まず、この画面をみてほしいです。
上が、君の名は?のテーマ曲、前前前世
下は、同じような感じの、星空のディスタンス。
両方とも終わりまでほぼフルパワーですっ飛ばす曲で、
CDからのアップルロスレス圧縮とほかの条件はすべて同じです。
いつもは曲名を隠すのですが、
ぜひとも聴き比べてほしいのであえて書きます。
赤い線はクリップ。
一言でいうと再生できないレベルの音圧で削られてしまったところ。
前前前世は
海苔音源+クリップしまくりです。
星空のディスタンスはギター、ドラム、ボーカル
それぞれ立場をわきまえていてちゃんと聴けます。
クリップして音をひずませないギリギリの線を狙ってますね。
対する前前前世。
10秒後のドラム・ギターが入った時の音の崩れ
20秒後のボーカルだけのところで少しは落ち着きますが(青くなってる)
50秒後はボーカル・ドラム・ギターすべて俺が主役と主張しあって譲らない。
50秒の譲らないあたりを狙って拡大してみました。見事に上に張り付いてますね。
本来は平地でなくちゃんと山になってるんですがクリップして削られたんです。
イヤホンではまだ聞けますが、カーオーディオに向いているかというと・・・
正直、きつい録音です。
Hi-Fiの意味は「
原音や原画に忠実な再現」
音をよくするというより元の音をしっかりと出すのが主目的。
結果として音がよくなるわけで。
だから、元の音が海苔+クリップしまくりだと、それを忠実に再現してしまうから、
システムをレベルアップして忠実な再現ができるようになればなるほど、
自分がダメと感じる音になっていってしまうわけ。
ハイレゾでなくCDでいいから、
とにかくいい録音の曲を探す。
まずはこれからだと思います。
これについては、
AudaCityなど耳でなく実際に目で見て確認するツールもありますし、
それでなくても、いくつか聞き比べていくうちに、わかってくると思います。
特に、目の前に音の壁ができてしまい演奏者のイメージが見えない曲は要注意。
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Posted at
2017/07/16 22:39:31