はやくも、先日のツインフルコースのリベンジ日取りが決まりまして、
3/2にとある走行会にお邪魔します。
え?ホイール?( ゚д゚)
最悪、リアだけ7.5Jの107Mに組み換えりゃええやろ!w
ってな感じで、最近は全開でクルマのターン中(笑)でガンプラと読書が下火になっておりまして、
ぶっちゃけ今月の読書は完全に惰性のヤッツケ仕事w
本棚に並んでる既読の中から引っ張り出してきて読みました。
デイヴィッド・ダフィ 『KGBから来た男』 (2011)
原題『Last To Fold』
なんと6年前(2015.11)に読んだモノの再読。
一部主要キャラのネタバレ関係だけなぜかハッキリ覚えているだけで、あらすじも殆ど忘れてるw
基本的にはエンターテインメント小説でありながら、かなり複雑なプロットでロシア政界の暗部へメスを入れる。
エリツィン失脚からプーチン台頭に至るキッカケになったとある事件を鍵に、フィクションなんだろうけど「あの国なら有り得る…」という話。ま、中国も同じだろうけど。
国家ぐるみでテロ事件を手引きし、それを敵対国の犯行ということにして “強いリーダー” を押し上げる。
…まぁ、よくある話っちゃそうなんだけどね。
その “秘密” を巡って、ニューヨークで元KGBの人間3人が三つ巴で繰り広げる陰謀劇。
なのだが、最初は全く違う事件から始まり、なかなか事件の全貌は見えてこない。
緻密なシナリオながら、エンターテインメント的事情で「あ、説明ハショったなw」と感じる所もたまにあるw
まぁ、そのキャラに語らせる方が分かりやすいしページ数節約になるよね、みたいな。
ロシア流の荒っぽい発言が、“西側” の価値観に浸かった我々になかなか刺激的。
イーデン・フィルポッツ 『だれがコマドリを殺したのか』 (1924)
原題『Who Killed Cook Robin?』
こちらも2016.2の再読。
去年1年間新作Onlyだったので、再読もやっていこうかと。(`・ω・´)
…というのは半分言い訳でw 最近本屋行くのが面倒臭いw
ほぼ100年前の(語弊を恐れずに言えば)実にローテクな時代の牧歌的作品。
ハイテク要素一切無しなので、ある意味平和。
しかーし、ストーリーの方はなかなか戦慄のサスペンス。
特に前半、主人公が一番ハッピーな状態からどんどん落ちていく様はなかなかの鬱パワーで頁をめくる手が重くなる。
とはいえ、初めて読んだ時より話が短く感じて、鬱パワーwも「あれ?こんな程度だったっけ?」と思った。
トリックがわかってるから、そっちの伏線に意識が行ってたからですかね。
なんちゃら100選にもなってた名作なのでオススメです。
ハイテクな現代に疲れた大人に是非。
あ、でも、奥さんに何か隠し事をしている人には心臓に悪いかもwww
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Posted at
2022/01/31 16:00:14