• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

はらぺこ@きんたのブログ一覧

2011年10月26日 イイね!

学のないオッサンでも解る日本と欧米の移動手段としての「じてんしゃ」の使われ方の違い。

学のないオッサンでも解る日本と欧米の移動手段としての「じてんしゃ」の使われ方の違い。 通勤で余り自転車使わない・・・じゃぁ日本では自転車は移動手段として活用されていないのか又は活用率が低いのか?




そんな事はありません。

例えば、日本は世界で6番目の自転車普及率を誇る自転車大国ですが。


・・・

え?
 
自転車大国?

意外ですが、日本は自転車大国です(^^;)。
国際統計なので集計時期のバラツキは有りますが、日本は100人あたりの普及率68台と世界六位。



何と先進七カ国で日本より普及率が高いのはドイツの85台だけ(^^;)。
勿論、オランダはぶっちぎりの109台でトップです。


このグラフを見ると、オランダだけ突出しています。
「2番じゃダメなんです!」的(笑)な発想だと、「目指せオランダ!」となるのかも知れませんが、逆の視点から考えれば オランダがいかに特殊な事情の国かと言う事が浮き彫りになってるとも言えます。

日本の電車ダイヤが世界的に見れば異常に正確なのと同様です(^^;)。

さて、普及率で見れば自転車先進国であらせられるフランスとかイタリアとかイギリスとかは遥かに下の方です(笑)。
英仏なんて中国の31台と大して変わらないです(^^;)。

変態新聞で言う所の自転車先進国のはずなのに普及率低いんですよ(笑)。
面白いです。

その前提で、移動手段として自転車を利用している率(こんな統計が有る事自体ちょっと驚きですが(^^;))を日本とドイツ で比較すると日本が15%に対してドイツ12%と、普及率は日本のほうが低いのに移動手段としての利用率は日本のほう高 いんです。



日本は普及率も高く、更に利用率も高いという「自転車が非常に活用されている国」だという事がわかると思います。

そんな状況で諸外国よりも事故が多くなるのは当然のことなんです。
(事故や犠牲者が出ても致し方ないと言う事ではないので誤解の無き様にお願いします、論理的に考えればそうなるのは自然だと言いたいだけです。)

そこから推測できるのは、要するに日本では使用方法が違うんです。

日本での自転車の移動距離は殆どが5km未満です、それは5km未満であれば自転車が自動車やバスなどの移動に比べて最も効 率的で短時間で移動できるからです、ですから日本の市街地は5~10km毎に設置されている電車の駅の周辺に帯状に連な って発展しています、これが欧州や北米の都市とは全く違う構図なんです。

わかりやすい例、
アムステルダム周辺の都市の広がり。



東京周辺の都市の広がり。


(一応、同一縮尺にしたのですが、何故かGoogleマップでは東京の方が小さく表示されるようです、ですから写真以上に東京の方がずっと広いんです。)

写真を見れば一目瞭然ですが、アムステルダムが点々と市街地が独立しているのに対して、東京は鉄道の沿線に帯状に市街地が広がっています。
この他のヨーロッパの都市も何処でも大体似たり寄ったりですのでGoogleマップで是非違いを楽しんでください。
 


この様に、通勤で2ケタkm以上も移動する欧州の使い方と違って日本では駅とその周辺に広がる住宅街での使用がほとんど を占め、自宅>自転車>駅>中心部へと言う都市構造が出来上がってしまっています。
 
その為、自転車そのものに対しても速度より運搬性能や低速での安定性が求められているのです。
だから日本の自転車の9割が日本の事情に合ったママチャリで占められているんです。


それなのに自転車での長距離移動に対して利点がある自転車レーンなんて作ったって無意味なんですよ。

ここまで読むと、じゃ、自転車のロードレーサーやマウンテンバイクは日本じゃ意味のないものって言いたいのか!?
と、憤る人も居るかも知れません。

そうじゃないんです、意味はあるんです、自転車通勤だってやるのは自由です、それが無駄だとかダメだとかという事では有 りません。
私だって自転車通勤してましたし、高校時代は3年間往復30kmを自転車通学してました。
間違いなく健康になりますし、市街地の様な平坦路であれば汗を流して気分も爽快になり精神的にも充実感を得られます。

