
先日コペンでちょい長距離ドライブに行ってきたtakamaro@です
あまり疲れずに運転でき、高速でのハンドリングもしっかりしていて、軽ながら改めて中々の出来の良さを実感
それはさておき私のお世話になってるディーラーにF56JCWの試乗車が入ってきたので試乗してきました
試乗車自体は5月末くらいに入ってきたのですが、ちょっと落ち着いてから平日なら好きなだけ乗っても良いですよ~と担当さんの粋な計らいにあやかり、じっくり試乗させてもらいました
早速の新旧2ショット
こう並べるとスペック上のサイズは少し大きくなったくらいですが、ボンネット高が高いのも相まってスペック以上に大きく見えますね
ちなみにこの試乗車には”John Cooper Works Pro エアロ・ダイナミック・アップグレードキット”なる物が付いていて、
フロントサイドのリップスポイラーと
リアのディフューザーとリアサイドのリップスポイラーと
リアウイングの後ろにフィンが付いて計162,000円なり
リップや羽根のフィンは要らないけど、ディフューザーは元のバンパーの形状がイマイチなんで私的には必須かなw
それから18インチのオプションのホイールも入ってます(140,000円)、ディーラーの人曰くノーマルの17インチがあんまカッコよくないので、、、だそうで、他のディーラーの展示車や試乗車にもこのホイールやたら付いてますね
私的には
ブレーキがフロントローターが318mmから330mmに拡大して、キャリパーも多分同じ4Potですがデザイン変更されてるのが注目
ローター径拡大は単純にストッピングパワー増大に繋がるのでいいですわ、このクラスの車にはもう充分すぎるサイズでしょう
ただこの18インチでもキャリパーとのクリアランスが少ないので、17インチだとホイールが限られてくる可能性がありますね、タイヤ代ケチるなら17インチで行きたいとこですからw
ちなみにリアはキャリパーのデザインは変わってますが、ローター径は旧型そのままっぽいです
内装もJCW専用のシートが装着されててさらにオプションの”ダイナミカ・レザー・コンビレーション カーボンブラック”になってます
カタログもこのオプション装着状態の写真しかないので標準のがどんなのか判らないのですが、オプションのお値段307,000円は高すぎw
とまぁオプションの点数は少ないですが合計609,000円!!となかなかの金額wオプション商法健在ですねw
前置きが長くなりましたがROAD IMPRESSIONへ
というわけでF56 JCWをいつもの山坂道に持ってまいりました
何分素人なので間違い、勘違い、思い込みがあると思いますがご了承ください(笑)
運転環境ですがまずR59から乗るとシートポジションが高くなってるのですが、それ以上にボンネットが高くなってるので、必然的にダッシュボードも高くなり、そのおかげで見切りが悪くなっていて、そびえたってるようにさえ思います
ポジション高いのに見切りが悪くなっているという不思議な感覚に
シートも見た目は最高にカッコよくて触った感触や硬さもちょうどいいのですが、ホールド性は見た目ほどには感じず腰やふともも辺りも少し緩め、クーパーSのスポーツシートのホールド性と同等くらいですかね
R59のスポーツシートよりかは当然上ですがw
内装の質感は文句なしの上質な感じ
今回の目玉のヘッドアップディスプレイにタコメーターが追加されていて、正直使えない元々のタコメーターの代わりにはなりました、これはいい感じです
動力性能ですが今回の試乗車はATなので比較するには違いがあるのですが、まず排気量が増えてる恩恵で全域での加速が速くなってます
高速での再加速の踏みなおしやコーナー立ち上がりなども素早く反応しますし、クーパーSからタービンの変更がされてるみたいなので、上までタレずにきっちり加速します
R59と比べたらフラットトルクですが、絶対トルクが増えてるのと、どの回転域からでもレスポンス良く加速していくので、スペック上では20馬力程UPですが何をしても速ぇ~なこれって感じですw
ちなみに排気音はかなり控えめで、スポーツモード時のパンパン音も控えめになってましたw
ブレーキもノーマルパッドでもガツンて踏んでも等間隔にきれいにグググって良く止まってくれるし、ペダルタッチや剛性感も不満ないですね、車重は増えてますが制動距離は短くなってそうです
シャシー性能ですがまず乗り心地がいいですね、あまりダンパー締め上げて無い感じで、結構初期からダンパー動くので、微小入力も抑えてくれてる感じなので街乗りも不満ないですね
ただ乗り心地に関しては私のR59やコペンはガッチガチの方なので不感症になってる可能性がありますw
その代わり山坂道だとロールは少し多めで、初期から規制されててロールも少な目なR56系JCWからだと結構上屋が動く印象
ただステアを少し切ったら俊敏にフロント反応する、俗に言うゴーカートフィーリングて言われてるとこのはJCWの特徴引き継いでます
コーナーの進入ではキュッとノーズの向き変わってから上屋が動いてヨレながら外に膨らんでいく感じで、R59のノーマルの時のやたらリアが出ていた感じとはずいぶん違う印象
それからコーナー立ち上がりでグイグイ踏み込むと何かフロントに制御入ってる感じが、これがEDLC(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール)なんですかね?おかげで外に膨らみそうでもそんなにアンダー出ずに曲がってくれます
結果的には色々動くけどトータル的には良く曲がって、上記の動力性能も相まってコーナーはかなり速いです
タイヤがピレリのCINTURATO P7ランフラットなのですが、グリップはそこそこっぽいですがランフラットの割にはサイドがヨレてる感じなので、タイヤ変えるとここら辺の感じも変わるかも
ちなみにボディは軋む感じもヨレる感じも皆無、剛性(感)は問題無し!!ここも流石新型
とまぁこんな感じで山坂道から帰ってディーラーに感謝しながら帰宅しましたが、上質にはなったけどやんちゃ度が減ったかなぁと前にF56クーパーとSに乗った時思いましたが、JCWも基本は同じ方向でしたが、しかるべき場所や速度に持っていくとそこはJCW ちゃんと走りに答えてくれますし、間違いなくR56系JCWより速くなってます
新型をセントラルサーキットに持ち込んだら、ノーマルでも2~3秒は私のR59より速くなるんじゃないかなぁ
なかなか良い物に試乗させてもらいましたw
ちなみに私のMINIは今修理先を模索中です(汗)