
あの震災から早くも2ヶ月以上経ちました。被災された方のご冥福と早期復興を祈るばかりです。
当日、公安職の自分は非常召集となり真っ暗な早朝に信号も街灯も付かない道路を恐々とハイエースで走り職場に向かった。
もちろん自宅の最低限の安全を確保してからですが、かみさん独り(ワンコ四人もか…)残して仕事に出るのは正直不安でした。
当然ですが仕事は普段以上に忙しく、多くの職員が長期間にわたり時間外の勤務を強いられました。
しかもその前日の台風被害に続いてだったので体力的にもかなりきつかったのです。
自分が現職に就いて30年近く経ちますがこれだけの規模の災害が発生したのはこれがはじめての経験でした。
仕事の話はさておき、自宅の状態は…ほぼ被害なし。
自分が居住する南区は震度3とのことでしたが、今まで経験したことのない揺れの大きさと命の危険を感じる地震でした。
しかしながら揺れてから20分ほどで発生した停電があんなにも大規模で長期化するとは思ってもみませんでした。
「ブラックアウト」だなんて言葉聞いたこともないよ?
吹雪で視界不良になる「ホワイトアウト」なら北海道の人間なら体験したことがあるでしょうけど…。
とにかくこの災害が真冬ではなかったことは本当に不幸中の幸いと言えるわけで、電気がないと凍死しかねない状況でした。
ちなみに我が家は停電のみで断水なし、ガス(LPG)も使えました。
炊飯器がガスなのでご飯を炊くのは支障なしでした。
我が家には「非常持ち出し」のリュックがありますが、作ってからはじめての活用となりました。
ヘッドライトやら手動式充電ラジオなど…灯りと情報は不可欠ですよね。
しかし、なんとしたことか!
自分がやっきになって充電機のハンドルを回すと…折れやがった?(涙)←画像参照
こんな大切な時に壊れるような安物はダメでしょ❗
つくづく「貧乏性を治そう!」と思いました。
活躍したのは「クルマに積んでいたポータブル電源」「テレビが受信できるタブレット」「トレーラーのバッテリーとインバーター」等々です。
また、我が家には食料の備蓄もあり、電池もモノタロウでまとめ買いしていたのでその辺りは心配なし。
ガソリンも携行缶があり安心感がありました。
停電被害があるなか、自分は平常通りの勤務となり…かみさんが色々と苦労したのは確かです。
でも思った以上にしっかりとした対応(風呂に水を張ったり、ブレーカーを落としたり…)をしていたのには感心しました。
そんなかみさんから「避難勧告が出てもうちは避難所には行けないね?私は家で頑張るわ!」とのこと。
確かにワンコを連れて行けるはずもないし、ましてや歩行できない大型犬がいては避難移動は不可能。
そう考えると今現在の非常持ち出しリュックでは完全に役不足。
災害対策物資を再構築することにしましたが、やっぱり停電は恐怖なのでまずは発電機だよね!
ガソリンだと保管が難しいからとガス発電機なども検討したけど極寒の北海道で使える保障はないし、パワー不足でもある。
色々と考えると結局は大きな発電機が必要となり、屋外の小型物置に常設して配線を室内に引き込んでおく作戦しかないでしょ?
さらにかみさん独りでエンジンONできるリモコン付き(バッテリーメンテも必要ですが・・・)が最強だよね!
激安中華製のを発注したものの…製造が追いつかず、いまだに届かす?(笑)
それでも早めに注文してよかったのは災害対策品が軒並み大幅な値上がりしていました。
手狭だった物置もこれを機会に中型の1台増設(これ、クルマ整備専用にしました♪)。
これも安物を注文(貧乏性は治ってないな?)したら…アチコチ問題があり、結局はクレーム対応でドアは交換。
一応はガスストーブも購入してみたり、ガソリン携行缶も増強予定だったり…あとはテレビの見れる電池駆動の小型ラジオも購入。
色々と仕入れましたけど、災害が発生したらたぶん仕事でいなくなる公安職の自分に不安だらけのかみさんが一番恐怖に感じているはずです。
備えることが御守りになって使わずにすんでくれたらそれはありがたいこと。
9月6日は我が家の「災害対策の日」として毎年、設備点検しようと思います。
教訓「災害は忘れる前にやってくる!」なんか最近は災害ばかり多すぎませんか?
皆様もしっかり対策してくださいませ♪
Posted at 2018/11/11 01:11:48 | |
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