
以前からお伝えしておりますが、自分はクルマのデザイナーになりたかったほどクルマのデザインに関してはこだわりを持っているつもりですが…尚且つ、生粋の実用主義者でもあるのです。
自分のハイエースを見ていただけるとおわかりだと思いますが、例えばタイヤサイズは195/80R15のLTタイヤというドノーマル標準なんですよね…クルマ好きなオヤジが標準サイズのタイヤなんて絶対に履かないと思いますけど…自分の場合は、標準サイズが実用性全てにおいて(乗り心地・燃費・コスト等)ベストだと信じているんですよ。
デザインだってワイド&ローで前後上下を絞り、3D曲線を駆使したスポーツカーは絶対的にカッコいいのは明らかな事実なんですが…

これではワンコも乗せれないし自転車も載せれず、我が家の使用目的にはそぐわない訳なんですね。
我が家の使用目的に見合うミニバンなりワンボックスなりとなると背が高く真四角で直線的なデザインが理想的でありまして、どれも似たようなデザインになりがちなものです。
TOYOTAのエスティマがデビューした時は本当に衝撃的(卵形の外観もリアミッドに斜めに積んだエンジン等のメカニズムも)でしたが…
今となっては?
自分のクルマライフの中で一番長い間(19年)乗った三菱のデリカスペースギアも当時は本格的な四輪駆動(FRベース)の足回りに短いボンネットを設けてV6エンジンを詰め込み、完全フラットな室内床を実現したミラクルなパッケージングでした。
今、乗っているハイエースだってフォルムこそ変えようがないただの立方体ではありますが、細かなデザインが光り素敵な外観を演出しているなと思います。⬅完全な自己満足の世界です(笑)!
なんだかここ最近になりハイエース300系(フルモデルチェンジ)の噂がちらほらあるようですが…

どうやらキャブオーバーを捨てて安全性を優先させるような?
ボンネットがあるのでさスペース効率はかなり下がってしまうのではないかと心配ですし、ホイールベースの延長による小回り性能の低下を考えるとかなり憂鬱なパッケージングではあります。
但し、これは海外向けのプロエースと呼ばれているモデルでありまして…ハイエースなのかはちょっと疑問も残ります?
しかも、これはプジョーやシトロエンにOEM供給されることが確定で…

プジョーはこんな感じでかなり美的なディテールになりそうですし、

シトロエンにあっては腰高なまるでデリカのようなスタイルを持った派生モデルまでラインナップするらしいのです?
こんな素敵な外観なら乗ってみても良いかなぁ~なんて思えますけど…どうもTOYOTAのデザインには手が伸びません。
キャブオーバー型は乗降性や乗り心地等でかなりのハンデを産みますがそれに負けない積載能力と小回り性能が得られ、本気で捨てがたいものがありますが安全性が得られずに消えていく運命なのかもしれません(既にヨーロッパでは消滅?)。
そんなことを考えると…アトレー(軽自動車ワンボックス)は本気で消滅するんじゃないかとメチャメチャに心配になってしまいます!
アトレーは現在のモデルが自分としては4代目なのですが、125,000kmの距離を走った7年選手(笑)!
そろそろ次を考えないとならない時期に来ているのですけど…なかなか新型の噂があがって来ませんよね?
ライバルのSUZUKIエブリーは最近フルモデルチェンジを行ったばかりなのですが…。
さらにはTOYOTAの完全子会社化というニュースもDAIHATSUの上層部がTOYOTA首脳陣により一掃されてしまいDAIHATSUらしいクルマ造りが阻害されたりしないか、誠に心配になる部分なのです。
何だか話が逸れてしまったようですが…魅力的で素敵なデザインを持ったクルマが減って来つつあり、諸外国のクルマにデザインでは完全に敗退しているように感じるのは私だけなのでしょうかね…?(涙)
Posted at 2016/02/13 01:23:10 | |
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