F1中国GPの金曜フリー走行2回目のセッション中にひとりの男性が侵入し、ピットストレートを横切って逮捕されるというハプニングがあった。
男性は、ピットストレート脇に設置されている約3mのフェンスをよじ登り、タイヤバリアを飛び越えてF1マシンが走行しているサーキットに侵入。
フォース・インディアの一台が最終コーナーを通過する頃にピットストレートを横切り始め、ピットウォールに飛び込むと、フェラーリのガレージに向かったところで警備員に拘束され、警察に引き渡された。
グランドスタンドの観戦チケットを保持していたこの男性は「マシンを運転してみたかった」と語ったという。
FIAは、サーキットオフィシャルとともに今回のインシデントを調査中だとしている。
これは見てたので知ってますが、「マシンを運転してみたかった」と語ったって何なんですかねww
ここでサクッと現実的に考えてみましょうか。
まず、今のF1にはトラコンがありません。思いっきりホイルスピンしますw
ホイルスピンの主な原因は、駆動軸の荷重と接地面積に対するトルクですが、今のF1はターボと相まって強烈です(たぶん)。そんな車を俺等が乗ってまともに加速させられるとは思えませんw まぁホイルスピンしても猛然と加速しちゃうけどw
次にブレーキですが、カーボンブレーキです。まともに効かせるには作動温度がありますが、適正温度だった時の制動力は尋常じゃないですw
そして今のF1にはこれまたABSがありません。思いっきりロックしますw
余談ですが、F1のエンブレは国産スポーツカーのフルブレーキング並だそうですw
パワステ付いてるとは言え、タイヤはスリックだから路面に遊ばれるし、超軽量な車体と強烈なダウンフォースにより、車はとんでもないスピードで動きますw乗用車みたいな遊びなんて一切ありません。
そしてマトモに転がそうとしても色んな方向から強烈なGが掛かります。
減速時のGは息が出来ないほど強烈で、目ん玉飛び出るかと思うそーですw
この辺は戦闘機の感覚です。常人ならあっという間に気絶かゲロしますw
ちなみにF1と言うスポーツは、中距離走の心拍数で2時間も走るスポーツです。そんな状態で細かい事アレコレ考えながら走るんだから、あいつ等人間じゃねーよw
まぁ素人は大人しくカートくらいで満足しとけって事ですね。
F1も車載映像見ると簡単そうに転がしてますが、簡単そうに見えるのはそれだけ車もドライバーもスゲーって事です。どのスポーツでも上手い人ほど簡単そうに見えるモンです。不思議ですね~。
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モータースポーツ | 日記
Posted at
2015/04/11 08:12:05