茶毛のブログ一覧

SuperTechビッグバルブの使用に関してあれこれ

※前提は,NB-BPアウターシム,ノーマルカムを使うこと　です
　　普通はベースサークル33φのハイカム＋インナーシム使うので全長合わせに関してはシム側で吸収, ただしスプリングセット長は要注意。
　　このビッグバルブは,スプリング,タペット含めてSuperTech製を使うことが前提になっているようです.

・シートカット
　→Newayで頑張った。でもシートリングとガイドの垂直度が若干ずれているのか,
　　Neway+手動くるくるに限界があるのか,あたり幅が均一になりません。まぁしょうがない

・突き出し調整
　→ジグ作ってNewayで追い込んでしまった。でもバルブ全長が結構ばらついてる(0.1mmオーダ) 模様なので注意。 シムで合わせるか,ステムエンドを削るしかない。

　→さらに,純正より0.6mm長い（これはカタログ記載あり),かつシート沈みで0.2mmほど突き出す。
したがって,純正状態と同じシムを使おうとすると0.8mm短縮の必要有り。
(kakuさんご相談に乗っていただきありがとうございました。。結局自分では無理だったので加工していただきました。。。）
　
・バルブスプリングセット長

　

　ぎょえええ　コッター位置がだいぶ違うのです。
　スプリングセット長が2mm伸びます。

　ということで。。NAスプリングでも使おうかと。。
　

レートを測る


セット長を検討する。。スプリングシート1枚追加で,NBスプリング+ノーマルセット長(39.5mm)より
ちょい固めに設定



ふう　ということで、いろいろと大変なのでビッグバルブだけ使おうとする場合は要注意です。

せっかく時間に追われずエンジンに手をかけられるので
（天気によりエンジン積み替えが左右されるとか、１台体制で不動にできないという意味で）

ビッグバルブ用に突き出し管理せずにシートカットしてしまい、シム合わせでシムをとっかえひっかえ
部品発注の時間とコストロスが、、、orzな感じになるのが見えていたので、
どこのご家庭にもあるジュラコン丸棒と卓上旋盤で写真のブツをつくりました。

ヒントは昔のドライダさん日記より頂きました




こんな感じ、刃具選定に迷いがあったのとフル現物合わせなので、形状に深い意味はありません、、



なにこれ　超ベンリ！！！　4本測定しただけで0.2mmもばらついてたので、危なかった、、、
45degカットで合わせてあとは30degto60degカットで追い込みますわ、、

洗浄したピストン、オーベルコートさんにコーティングに出して
綺麗になって帰ってまいりました

ちなみにピストン一個3000円です。

詳しくはこちらへ・・
http://www.ober-coat.co.jp/blog/?p=364
素早く丁寧な仕事をありがとうございました。

評価は次バラしたときですかね・・

3段から7段にグレードアップ
スバル用純正部品の流用です

24mmディープが無いのでまだ取り付け出来てないですが
問題なさげ

水は水冷インタークーラー用の低水温系に接続するので
冷えてくれる はず

うまいこといきそうだったら品番かきまーす

ふと思いついて。
ちょい長めのベルト使えばいけるかな？
タップ切り直して全長短くしてみよう。