前回の続きで、コンサートとしてのマジカルミライ2015です。
日本武道館への入場は待機列は開場の
10分前位から始まりました、
前回の東京公演と打って変わって、今回はスタッフの誘導も良かったし、案内表示もわかりやすくて良かったです!
全席指定なので、全然慌てる必要は無いのですが、結構
中国の人達が集団で追い越して横から入ってくるのがチラホラwww
挙句の果てには列を
大量に追い越して、横から列に割り込もうとした中国人グループが、誘導員に阻まれて列後方に戻されてましたけど・・・何も
全席指定なのにそんな事しなくても・・・(^_^;)・・・お国柄なんでしょうかねぇ、ちなみに
他の国の人は無理な追い越しや割り込みなんて誰もやってませんでしたけど、中国の人って急がないと死んでしまう病気とかなんでしょうか?(^_^;)。
ゾロゾロと
階段を登る観客の人々、
まるで・・・
「宗教みたい」
「ミクミク教だ!」
「参拝」
「ご開帳ですかね」
と、
口々に私と同じ感想を口にする人達、そして、
誰かが階段を登りながら言いました。
おい!後ろを見ろ!
「すげぇ!」
「巡礼だ!」
「メッカかよ」
「さすがミクさん」
そう、
私達も其の中の一人、
コンサート前の物凄い熱気に皆が驚き、感心した瞬間ですわ。
手荷物検査の後に、チケットをもぎられて、
早速席に向かいます。
6角形の開場は、客席の出入り口が大変に判りやすく、出入りしやすい!
自分の席が何処なのか、チョット迷いましたが、
誘導員が困ってる風のお客さんを片っ端から捕まえて親切に案内してくれるのがありがたかったです、
黒服さんGJ!!
自分の席が
南のU列40番・・・こんな後ろなのか・・・(ToT)と、
落胆したのもつかの間、席に荷物を置いて
振り返って開場を見回してビックリ!
なんて良く見えるんだ!!!
その上、
ステージも物凄く近い!
更に
客席が傾斜してるので前の人がじゃまにならない!!
これは
凄く期待できるぞ~と、ワクワクしてしまいました!
日本武道館の席は公開されていますので南のU列が何処なのか確認してもらえば解りますが、
こんな後方の席でも「良い」と思うんですから日本武道館ってホントに良い会場なんですねぇ。
周囲の席に座った人にも挨拶して、ちょっと話しました。
隣には大阪からマジカルミライ初参加って言う大学生さんでした、遠路はるばるよくおいでなさりました!
買ったばかりの切り替え式の
ペンライトを用意したりしてワクワクしながら待っていたら、
唐突に・・・
コンサートはスタートしたのです。
ティンカーベルの様に
、キラキラと光の粒を散らしながら、「輝き」がステージ上を何度も横切りました。
(画像は東京MXの中継録画から(^_^;)、画質は激落としてます。)
そこで、
ステージの構造物の役割が判ったのです、
塔のような構造物と、それに取り付けられた四角いパネルは発光パネルだったんですね。
色々な形に光らせることが出来るようです。
最後に
「輝き」は四角いキューブとなり・・・その中に・・・
ミクさんが現れました!
この時、
個人的に物凄いデジャブを感じてしまいました。
「ミクの日大感謝祭」、あの伝説のステージのオープニングで、
幕が上がった瞬間のミクさんの「そこに居る」感が再現されていたのです。
物凄く鮮明で、
肉体感を持った何時もの顔のミクさん(^_^;)が
そこに「立って」いたのです。
会場は一瞬で大興奮!