しかし、欧州の道路状況や自転車文化と日本の道路状況は余りにも違いすぎるので、紀元前から車輪の文化が有り発展してき た欧州の環境を日本で構築しようとしても無理がありすぎるという話をしたいだけなんです。

ですから、自転車通勤をする場合は欧州の状況をお手本にするのではなく利用者が日本の状況に合わせた運用をするしか無いと言う結論になるという事です。

私は痛々しいなぁと思うのは、自転車趣味や自転車通勤をしている人の中ですら

都市部での
「自転車専用道を!」
「自転車専用レーンを!」
と騒いでる人が多い事
です。

軽自動車がアメリカで普及せず、逆にアメリカン・マッスルカーが日本でなかなか一般に受け入れられないと言う事を見ても 、交通機関は国情に合わせて発達するものなんです。
自転車で言えば、日本ではママチャリが、アメリカではMTBヨーロッパではロードレーサーが発展しました。

そういった物や文化を個人的に輸入(導入)して運用するのであれば、ユーザーが国情に合わせて運用方法を変えていくしか 無い・・・

と、至極当然の事では?と私は思います。

また、自転車専用レーンが出来ても、愛好家が好むような自転車が快適に走れる自転車専用レーンになるとは私は思えません(^_^;)。

こんな例も有るようです。

この方のブログの中でも指摘してますが、標識で自転車「専用」レーンが設定された場合、自転車は必ず「専用レーンを通らないと違反」なります。

現実問題として、専用レーンでも逆走が横行し、しかも現状専用レーン内での相互通行を推奨するような構造のレーンすら存在する、そんな日本の国民意識の中ではとても愛好家が望むような状況になるとは思えないんです。

勿論行政も「ママチャリ基準」で低速なママチャリに合わせた道路設計するでしょうし、ほとんどの利用者がママチャリ利用でしょうからママチャリでの利便性が一番評価されるでしょう。
ですから、現状の「自歩道」の使い方が一番軋轢が少ないんです。
スポーツサイクルも堂々と車道走れるし(^_^;)。

さて、自転車専用レーンを走らないと罰金ということを徹底すると、こんな事が



(爆)

笑っちゃうのが、ニューヨークとか欧州とかの自転車政策って90年代以降とか2000年以降とか最近の話なんですよね。

日本は1970年代から自歩道の設置や法制化等、色々と自転車の安全運行に対しては試行錯誤しているわけで、そう言った意味でも自転車に対して先進国であると思います。
まぁぬるま湯に浸かってるとわかんねぇのかも知れねぇけどな。

動画見れば解りますが、自転車レーン作ったからって解決って話じゃないんですよ(^_^;)。
自転車に対する交通行政がチグハグだって言う話が出たりしますが、そもそも混合交通にならざる終えない道路状況なんですから、試行錯誤してゆっくり制度が前進するしかないんです。

ハード作って解決とか、「自歩道」から自転車追い出して解決っていうのは余りにも乱暴です。

日本は混合交通が宿命です。
歩行者も自転車もオートバイも自動車も、道路という社会インフラを上手にシェアして活用する。

分離を進めても、新たな軋轢が出来るだけなので、国情に合わせた制度や設備、交通機関の整備をするべきでしょうね。

例えば無灯火・・・自転車のポピュラーな違反の代表ですが、最近は無灯火どころか眩しいくらいのライトを煌々と照らして走行してる自転車が目立ちます。
言うまでもなく、ハブダイナモとLEDオートライトの低価格化と普及に伴う現象ですが、自転車自ら進化して、安全性を高める努力が常にされているのです。

スポーツ用の自転車を除き、自転車そのものの進化が何十年も止まってるような欧米の自転車に比べて日本のママチャリは凄く進化してますよ。
悪い部分だけでなく良い部分も満遍なく目を向けて総合的に判断するべきです。

日本はダメ

って言う自虐的な報道や考えはウンザリです。

最後に、こんな事言うと欧米崇拝者が激怒しそうだけど、あえて言う。

日本よりも自転車普及率や利用率が高い国の名前見てなにか気が付かないか?

どれも話しにならないほど日本よりもちっぽけな小国ばっかなんだよね。

しかもヨーロッパなんて陸続きなんだぜ?

ぶっちゃけて言うけど、日本ならまだ解るけど、ヨーロッパ各国別の統計なんて実は意味無いんだよな。

それなのに欧米を手本にとか・・・出来るわけねーじゃん。


日本は山の多い島国ですよ~!!!
日本の自転車問題は日本固有の問題で~す!

