の小河内ダムが一望できる、奥多摩では貴重な眺望スポットである。この雨の中ではダムがむえないかと思ったけど、ちゃんと見られてよかった♪
でも、フォトだと真っ白に融け込んじゃってドコに写っているのやら・・・(・・?
山肌にそって小さくうねりながら伸びていく道。
ドーンというストレートも見てみたいけど、道の描く曲線って癒されるんだな~(*^_^*)
とかしているうちに【林道 井戸入線】を無事に完抜け。
出合った道が【林道 栃寄線】。結構な劇坂を駆け下ってR411へと戻りまし。
林道では、そこにある標識だって立派なオブジェクト。
あまりの劇坂っぷりに【落石注意】の標識だって、ひっくりかえってしまうほどなのである。
再びR411に戻って奥多摩湖を目指す。
ダムの吐出口が見えてきたら、珍しい放流シーンに出会った♪
そりゃ、2週続けて台風がやってくるとなれば、余分な水は抜いておくよね。
ココでクルマを停めたらなら、2つ目の廃物件も見ていこうか。お昼過ぎてお腹すいたけどね。
【水根貨物線】の廃線である。Wikiによると、正式名称は【東京都専用線小河内線】とかいうらしい。
ダムを作るために敷設された貨物線。遺構となった今でもR411のすぐ真横に見ることができるけど、ほとんどのドライバーは気づいてないんだろうな~、こんなにスゴイものがすぐそばにあるなんてね~。
線路だってちゃんと残っていて、トンネルだって向こう側まで抜ける事ができるのよ。
いつか、奥多摩駅から奥多摩湖まで、この廃線で踏破してみたいな。
そして、ようやく奥多摩湖に辿りついて、ちょいと遅めのお昼ごはん♪
私は定番のカツカレー大盛り&カツ増し、【Masa】さんは1日20食限定のダムカレー。ご飯が小河内ダムでご飯に立っているポテトが管理棟。野菜が奥多摩の山々で、人参を刺したパスタはダム湖にあるドラム缶橋をイメージしているのである。
お腹も落ちついたら、奥多摩湖でお約束のフォトをパチリ♪
今回は林ツーらしく【MasaFK10さん号】とツーショットでね。
さぁ、奥多摩林道ツーリングも後半戦となるが、ココまで書いてきたら、ブログの文字数制限に引っ掛かってしまったのよ( ̄◇ ̄;)
やっぱりフォトが多すぎるんだろうな~。
ということで【その2】へと続くのでありまし。アップできるのはいつになるのかな?いや、ホントにアップできるのかな(・・?