そして、一曲目が始まりました。
セットリストも公開されてますし、予習CDと言われるオフィシャルアルバムも事前に販売されていますが、私は全く予備知識ゼロに近い状態でした(^_^;)、何しろプライベートが忙し過ぎて、チェックしてる暇がなかったんです、事前にはミッチーMさんが「オフィシャルCDに愛Deeがあるから演奏されるかも!?」とブログで書いていたので、私も大好きな曲だから楽しみにしていた・・・と言う程度の事前知識でした(^_^;)。
そんな中で、
色々とセットリスト各曲の感想をば。
Tell Your World/livetune/初音ミク
もう
最初から名曲です、と言うか、
ミクの日大感謝祭でもこれが一番最初に演奏されたので、瞬間的な
「デジャブ感」から、「タイムスリップ感」まで加わって、
頭にガツンと来ましたわ。
観客の皆さんも、
間の手&合唱で、もうエンジンが全開になりました。
ラズベリー*モンスター/HoneyWorks/初音ミク
では、
ライブ初演奏?にも関わらず、
ペンライトが「タ!タ!ターン!」と
会場全体で曲に合わせて振られるのでビックリしました。
皆んな超能力者か!いや、
やっぱり自然に手が動いてしまうよね(^_^;)。
つかみはOKの中で流れたのは、
はじめまして地球人さん/ピノキオピー/初音ミク
でした、
ピノキオPさんもすっかりボカロライブの常連になった感がありますが、
今回の曲はライブ参加者に海外の方が多かったので物凄くタイムリーでシュールな選曲になったと実感しました。
まさしく、
地球上のあらゆる国と地域から日本武道館に集った人達がミクさんの目前に居るわけで、
人ならぬ存在?のミクさんから「地球人の皆さん、初めまして」と語りかけられていると、
リアルじゃないのに(笑)人外の存在から言われてる事は現実と言う何とも
凄まじくシュールな状況が現出するわけで、もうその
異次元空間的なトリップ感覚に頭がクラクラします。
ミクさんが居れば、人類が異星人とファーストコンタクトしたとしても、きっと「初めまして」と言えそうな気がします(^_^;)、勿論後ろ手に銃を隠して(笑)。
独りんぼエンヴィー/koyori(電ポルP)/初音ミク
恋愛裁判/40mP/初音ミク
聖槍爆裂ボーイ/れるりり/鏡音レン
と続き・・・
ロストワンの号哭/Neru/鏡音リン
キタァアアアァァァ!!
イントロギターが炸裂して
チョット不良なリンちゃんがマイクスタンドを後ろに投げ捨て熱唱!大好きな曲なので
凄いノリノリです。
スモークまで吹き上がり、ステージを
走り回るリンちゃんが一瞬見えなくなる事も有りましたが、そこは
カメラと大型ビジョンがフォロー(^_^;)、リンちゃんに
足蹴にされるアンプも健在(笑)で、
スカッとしました!
リモコン/じーざす /鏡音リン・鏡音レン
で、
レンきゅん登場、二人の
背景にゲームを思わせる色々なロゴが表示されて、
間の手の台詞まで入るので、これまた
会場全体から「Fooo!」の声援が気持よく入るので
楽しかったです。
Nostalogic/yuukiss/MEIKO
で
会場全体がペンライトで真っ赤に切り替わり、
10週年を迎えたMEIKOさんが登場。
ちょっと
今年は物足りなかったなぁ(^_^;)、SEGAのゲームの青い衣装でも良かった気がする、大感謝祭の時のドレスとか、
もう少し華を持たせて欲しかった、
MEIKOさん、好きなので(^^ゞ。
スノーマン/halyosy/KAITO
で
アイスのお兄さん登場!
感動したのは、
暗転したスクリーンと足元のスモーク。
これやると、
兄さんが本当にそこで歌って踊ってる感が凄く上がるんですね!
怖いくらい!
とても印象的なステージでした。
深海少女/ゆうゆ/初音ミク
では、
2013年に横浜アリーナで歌った時のミクさんが、ブラッシュアップして登場した感じです。
泡の表現や水中で揺れているようなミクさんの髪が
とても綺麗で、
青いペンライトの波が寄せては返す、うっとりするような幻想的なステージになってました。
Sweet Devil/八王子P/初音ミク
二次元ドリームフィーバー/PolyphonicBranch/初音ミク
キャットフード/doriko/初音ミク
と、
3曲続けてノリノリのミクさんが衣装を切り替えて登場。
おっさんは息切れしながらもノリまくりでペンライト振りたくりました(笑)。
Sweet Devilではニャーンなポーズが可愛かったし、
二次元ドリームフィーバーではやっぱりギタープレイするミクさんがかっこ良かった、キャットフードの
ピエレッタの衣装は何度見ても可愛らしいです。
ロミオとシンデレラ/doriko/初音ミク
では、
バルコニーのような場所で歌うミクさんが映しだされましたが、塔に取り付けられた
照明パネルが、まるで建物の窓のように表現されていて、
面白い演出だと感心しました。
短いマイクスタンドを使った
ミクさんのちょっと色っぽい踊りも健在(^_^;)。
んでもって、
愛Dee/Mitchie M/初音ミク・巡音ルカ
で今回の
ネギトロ共演です!(笑)。
人間の様に歌うミクさんの歌唱も最高ですが、私がこの曲が大好きな理由は
なんつってもルカさんのラップです。
DJブースに立ったルカさんがラップで間の手入れる度に、私も思わず
口ずさんでしまいました。
そして、