って事だろ、馬鹿馬鹿しい。


<くらいみらい どこへ いこうか あぁあぁあぁああぁあぁああぁ>
Posted at 2011/10/26 16:44:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2011年10月25日 イイね!

弱い者いじめ、自転車を歩道から駆逐してバスやトラックで轢き殺そうぜ!

弱い者いじめ、自転車を歩道から駆逐してバスやトラックで轢き殺そうぜ!なんとまぁ毎日や朝日の糞報道に引きずられて、警視庁が自転車バッシングを始めたようです。

馬鹿じゃねーの?

いい加減にしろよ、変態新聞になんか引きずられてんじゃねーぞ、警察。

前のブログ記事の内容訂正するわ~ここまで警察が馬鹿だとは思わんかった。

幅3メートル未満の歩道、自転車通行原則ダメ 警察庁規制強化


3m未満の歩道って、全部じゃんか。

今まで走行可能だった17号沿いの歩道なんて全滅だそ、

ホント、馬鹿じゃねーの?

私は以前、路肩走行してる自転車のおばちゃんが、トラックの荷台から垂れ下がった荷物用の紐に自転車のハンドルが引っ掛けられ後輪に巻き込まれて人間諸共めちゃめちゃになった事故目の前で目撃したことが有ります。
 

悪いけど、命あっての物種だから俺は自己判断させてもらうわ。

ミンチになって死にたくねぇもん。


自転車通行可能な歩道はそれなりに通行ルールがあって、自歩道で自転車通行帯が指定されている場合は歩行者もそれに沿うように努力する!
って書かれてたりします(^_^;)。

また、自歩道の設定そのものも道路状況や周辺住民の生活環境を考えて設定されてますよ。

実際に「自歩道」の標識を気にしながら走ってみるとよく解ります(^_^;)。

その歩道総延長の44%を占める「自歩道」を事実上撤廃するって言う改悪だろ?これ。

うわぁ~歩行者の安全確保すら不十分で「じどうしゃ対歩行者」の事故死亡率が異様に高い日本で更に自転車まで危険に晒すか~(呆)。

こんな見事な弱い者いじめ見たこと無い。

私の近所の中学校へは自歩道を使って毎日何百人もの中学生が安全に通行しているんですけどね。
その子供達に車道に出ろという事でしょうか?(^_^;)。

子供を中学校にも通わせられないな恐ろしくて。

いちいち欧州だの欧米だのを比較対象にしたがる輩が多いけど、道路状況や道路そのものの成り立ちが全然違うのに、比較したって無意味でしょ。


 
まさしくキチガイ改正だね。

一部のノーブレーキピストとか乗り回して事故を起こしたり取り締まられたり、携帯メールでながら運転するバカの為に全国で普通のママチャリ乗った市民が危険に晒されるとか・・・・。

本当に馬鹿馬鹿しいわ。

日本じゃ自転車専用レーンなんて整備しようがないし、整備するにしろその為には莫大な税金を使わなくちゃならないし、土地の権利関係だって超複雑だから簡単に道路の拡幅工事も出来ないですし。

そう言った状況の中で時間をかけて出来上がってきた制度なのにここに来てガラガラポンとか。
啓蒙活動とか教育とかが先ず先だろうに。

ちなみに啓蒙活動とか教育とかの効果は即効性は無いですよね。
でもね、それしか無いんですよ。

教育効果を狙ってるからこそ警察は違反切符切ってんでしょ?(^_^;)。

マスゴミもホント、クズだよな、啓蒙や広報やPRってお前らの役目だろう。
それなのに、「自転車は危ない」「歩行者を跳ねると数千万円賠償!」「違反するとxx万円の罰金!」とか脅すばっかりで、法規やルールやマナーの内容に関して殆ど言及しないんだからね。

日本を警察国家にしてレーン設置で土建屋でも儲けさせたいのかね?

自転車の車道走行のためにパーキングメーターも撤去するんだってよ。
撤去基準は警察の胸先三寸だな(笑)。
違法駐車が増えるだけだな、警察も儲かって仕方ねぇな~。

誰が言い出したんだ?この自転車バッシングは。


都内で自転車レーンは三年で30kmしか伸びないのに、「自歩道」の規制強化は標識取り外すだけって・・・・・

ホント、誰も得しない最悪な改悪だぞ。

 



<その瞬間トラッうわああああああぁぁぁぁああぁあぁあ!!>
Posted at 2011/10/26 12:06:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2011年10月24日 イイね!

