ここ10日くらい、フォルクスワーゲンがニュースを賑わせています。
何でも、ディーゼル車のアメリカの排ガス検査用に、走行パターンからテストと判断すると窒素酸化物を抑えるプログラムを予め組み、規制逃れをしていたんだとか。これを取り除く触媒が高価なのだそう。
アメリカマーケットで販売を伸ばすべく、低公害車を売り込む必要があったのでしょう。
そもそも、新車の半数以上が軽油車のディーゼル大国ヨーロッパと、日本、アメリカは排ガスの規制が違うようです。後者はより厳しい。
だから、マツダがきっかけを作ったディーゼル人気の中、ヨーロッパ車でも簡単にはディーゼルラインナップを増やせないのです。
ちょっと聞きました。
メルセデスは昔からCDIというディーゼルグレードを展開しているけど、随分と割高。
なのに、メーカーによっては差額が小さく、よくあれで日本の排ガス規制をクリアできるなぁ と。
本来ディーゼル車の排ガスを綺麗にするには、技術とコストがかかるようです。
そんな中、メルセデスはCクラスにディーゼル車を追加しています。
たしか今月初頭。
何でも自粛すればいいわけでなく、自信があるなら出せばいいと思います。
それでなくても自動車業界全体が疑わしい雰囲気になっているので、今は様子見を、、、
となりがちですが、こんな時こそ業界を盛り上げなくては
ここ10年で販売台数を倍増させた世界トップクラスの自動車メーカーとして、今回の件によるイメージ失墜は大きいと思います。
日本法人の庄司社長さんという方も辞められ、いろいろあるんだと想像つきます。
けど、長らく日本で一番売れて来たブランド。
ゴキゲンワーゲンのポップなどは即座に取るよう指示があったようです。
流石がに、今はゴキゲンとは言わない方がいいですよね
いいクルマ作るのに残念です
中国でシェアを伸ばしていたので、中国経済の減速とのダブルパンチ。
アメリカの制裁金とリコール対応、今後の訴訟賠償はトリプルパンチ。
日々一生懸命販売して来たディーラーの方々が気の毒でなりません。
メーカーの人は、その裾野の広さと責任の大きさを今一度理解し、目先の利益追求が、とんでもなく大きな損失を生むことを、肝に銘じて欲しいと思います。
だってこれ、ディーラーの責任ではないですから。
Posted at 2015/10/04 15:47:38 | |
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