2013年04月30日
車を買う際に皆さん気にする燃費。だがカタログ値の距離なんて基本走らないと言うのは常識ですね。
そこで燃費に関する個人的なお話したいと思います。遠出に限らず出かける事も多い時期だしね!
1.測定について
皆さんはどーやってカタログ値の測定やってるか知ってますか?
シャシダイでやるんですよ!
空気抵抗などの走行負荷も一応掛けるそうですが・・・(どーやって??)
実際に街乗りする訳では無い以上、実際の数値なんて出せる訳がありません。しかもメーカー側は測定時に都合の良いような仕様で作ります。ギア比とかね。
架空の設定が現実に合う訳もなく、ましてや乗る人・乗り方で大きく変わりますからね。快適装備の使用とかもあるし。
こーやって差が生じる訳ですぅ。
基準についてはちょっと前に10・15モードからJC08モードに変更されましたね。
ざっくり言うと『条件がより厳しく、現実に近い物になった』って事です。たとえば前者は暖まってからの測定でしたが、後者は始動直後の濃い状態でスタートします。他にもイクツかあります。
それでもかけ離れた数値である事は変わってません。
Dラーの人だって売るときは『実際は何㌔くらいです~』って言って、カタログ値なんて無視です(笑)。
こんな状態でカタログに燃費を載せる意味があるのだろうか?タイヤのラベリングみたいにABCでいいのでは?
2、実際の走行について
さて、実際の走行と↑のテストでは具体的に何が違うんでしょうねぇ~。こっからは私の主観的な話が多くなります。
まず多くの人が燃費のいい走り方やメンテを分ってないと思います。
具体的にどーすると燃費が良くなるのか・・・。ハッキリと答えられない、もしくは答えられても実際にはやってない人が殆どでしょう。そんなんで燃費燃費騒ぐのは他力本願過ぎでし。
『無駄なアイドリングをしない』が一番有名ですかね?
走り方もあります。『アクセル開度を抑える』と言うのが個人的には有名です。でも分かってても実践出来ない人が殆どです。なぜ実践出来ないかと言うと、車と対話してないからです。アクセル開度を抑えるというのは負荷を抑えるとほぼ同義でしょう。車の負荷を抑えて走れば自ずと消耗は抑えられます。ブレーキやタイヤだってそうです。無駄な減速や蛇角(修正蛇)はタイヤとブレーキの消耗を早めます。アクセルが荒い人、ホント多いです。
走りがテキトーでなんとなくで走ってるから燃費も悪くなるし、車両感覚も一向に上がらないんです。軽で四隅に傷付けてる人、個人的にありえません。初心者か?って話です。なんとなく走れてしまう車が増えて来たのも原因でしょう。
そしてそんなわがままでバカな客の為に最近の電子スロットルはレスポンスを悪い設定にしたり、ATばっか作ったりしてる訳です。こーなるとますます対話出来なくなりますね。
さてメンテですが、最近はセルフのスタンドが増え、セルフしか使わない人も多い世の中です。そしてその中の何割かは『燃料さえ入れてれば走る』と思ってます。死んだ方がいいですね。あなたは親に食事させてもらった記憶しかないんですか?と言ってやった所でこーいう人には意味無いんですけどねー♪(怒り)。
さてさてメンテナンスには金の掛かるものと掛からないモノがあります。
掛からないモノの代表は『空気圧』ですね。1ヶ月で0.1㌔抜けるって知ってました?タイヤの空気圧は0.1㌔で結構な影響があります。毎月~2ヶ月に一回は必ず見ましょう。それが嫌なら多く入れておきましょう。
空気圧はタダで出来るセッティングです。コスパで言えば最強かもしれません!
そしてタイヤの片磨耗も抑えられてライフアップ!改めて重要性を感じますね。
金の掛かるモノで代表的なのはエンジンオイルですねぇ~。ま~これは金を掛けた分燃費で取り戻せるのかと言われると微妙ですが・・・。それでもきちんとオイル交換してる車は処分する時に価値が違いますから、損は無いと思います。ちゃんとやってない車は分るんですよ・・・。分る人が見れば・・・。
ちなみに・・・。最近のエコカーのカタログ燃費は、0W-20や5W-20のオイルを入れるのが前提です。安物の10W-30とかじゃないんで、そこ間違えないように。
タイヤもプリウスとかは燃費AAAのタイヤを履いているのが前提です。
もちろんこーやって燃費にいくら気を使おうとカタログ値には届きません。信号の無い道路を走らない限りはね。でも足しにはなります。
3.おまけ
プリウスなんかはバンパーのインテークを塞いだりして、エンジンが冷めないようにするとOFFの時間を増やせるらしい。
でも最近はモーターがヘタって来た車が多いらしく、蓄電量が原因で常にエンジンONの車もあるようですww。10年・10万㌔を目安にバッテリー交換しないとダメらしいですので、プリウスユーザーの方はチェックです。
ちょっと考えれば分る話なのに、クレームが多いそうです。『説明が無かったから知らなかった』と。消費者って奴はどーしてこうもわがままなんでしょうか。今のデフレ社会でサービスを充実させるのがどれだけ大変か考えろぃ。
きっとこういう人はアメリカで猫を電子レンジで乾かそうとした人の話(都市伝説だけどねー)をバカにするんでしょうね。こーいうのを『猿の尻笑い』と言うんですよw
ちなみにプリウスはがんばれば30㌔/L走らせる事は可能だそうです。チャレンジしたい人は更に調べてみるといいですよ。
4.まとめ
ぶっちゃけ燃費のいい車ってのは
なるべく小排気量で軽量かつトルクウェイトレシオのいい車
だべ?
さからメーカーが今やらなきゃいけないのは軽量化だろ。衝突安全ボディーの所為もあるが、重量増えすぎ。なんとかしろ。
あと、意味も無くタイヤ(ホイール)サイズ上げすぎ。消耗品に対する出費が増えんだろ。最終的に金無くてズルズルタイヤで走るバカが増えるだけ。タイヤメーカーの策略か?
そんな訳でちょっと為になるかもしれない話でした。
最後まで読んでくれた人はサンクスですぃ~。
Posted at 2013/04/30 11:43:48 | |
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