1000円で安心の赤いマークを買う。(自転車TSマークの話)

1000円で安心の赤いマークを買う。(自転車TSマークの話) 2009年に和が家にやってきたPanasonic電動アシスト自転車のViViちゃんですが・・・

ずっと気になっていたTSマークの更新を近所に自転車屋さんがオープンしたのを機に9月頃やりました。
(日付は点検日です。)


TSマークって何?


って思う人も多いんじゃないかと思いますが、要するに


自転車専用の自賠責保険みたいなもの


です(^^;)。

勿論自賠責とは違います加入は任意です。


でも、このTSマーク実に良い制度で個人的には多くの人にお勧めなんですよね。


 
メリット1

交通事故加害者となった場合でも保険金が出る。

損害賠償保険 限度額2000万円まで死亡・重度障害の場合保険金が支払われます。
勿論、搭乗者本人の傷害保険の適用も有ります。

メリット2

加入金額が安い。

1年更新で1000円です。
1月80円ですよ(^^;)。
まぁその分保証内容がショボイって意見もあるけど、その手の意見の人は莫大な掛金でも何でもかけて豪華な自転車保険でも入って下さいな(笑)。

メリット3

点検整備が条件。

自転車店での点検整備がシール交付の条件になってますから、1年更新の都度、点検整備作業をすることになるので整備不良等の不安全要件が劇的に減ります。

メリット4

犯罪抑制・心の余裕

ひき逃げ等、無保険で保証が無い事による人命救助義務を怠る行為を心理的に抑制する効果が期待できます、本来、そう言う事が無くても人命救助を行わなければならないのですが、善良な人が出来心で心の闇に囚われる事を抑制する効果は絶対に有ると思います。

メリット5

誰でも入れる。

自転車の点検整備と言う要件を満たすだけで、自動車の免許が前提の自動車保険の特約や、その他損害保険の特約としてしか加入の方法が事実上無いような個人賠償責任保険(特約)とちがって、どんな人でも加入でき、最低限度の安心を得られます。

などなど・・・・というメリットがあるんですね。



ViViちゃんにはそもそも購入時からTSマークが貼ってあったんですが、期限が切れていたのです。
 
なにしろかみさんが隣駅まで毎日通勤に使う関係上、かみさん自身も心配ですが、万が一他人を事故に巻き込むと言う事態も心配でした。

なかなか時間が取れずに、そのままになっていたのですが、自宅から直ぐに行けるショッピングセンターに自転車屋がオープンしたので買い物ついでにTSマークに再加入したんですよね。

これでかなり安心感アップです。


でも・・・私の愛車「ラクーン」くんは加入できません(^^;)。

と、言うのも、この制度にも穴があって、私のラクーンの様に余りにも古くて部品交換箇所が多過ぎたり、部品の調達が難しかったり(^^;)(ほぼ、部品扱いはホンダのみ)する自転車は「整備が難しい」って事で加入を断られちゃうんですよね・・・。

ラクーンのボロい部分は細く見れば全部「ボロ」なので、加入するのなら新車買ってね(^^;)って事になっちゃうんです(笑)。

別に日常使用には問題ないんですが、あくまでも「自転車整備のプロ」が「保証する」ってなるとそりゃ当然なんですけどね。
まぁ点検整備に関してはホンダさんと協力して自力で解決してますw。

じゃ、個人的に保険会社の自転車保険に入ろうか・・・って思っても、保険会社は自転車保険から撤退しちゃってて、事実上自転車保険に加入できないんですよね(^^;)、勿論その理由は採算が取れないからです。

後は特約として設定している場合もあるようですが、損害保険の自転車特約も結構厳しい状況にあるようです。


事実上、気軽に入れる専門の自転車の損害賠償保険はTSマークだけって状況なんですよね(^^;)。

そんな訳で、新しい自転車を買ったらTSマークの加入は是非お勧めです。

さて、新しい自転車を買ったらTSマーク、1年ごとに点検整備してTSマーク更新・・・

本来であれば安全確保のためにこう言った制度の啓蒙やPRが必要で、マスゴミはその役目を担う大事なチャンネルだと思うのですが・・・。

ぜんっぜん告知しませんね(爆)。

二言目には実現不可能な 「自転車専用レーン」を連呼してますけどね(笑)。

TSマーク発足は昭和54年からだそうですよ。

日本にはこう言った優良制度がずっと昔から存在するんです。

たかだか西暦2000年辺りから「自転車がエコだエコだ」って言い出した

自転車先進国の皆さん

と、偉い違いだと思いませんかね?