ミクさんの「ルカーーー!」の掛け声を皆んな一斉にペンライトをつきだしてMC!(笑)。
今回
一番楽しみにしていた曲なので大満足、本当に大きな会場で聴くと楽しいですね。
続いて歌われた
Just Be Friends/Dixie Flatline
では
没入感が半端じゃなかった、会場を上から俯瞰して見ていたので、
リアルに歌い踊るルカさんが中心に居て、両サイドからレーザービームが照射されると、まるで
フーーーッと吸い込まれていきそうな・・・ある意味トリップ感覚に陥るステージで、思わず
近くに有った手すりを握りしめながらサイリウムを振りました。
ワイン色の光のシャワーの中、
沢山のピンクのペンライトが左右に揺れていて
とても幻想的、
本当に夢を見てる・・・夢に出そう(^_^;)なステージでしたね。
shake it!/emon/初音ミク
では、
意外な事が起こりました、曲に合わせて
レンくんがブレイクダンスを踊るんですが、
何と歓声が起こったんですね、勿論
私も「おおおーーーっ」と自然に声が出てしまいました(笑)。
レンくんは映像でCGなんですから、ダンスしようが空飛ぼうが、なんだって出来るはずですが、
それでもこの歓声は地味に「凄い事」だと思うのです。
それだけ
ダンス表現の動きが自然で、迫力が有ったということですから、ある意味
「不気味の壁」を超えて、レンくんのパフォーマンスに対して観客が称賛を感じるほどリアリティが有ったということですからね。
CG担当者はしてやったり!と思ったことでしょう(^_^;)。
更に
「オーイェー」の間の手も、
電光表示されて
初めての人でも自然に間の手が入れられるので会場は大盛り上がりでした。
そして定番の!
ワールドイズマイン/ryo(supercell)/初音ミク
「お姫様コール」で会場割れんばかり!
更に、
その1、その2、その3!の間の手が入ります!やっぱり
これやらないとね!!
ミクさんも、
指をちゃんと1本、2本、3本と立ててくれるのが大型ビジョンに映されて確認できました(^_^;)。
ロス公演の頃は全部指一本だったそうで、
ミクさんも成長してるんですねぇ。
そして最後の曲・・・
ODDS&ENDS/ryo(supercell)/初音ミク
が始まりました。
何度聴いてもいい曲です。
最後の曲ってことで、
例の「おでん砲」を期待したんですが、
今年は発射されず・・・あれ?大砲なし???って意外に思いました。
ミクさんが挨拶して手を振りながら退場すると・・・・
アンコールのミクコールですよ!!!
日本武道館全体が、
「ミク!ミク!ミク!ミク!」
の声に包まれるのは圧巻の迫力です。
しばらくすると、またしてもステージは暗転して、
ミクさんがアンコールに応えて登場!
マジカルミライ2015のテーマソングである、
Hand in Hand/livetune
を歌い上げました。
大型スクリーンには繋ぎ合う手と手が・・・沢山の人達の手と手が映しだされ、
感動的な演出になりました。
そして、
アンコール2曲めは!!
39/sasakure.UK×DECO*27
でした、考えてみれば
ファミリーマートのキャンペーンソングとして発表されて、既に3年が経ってるんですね。
間の手も皆さん堂に入ったもので、
「サンキュー!」の大合唱!
いやぁ凄い!
そして最後に大砲炸裂!
銀色の無数のテープが武道館に発射されました!!
今年は「39砲」だったみたいです(^_^;)、
ミクさんから観客への感謝の気持ち、ドーンと感じました!
そしてまた
ここでミクさん退場・・・しかし!
こんなもので済むはずがない!!
案の定、
割れんばかりの全会場からの
「もう一回!」
のコール。
もう
恒例になったこの掛け声が日本武道館全体を包みました。
最初は私も戸惑った、この「もう一回」ですが、今ではすっかり慣れて、
でも一昨年の横浜の「気をつけて帰ってね!」だけだったりして?なんて心の何処かで思ってました。
直ぐに
ミクさんがステージに再登場して・・・・おっ!今年は歌ってくれるのか!
「聴いて下さい・・・ハジメテノオト」
最後の最後にその曲持ってくるか!!!
ミクさんの歌声と、スクリーンに映し出される歌詞。
武道館に集った人々が全員で合唱しました・・・
そして気がついたんです。
8年の時がたっても、海外で公演しても、日本武道館でコンサートをしても・・・
私達が歳をとっても、世の中で色々な事があっても、電子のネットワークが世界を包み、人類がある限り、世界の何処かで永遠に歌い続け、常に新しい出会いを与え、常に新しい創作を生み出してミライに続いていく・・・
ミクさんは変わらない、あの時のまま、ハジメテノオトのまま。
ミクさんは虚像なのに、歌の中に現在進行形の「事実」がまさに有ったのです。
初音ミクの永遠性に触れて、自然と涙があふれました。
この演出はそう意図されたモノだったのかどうかは判りませんけど、
感動という言葉では言い表し切れない、素晴らしい体験をさせていただいたと思います。
歌い終わったミクさんは、
会場に何度も手を振り、拍手の中退場しました。
終了のアナウンスが流れて、初見さんが多いのか、海外の人は事情を知らないためなのか、電車を心配しているのか、
結構大勢の人が直ぐに席を立って出口から出て行ってしまったんですが・・・
今年も恒例の終了3・3・7拍子が起こりました!
