想いはこのタイトルに尽きます。
1コーナーだけでなく区間やコース全体に渡って
グラフを見渡したい。
そこでログをこんなふうに眺められるツールを
作ってみました。
同じ様な視点でログを見たい人やこんな見方も
あるのかーと参考になるかと思い、紹介します。
コース全体に渡るグラフ

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拡大図
グラフは個々のグラフと加速度方向(前後/左右)の切り替わりが関連付けて見られる様に分けてみました。これは一例でアイデア次第で様々な見方ができます。
コース全体に渡るボール軌跡

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拡大図
昨年10月奥多摩周遊道路を奥多摩湖から風張峠まで登り約15分(
動画)のログです。最終的にはこの1枚のチャートになります。
ここに至る状況を逐次追えるように1分間隔のチャートを添えてます。
コース全体を見渡すだけでなく、気になる特定の区間やコーナーも見たいなー。全体から素早く見たい部分に注目することも。グラフ表示スタイルはG-Bowlアプリに似せてみました。X,Y個別と合成を1つのグラフで判別できます。

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拡大図
より詳しくグラフを見られる様に、G-Bowlアプリスタイルではなく、実測値の正負をそのままプロットしたグラフも。XY合成Gの大きさ(グラフ)と方向(色)を重ねてみたけど、いまいち直感的に読めなくてもうちょい分かり易い表示方法がないか思案中。注目している区間のマップを連動表示できたらすごく便利。でも私にそんな技量が無くて、座標だけ表示しておくからコピペして他のアプリで開いて。(^^;

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拡大図
ログをCSVファイルに書き出して、Mac/iOSデバイス用の表計算アプリ(
Numbers)でグラフ化してます。Numbersは有償アプリですが、Apple IDをお持ちのG-BowlユーザーはiCloud版Numbersが無償で利用できます。つまり紹介したツールのテンプレートを利用してユーザー自身のログを見ることが
一応可能です。
「一応可能」と断わるのは非常に動作が遅くておよそ実用にならないから。(^^; 最近のMacやiPhone6の有償アプリではグラフ書き換えの待ち時間が数秒程度ですが、3年前のiPad3では30秒ほど、無償のiCloud版になると最初開くのに3〜4分待ち、グラフ書き換えに30秒〜2分くらい幅があって予測不能。(^^; 全体を見渡すことはできても、部分を詳しく見るのは実用的でない。
とりあえず今回は概要の紹介まで。詳しい内容と使用例はまた追って紹介します。
ツールを作るに至った背景を書いておきます。
G-Bowlアプリのグラフ横軸スケールをどれくらいにしてますか?
ふだん測定中は20秒がほとんど。ログを見るときは時間軸を圧縮してまずは全体を俯瞰。Gの不揃いやオーバーを見て、次にヨーレートの傾向を見るには長くても60秒くらいじゃないと波形が読み難い。個々のコーナーや波形を詳しく見るには20〜30秒。連続コーナー区間は60秒間くらいの波形を詳しくみたい。なのでブログにアップする時は20秒のグラフを
3〜4枚繋いで貼ったりしてます。
以前からログ全体を波形が読める形で俯瞰したいなーと思ってました。iPhone画面では無理でもデスクトップで全体から部分までグラフを詳しく見たいなー、そんなログ解析ツールがあったら良いなー、と無い物ねだり。
G-BowlアプリがアップデートしてログをCSVファイルに書き出す機能を備えたのは渡りに船でした。欲しいなら自分のできる範囲でやってみよう! 以前から欲しかったし、せーろーさんから
楽しげな企画を聞いて、私ならこんな機能が欲しいなーとアイデアを描いたのがきっかけ。GBLさんには区間やコース全体のボール軌跡にドライバーのくせや運転傾向が見て取れることを教えてもらいました。
試作前の実験のつもりが、いじってるうちにこのままプロトタイプかなー? 事例としていくつかのログを見ているうちに、あれもこれも見たいと欲が出て際限無く拡張変容しそう。😄
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Posted at
2016/01/21 17:12:59