自虐趣味の欧米オナニー大好きマスゴミの皆さんは日本途上国論が大好きみたいですけどね(笑)。

我が家のViViちゃんにはTSマークと防犯登録とBAAマークが付いていて、フルコンプ状態(^_^;)。

正直、こんな細かい制度や品質表示が有るのも日本特有のモノです。

 


<大胆不敵な反戦国家、日の丸印の二輪車転がし環状線を走り抜け、さぁ光線銃を撃ちまくれ>
Posted at 2011/10/25 00:59:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2011年10月20日 イイね!

学のないオッサンでも解る日本と欧州の「じてんしゃ」事情を比べても無意味な訳。

学のないオッサンでも解る日本と欧州の「じてんしゃ」事情を比べても無意味な訳。反日変態マスゴミ連中が最近熱心なのが。

「自転車悪玉論」(^^;)。

ア○ヒ新聞や以前ブログにも書いたテ○ビア○ヒ(自由に文字を入れましょう(笑))を初め、変態新聞では


銀輪の四角<わざとです(笑)。


と言うクソ記事を書いて恣意的な世論誘導を行おうとしてます。


この連中の記事の特徴としては。

「最近自転車の事故が多い」
「自転車は歩道を走っても車道を走っても危険」
「危険な自転車は隔離するべき」
「自転車先進国の欧州では自転車専用レーンの普及が進んでる」
「日本も欧州のマネをして自転車専用レーンの整備を!」


と言う論調が共通してます(^^;)。

私は以前のブログでも、

日本と欧州ではそもそも道路に対する成り立ちや歴史が全く別物で道路状況が違いすぎるので比較しても無意味

と書いてます。

自転車専用レーンなんて無意味な事を端的に目で見て判る事象が有るので今回はそれをお見せしましょう。

さて、自転車先進国として常に名前が上がるのが。

オランダ

です(^^;)。

大概の日本国内自転車バッシング記事には「オランダはこうだ!」とか「オランダを見習え!」とか出てきます。

変態新聞の統計数字もオランダの数字が出てます。

オランダの首都はアムステルダムです。

アムステルダムは自動車の都市部の進入を制限し、自転車通勤を国として推奨している自転車天国・・・
CO2削減に貢献して、エコな国。

と言うイメージが殆どの日本人のイメージでしょう。

日本の首都は東京です。

道路はゴッチャゴチャ、常に渋滞、無謀運転で子供達が常に危険に晒されてる無法都市!
と・・・言うイメージが付いちゃってる人も中にはいるかも知れません。

そんな中で、アムステルダムの様に自転車専用レーンを整備すれば、事故も減り、安全になるし、みんなハッピーじゃんか!
オランダを見習おう!

と思っちゃうのも仕方ないかもしれません。

しかし、そんなのは幻想にしか過ぎません(^^;)。

オランダを手本になんて出来ないし、オランダの施策なんて日本では全く無意味と言う事がバカでも解る画像をお見せしまし ょう。


アムステルダム



東京




こんなに状況が違うのに何を参考にしろと?(爆)。
東京を爆撃して更地にしてやり直せとでも言いたいのか?

ちなみに公平を期すために、同じスケールにしてあります(^^;)。
ただ、Googleマップの仕様なのか、東京の方だけ少し小さく表示されちゃってます。
画面左下のスケールを見れば解りますが、実際には東京の方がこの画面印象よりずっと広いです。

どうもイメージとして東京はラッシュアワーが凄まじく、遠距離通勤でドーナツ化していると言う印象を持ってる人が多いよ うですが、東京は世界でも有数の職住近接都市ですよ。
 
何しろ日本は江戸時代辺りでも車輪の文化を持たず、徒歩の文化です。
ですから仕事も住まいも「歩いていける距離内」であるのが普通でした。
紀元前のローマの時代から馬車がガラガラ走り回っていた欧州とは全く違うんです。

