
今月末でアテンザXD納車から丸2年になります。
美しいデザインと強大なトルクの乗り味に惹かれ、
運転スタイルもこの2年間で随分変わりました。
我ながら、こんなに変わるとは予想外。
免許取得以来の運転歴は長いですが、運転経験
走行距離はあまり長くなく、特にここ十数年は
控えめ。自己流があまり固まってなかったかも。
この2年間の運転スタイルの変遷を振り返ってみます。私と似た状況にある人の参考になるかも。「ふーん、そんな捉え方、取り組み方もあるの〜」と。(^。^)
私が辿った運転スタイルの変遷
i-DM 加速度変化をひたすら滑らかにする、自分なりのi-DM流。
↓
i-DM & G-Bowl風味 i-DM流に加え、旋回中に横Gが目標Gを越えないことを心掛ける。
↓
G-Bowl 減速Gー旋回Gー加速Gの繋がり重視。i-DM流の操作は無視。
↓
G-Bowl & i-DM風味 減速Gー旋回Gー加速Gの繋がり重視に加え、
〈今ここ〉 i-DM風に加速度変化の「入り」と「抜き」をマイルドに。
私が思うに、最初に覚える(取り組む)のは G-Bowl の方が分かりやすく合理的です。
みんカラブログを見ていても分かるように、i-DMはとにかく分かりにくく迷走しがち。
i-DMを「優しい丁寧な運転」と捉えてやるなら良いのですが、これで運転技量を高めようとか、ワインディングでもi-DMを基準にしようとすると、とてつもなく遠回りするか、速度をうーんと抑えるか、あるいは挫折します。ちなみに私は
ワインディングに適用してくじけた挫折組です。 (^^;;
G-Bowl練習で心掛けた加速度変化は
シンプルな台形パターンが理想でした。でも、無意識にi-DM流の習慣(滑らかに変化させる)があちこちに出る。意識して減速/加速のパターンからその習慣を排除しようと努めました。そうしないと「尺を合わせる」や「目標G以内に抑える」がやり難い。コーナー手前の減速Gはサッと立ち上がる台形パターンを心掛けないとタイミング(尺)が合わなくて苦労します。
今はG-Bowl練習をベースに i-DM風味をまぶしてます。シンプルな台形パターンは加速度変化に角が立ち、i-DMはラフな運転(白ランプ点灯)と判定します。基本の加速度変化の骨格はG-Bowlの「Gが揃う」を心掛け、加速度変化の「入り」と「抜き」を少しマイルドに i-DM風に。しかしi-DM(青点灯やスコア)は基準にせず、自分の体感を基準にします。こうして加速度変化の「入り」と「抜き」をマイルドにするフィレットで角を丸めます。それもなるべく小さく。マツダ謹製i-DM判定マップ(青点灯)やスコアを基準にせず、自分の体感感覚で好みに合わせるところがi-DM風味です。
i-DM青点灯やスコアに拘ると、
フィレットをやたら大きくして加速度変化の骨格が見えない、綿菓子みたいにフワフワ甘い走りになります。同乗者には乗り心地が良く隣ですやすや眠れますが。そもそもマツダが万人向け普段の街乗り用に作った判定基準を、きついワインディングにまで当て嵌めるのは土台無理があります。車酔いする人を乗せてわざわざきつい旧道峠道を走りますか? 気楽に走れる新道バイパスを走るでしょう。i-DM青点灯や高アベレージ維持に拘ると走る道を選ぶということです。
まとめると、私にとってはG-Bowl(Gが揃う運転)が土台で i-DM風味は上にまぶすパウダーシュガー。G-Bowlが下地の造形なら i-DMは表面仕上げ。それもツルツルの磨き加工。取り組む順序をつけるとしたら… 分かりますよね。 i-DMから出発すると、基本の形が出来ていないままツルツルに磨きを掛けてどーするの〜?ってことです。私のように磨きは一旦休止して、土台の形から作り直して、また磨きを掛けますか。
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G-Bowl | クルマ
Posted at
2015/03/08 12:36:33