そして大拍手!
ミクさんのコンサート来たら、最後にこれやらないと締まらないです(^_^;)。
「ありがとう!」
「また来年!」
「明日もよろしくな!」
色々な想いを込めた会場内での声掛け挨拶が終わり・・・
本当にマジカルミライ2015は終了しました。
さて、
今回のコンサートの全体で気がついた事としては・・・
レンくんのダンスもそうですし、
ミクさんがステージに登場した時も感じましたが、今回
肉眼で見るミクさん達は物凄く綺麗で、実体感が有り、スポットライトが当たっているように光り輝いていてまさしく「そこに居る感」が半端無かったです。
ステージいっぱいのロングスクリーン、
複数台数の投影機による同時表示、
多人数表示・・・と、これ以上無い位に
完成度が高かったので素晴らしいと思いました。
技術的な事はよく解りませんが、
横浜アリーナの時と、ディラッドスクリーンへの投影方式が若干変わってる?気がしました。
比較のために並べてみると、
こんな感じで、
一見して何か技術的なトライをしているのではないか?と推測される変更が加えられていました。
日本武道館の方式の方が、凄く綺麗に見えましたし、端に行くと投影機が1台になってしまう
横浜アリーナでは、時々ミクさんの姿自体を見失う事が有りましたが、
日本武道館の方式だと、ギリギリ端まで行っても、人物の半分が透けるかな?と言った感じで、格段に存在感が増してました。
想像に過ぎませんが、
ステージ全体を使って伸び伸びと動きまわるミクさん達が生き生きとしていたのも、こうした方式の違いが有ったのかもしれません。
そして・・・何よりも
日本武道館というステージが、素晴らしかった!
会場の
何処からでもステージが良く見えて、
距離もアリーナ系のスタジアムに比べると
凄く近いのです。
そして、
3段になっている観客席は相当傾斜していて、前の席の人の頭などで
ステージが見えないとか言う事は無く、アリーナ席も相当に狭い(^_^;)ので、
ミクさん達がよく見えたことでしょう。
まさしく東京ドームシティホールと同じで
ハズレのない観客席が素晴らしかった。
そして、
円形で密集した1万人の人達とのシンクロ!!
余りにも
素晴らしい一糸乱れぬネギリウムの海の動き!!
そして
会場に響く間の手、更にはラストの合唱!!!
同じ想いの人々が集い、一緒に楽しみ感動する事が実感できる!
こりゃぁ
国内外のアーチストが日本武道館でやるたがるわけだ・・・と
妙に納得してしまいました。
何から何まで素晴らしかった「初音ミクマジカルミライ2015 in 日本武道館」、この
伝説級のライブのその現場に立てた事がとても幸せに感じました。
この
イベントに関わった全ての人達に、言いたい。
素晴らしかった!本当にありがとう!お疲れ様でした!
<世界中の手と手を繋いで繋がっていく、Hand in Hand それは永遠の心の連なり>
*PS*後日談*PS*
さて、コンサート翌日、目が覚めてみると・・・叫びすぎ、合いの手入れ過ぎ、歌い過ぎで喉がガラガラになってました(^_^;)。
更に起き上がろうとして手をついた瞬間!
「ぐおっ!いてててて!!」
そうです、ペンライトの振り過ぎで、手首を痛めてました(爆)。
余りにも激痛なので我慢できず、鎮痛のロキソニンテープで手首をぐるぐる巻きに・・・したのですが、手首だけにテープが剥がれてきてしまいます、更に手汗もかくので、粘着力も弱くなり・・・テープを無駄にしてしまった上に治療もできません(ToT)。
そこで、ハッと気が付きました!
そう言えば物販でミクさんの「リストバンド」買ったじゃないか!!
アレを包帯代わりにすればイイかも!?
やってみたら大正解!!(笑)。
まるでミクさんに手当してもらっているような気持ち~・・・。
コンサート後のファンの怪我のケアまでしてくれるとは・・・さすがミクさん!
マジ天使!!
(^_^;)。
*PS*後日談*PS*
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初音ミク現象 | 日記
Posted at
2015/09/10 01:00:34