今ですら不動産屋の広告で相変わらず「徒歩何分」(^^;)って言う表現があり、それによって距離感をイメージするのが当た り前のなほどです。

そして、東京は江戸の頃から人口100万都市であり、世界有数の大都会だったのです。

東京を初め、日本の都市は職住近接が下敷きになって交通網を上書きしてます(^^;)。

ドラマJinのオープニングを見たり、「ブラタモリ」等でも時々紹介されていますが、その当時の道がそのまま拡幅されて使 われている事が直ぐに解ります。



そうゆう国民意識の元に、東京の市街地は拡大して行きました(^^;)。

 
ですから江戸時代は田園地帯だった豊島区あたりでもこの有様です。
 


<画像はどちらもGoogle Earth>
そもそも田んぼと畑で何もなかったのに、無節操に住宅街が延々と広がってます(^^;)。
ところが道路などは意外とそのまま残ってるのが解ると思います。

つまり、日本では「車両交通のために計画的に都市設計をする」と言う発想そのものが無いという事を端的に表してます。

別にそれが良いとか悪いとかと言う議論じゃありません、そもそも「歩き」の文化なので発想そのものが無いのは普通のこと です。

さて、「オランダを見習って都市の移動を自転車に、その為に自転車専用レーンを」って言うアホ論議ですが・・・・

最初のアムステルダムと東京の写真を比較して見ると・・・
東京は住宅や商店街やオフィス街や工場地区が複雑に入り組んでいてゴチャゴチャになって延々と広がってます。

何処から何処までが「都市」でしょう?(^^;)。

それすら定義できないような状況なのに
そんな事を考えても無駄

なんです。

<続く>


<見え張って背伸びした型紙を取る、何だっていいんだ とりあえず金になれば>
Posted at 2011/10/21 01:25:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2011年10月20日 イイね!

遂に始まった変態新聞の「自転車悪玉論」(^^;)。

遂に始まった変態新聞の「自転車悪玉論」(^^;)。  痛いニュースでこんな記事が紹介されていました。

自転車の歩道走行禁止、厳格運用…警視庁が安全対策策定へ


その記事の内容は大体こんな感じです。

震災以降、自転車事故が急増、取締件数は信号無視が300件ピストなどの制動不良が661件(!)今後も増える見通しだが、歩道の高速走行や一時停止違反の摘発はないので警察幹部が「黙認と取られても仕方がない側面も有る」と話しているから今後は厳格運用が行われると見られる。

えーと・・・

統計数値が自転車の歩道走行とは全く関係ないし、単に幹部が「黙認してるかも・・・」って言って「厳格運用が行われると見られる。」と記者の予測で結んでいるのに、記事のタイトルは「自転車歩道走行禁止!厳格運用!」ってなってるのが味噌ですね(笑)。

誰も「厳格運用しますよ!法改正しますよ!」とは言ってないのに、恣意的に印象操作が行われてます。

記事内でも突っ込みどころ満載で、

交差点で自転車の事故多発

ってありますが、全交通事故の多くが交差点で起こってます(^^;)。
事故要因を自転車の歩道走行に持っていきたいみたいですが、歩行者だって同じ条件だし、日本では歩行者の死亡率が異様に高いんですよね。
で、歩行者の死亡事故の加害側は殆ど自動車です。
日本は一番の交通弱者である歩行者を一番危険に晒してる国って事なんですよ(^^;)。
自転車云々よりも歩行者の対自動車安全対策を優先するべきなんです。

しかもその後には

昨年2月には渋谷区で歩行中の女性(当時69歳)がピストにはねられて死亡する事故

と、おおよそ歩道走行とは無関係なピスト(^^;)の事故を挙げてたりします。

そして、最後には

「自転車レーンを」

と結んでいるのです。

要するに「自転車レーンの設置」と言う結論有りきで恣意的な誘導が行われているとしか思えません(^^;)。


まぁでも、自転車が歩道走行可能な歩道って言うのは意外と多いんですよね。
そうゆう歩道では逆走もOKだし(^^;)。<逆走に関する規定がなく、標識も双方向に向けて表示されている。
自転車通行可の歩道の延長は6万8992.6キロメートルであり、歩道の総延長15万5786キロメートルの44.2%です。
要するに、必要と思われる部分に関しては殆ど歩道が自転車通行可であり、現行法において何の問題もない場合が多いのです。
更に、のべつ幕なし歩道走行して良い人というのも規定されていて、13歳未満の児童(^^;)、70歳以上の高齢者は歩道での自転車運転を許可されています。

