
ちょっと以前の記事ですが、
ホンダが新型フィットハイブリッドに7速DCTを採用
って言うのが有りました。
私は、遂に来たか!
って思いましたね、
2ペダルMTファンなもの
ですから!(笑)。
何しろ今まで
2ペダルMTって言えば
国産車ではスポーツカーやスポーツグレードにしか採用されて来ませんでした。
MR-Sから始まって、現行では
GT-Rとランエボ、それに一部のギャランに採用されているだけのようです。
それを今度は
ホンダがハイブリッドとは言え
「フィット」と言う庶民に手が届きやすい車に対して採用するというのです。
これは期待せざるおえません!
大衆車・・・という表現は異論があるかも知れませんが、あえて使わせて頂きますけど、大衆車
にこの様な技術が採用されていけば、当然
コストダウンが図られ、普及していきますから。
2ペダルMTはその構造上
「早くて(速いではない(^^;))」「燃費がいい」のは確定ですから、それでなくても燃費の良い
日本車に広く採用されるようになれば、日本車全体の
国際競争力も上がります!
また、そう言った
「お題目」的な事だけでなく(笑)、
VWのゴルフGTIのDSGで遊んだ時の新鮮な驚きと
楽しさは実に感動的で、車を「楽しむ」と言う方向性から言っても、
可能性が広がる話だと思うんです。
車好きは楽しい車に乗りたいですもんね!
道路状況やカーブに応じて、
能動的に変速操作を行なって運転するのは今まで3ペダルの
マニュアル車の特権でしたが、やはり運転そのものを楽しむ状況になるためにはヒールアンドトーやHパターンの物理的な操作など、
訓練と慣れが必要な部分がありましたから、誰でも・・・って言うわけには行きません、更に昨今では
AT限定等の免許制度の壁もあります。
そう言った
「ちょっと難しい」部分を電子制御に任せて、
誰でも気軽にマニュアル走行が楽しめる・・・やっぱり
車って誰にとっても楽しい存在である必要も何処かになければいけないと思うので、
私は2ペダルMTが大好きなんですよね!
誰にとっても・・・って事は
「家族にとっても」って事ですよ(^^;)。
ATモードなら家族とおしゃべりしながら
ミニバンちっくな使い方も出来てしまうってのが、車好き
お父さんにとっても凄い福音だと思うんです。
これもゴルフGTIで痛切に感じました。
その機能をフィットに!
しかも
独自DCTだって言うんだから・・・・
ホンダさん良く決断してくれた!と私は嬉しいです!
これで小さなスポーティカーとか元気なホットハッチとか色々と出てくれると本当に良いなぁと思います。
さて、
大衆車っていえば、その名前自体を
社名にしているフォルクスワーゲン(VW)です。
何度もゴルフ、ゴルフって私も書いてますが、
長年ゴルフは大衆車のベンチマークだそうで、
こんなものがベンチマークじゃ競合各社大変だな・・・と、常に
同情を禁じえません(^^;)。
フィットがDCTを採用して、私も嬉しいのですが、それを考えた時に
「大衆車」にDCT・・・いや、
DSGを採用しまくっている・・・
ほとんどの車種
2ペダルMT採用のVWは凄い!
と思わざるおえません。
特に昨今では
「UP!」と言う最廉価車種にもASGと言う
2ペダルMTを採用し、日本国内でも受注生産ながら
140万円台という
「軽自動車??」っ
て思うような値段で売るっていうのは
なかなかデキることじゃないと思います。
しかも、
国内販売のUP!にはシティエマージェンシーブレーキと言うレーザーセンサーによるアクティブプリクラッシュセーフティ
を全グレードに標準装備!
つまり、脇見運転や漫然運転での低速追突事故を防止したり、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急加速の予防に効果があるって事ですよね。
全グレードに搭載とか・・・こうゆう
判断はホントに凄いと思う。
大衆車と言われるカテゴリで、
惜しげも無く最新技術を投入し、大衆と言う
最も大きな市場顧客に対して貢献するという
姿勢・・・やはり単独で移動する自動車というカテゴリに関しては、
ヨーロッパメーカーに「考え方として」の
何らかの「一日の長」を感じざるおえません。
誰もがこう言った装置を当たり前の様に装備できる社会の実現、悲惨な
交通事故を防止するためにも、
最廉価モデルのUP!に搭載する事は、
普及や社会的認知を高めると言う点において
非常に意義があることだと思います。
いや、ホントに!
更に
UP!はスタイリングもドイツ的なカッコ良さと、
可愛さが混在する
秀逸なデザイン。
最近街なかでもよく見かけますが、
特に後ろ姿が
(>▽<)
って見えるのがカワイイ!!
エマージェンシーストップシグナルで光ったりするそうで、まぁ光ってなくても
「追突注意!(>▽<)!」
って可愛く言われてる感じで
思わず嬉しくなります。
文字で注意されるよりも、ずっと良い感じですよね(笑)。
実は私は個人的に
今年のカーオプザイヤーはこの
フォルクスワーゲンUP!が受賞したら、賞自体に対する認識を変えても良いかな?って思っていたのです(^^;)。
何しろ
iQの受賞の時は本当に顰蹙ものでしたから、10ベストに
UP!の名前が有った時は、
「もしかして・・・」
と淡い期待を抱きました。
でも今年の受賞車は、マツダって事で・・・
ロードスター受賞でも大慌てしたメーカーだそうなので(^^;)、
好意的に捉えていますが、そのマツダのCX-5と言う
SUVだそうで、
「これが評論家が選んだ今年最高の車です」
って言われても、
SUVに興味がなく素人である私は
「・・・ふーん」
と、思うだけですね、ディーゼル云々は最初って訳でもなんでもないし。
勿論、
私はクリーンディーゼルも好きなので、
頑張って売れて欲しいとは思いますが。
思い返せば、
日本カーオブザイヤーは日本車以外受賞しないカーオブザイヤー。
それなのに、
世界・欧州・北米は、開催地域に関わらず、
日本車にも気前よくイヤーカーを受賞させてます(^^;)。
ここで
UP!に受賞させて、
日本の度量を示せば、私の中の個人評価どころか、
国際的な評価も変わってくるだろうに・・・とも思いますが、
そうゆう気持ちになる日本の自動車評論家の方は少数派なのかも知れませんね。
ASGを搭載し、
プリクラッシュアクティブセーフティを「日本仕様だけ」全グレード標準装備した
UP!は、十分
「日本において」評価される必然は有ったと思いますがねぇ、
個人的に。
それでも、完成度がどうのとか快適性がどうのとか「自動車の専門家」から見れば色々と拘る部分が有るんでしょうけどね(笑)。
そうゆう
評論家の方々は結構ヨーロッパ車が愛車の方が多そうですけど?(^^;)。
そんな訳で今回も
日本カーオブザイヤーに対する私の認識が変わることはありませんでした(-_-)。
ともかく!ホンダフィットのDCT採用が2ペダルMTファンとしては嬉しいし、
可能性を感じます。
更に、
VWの凄さを改めて確認できたような気がします。
他の
日本メーカーも技術やノウハウは有るはずだし、DCTに限らず
電動に移行する前に、まだまだやれること楽しいことは有るはず!
頑張れ日本の製造業!って私は思いましたよ。
<ヘイ! (>▽<) ヘイ! (>▽<) ヘイ! (>▽<)>
Posted at 2012/12/21 07:00:35 | |
トラックバック(0) |
駄文 | 日記