さて、その自転車の運転者が14歳か、68歳か・・・・

どうやって判断するつもりなんでしょう?(^^;)。


警察としても法改正が行われない限り、歩道の総延長の44%を占める「自歩道」の自転車通行を認めざる終えず、デモンストレーション的に一斉指導とかはするかも知れませんが、基本的には

「今まで通り」

ということでは無いかと私は考えてます。
子供のせ自転車の騒動じゃありませんが、流石に警察も庶民の敵にはなりたくないでしょうからね(^^;)。

当然ですが、自転車の歩道走行は「徐行」が基本であり、歩行者優先の一時停止などの指導や教育を徹底するのは大賛成ですし、無灯火や携帯メールでのながら運転など、同時に指導して徹底的に排除して欲しいと言うのは皆の願いであり、その意味で「高速走行や一時停止違反の厳格運用」は是非やってほしい所です。

しかし、そうであれば「歩道走行禁止!」と言う記事のタイトルではなく「自転車のルールの指導・徹底を」とするべきでしょうね(^^;)、ココらへんに変態新聞の恣意的な偏向を感じるんですよね~。

要するに変態新聞は現状で何の問題もない事に粘着して。

問題だ!問題だ!

と騒いでる
んですね(^^;)。


さて、この変態新聞は

銀輪の四角<わざとです

と言う全然回転しないようなアホなシリーズ記事を載せていて、「自転車は危険、自転車専用レーンを作りましょう」と言い続けてます。

大規模な自転車専用レーンなんて日本じゃ無理なんですよ・・・

それなのに「自転車専用レーン」って言い続ける意図は?

そりゃ、整備できないことが解ってるからです(^^;)。

現状自転車レーンが13カ所9キロ、カラー舗装歩道が40カ所37キロ、3年以内に計10カ所31キロを新設する方針<東京都

・・・って感じで、整備できないので「自転車は危険!自転車専用レーンを!」って言う記事は幾らでも書けるし、人命・安全という錦の御旗を立てれば情弱の新聞読者(笑)から賛同も得やすい、しかも自分たちはおまんまが食えるからです。

恣意的な記事を書いて自分たちの利権を確保しようという・・・┐(´д`)┌ ヤレヤレ

ホント変態新聞は廃刊しろ!

この記事読んで警察に切れてる人が多いけど、はっきり言ってこれは変態新聞に対して切れるべき。

私は今後も自転車専用レーンが如何に日本においてダメダメか、ブログに上げて行きたいと思います。


<絶対に信用してはいけない情報がココにはある>
Posted at 2011/10/20 22:25:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記

プロフィール

「アマプラレンタルで「光のお父さん」、会社幹部の父が突然退職し気遣った息子がFF14に誘い込んで元気づけるコメディ、題名も含め自分の状況に合致しすぎて感動したw、ゲームが世代と感動をシンクロさせる感動、劇中の言葉が世相に突き刺さる良作、ゲーム禁止令作る香川の輩に爪の垢煎じさせたい。」
何シテル?   03/22 16:28
ブログは長文が多いですが、強調表示や大フォントだけ読んでもらえれば、大体中身が解るようになっております。 基本的に趣味車持ってないので、ブログ含め車の話は殆ど...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

はらぺこきんたのバイクとか色々日記 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/06/22 08:08:33
 
Hit!Graph 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/10/20 22:33:26
 
NINJATOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/07/26 23:45:53
 

愛車一覧

ホンダ N-BOX N-BOX君 (ホンダ N-BOX)
2017年の6月から、きんた家に来たN-BOX君です。 MPVが年式なりの劣化で故障多 ...
ホンダ クロスカブ CC110 クロスカブ君 (ホンダ クロスカブ CC110)
*注* 長文の上にカブが初めてのため、カブのレビューになってる部分もあります、ご了承下さ ...
ホンダ N-VAN+スタイル ピカチュウ号 (ホンダ N-VAN+スタイル)
発表したときから欲しかったN-VANです。 ギミック満載で、バイクのトランポとして、キ ...
カワサキ Ninja150RR バッタ君 (カワサキ Ninja150RR)
2016年、エコに支配されたCoolな現代日本に、白亜紀の様に暑い国から海を渡って突如上 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation